フラワーデザイン(flower design, floral design、フラワーアレンジメントと呼ばれることもある)とは花を用い、ある対象について、良い構成を工夫し、配置・配列・編成すること。
これらを業とする人をフラワーデザイナー(flower designer、フラワーアレンジャーとも)と呼ぶ。花のみでなく植物の茎、葉、根などを用いることもある。デザイン(応用美術)の分野のひとつである。
概要
花卉意匠(フラワーデザイン)と花卉装飾(フラワーデコレーション)とでは正確には意を異なるが、花卉装飾はフラワーデザインに含まれることがほとんどで、両者は密接な関係にあるといえる。また、園芸装飾についても同じことが言える。
2000年代に入る頃まで、殆どの英語圏においてフラワーデザインという言葉の意味は、新品種を育種・改良することを示す言葉として認知されており、日本以外の国では通じない和製英語であったが、近年ヨーロッパやアジアにおいてもようやく理解されるようになってきている。
国内には代表的なフラワーデザイナーの組織として、文部科学省と厚生労働省が認可する社団法人日本フラワーデザイナー協会 (NFD) が1967年に設立されている[1]。また、世界的なフラワーデザイナーの組織としてWAFA (World Association of Flower Arrangers) が1981年に設立され、3年ごとに世界大会が開催されている[2]。
主要なフラワーデザイナー
日本
- 大正~昭和前期(黎明期)
- 昭和中期
- 池宮妙子(東京フラワー・アカデミー)
- 内山錦吾(名古屋フラワーデザイン教室)
- 内山ゆり(名古屋フラワーデザイン教室)
- 大石寛
- 笠原貞男(笠原貞男フローラルアートスクール)
- 後藤一郎(ゴトウ・フローラル・デザイン教室)
- 澤田俊夫(草楽園教室)
- 鈴木玉次
- 鈴木雅晴
- 関江重三郎(東京フラワーデザインセンター・日本フロリスト養成学校)
- 多木金策(シルベスターズ・フローラル・アートスクール)
- 西富春男
- 平井英祐(西日本フラワーデザイン教室)
- 平井喜代子(西日本フラワーデザイン教室)
- 平田良三(平田フラワーデザイン教室)
- マミ川崎(マミ・フラワーデザイン・スタジオ)
- 村田ユリ
- 深野直治
- 柳本俊雄
- 山家直之助
- 山本晃(第一園芸)
- 昭和後期
- 平成以降
海外
日本で活躍する主要な外国人デザイナー
- 鄭敬日
- 鈴木エレナ
- ドリーン・ローリン
- ニコライ・バーグマン
- レン・オークメイド
- ローラン・ボーニッシュ
- シリル-ルヌー
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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