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1947年のアメリカのアニメーション映画 ウィキペディアから
『ファン・アンド・ファンシー・フリー』(原題:Fun And Fancy Free)は、1947年9月27日公開のディズニー作品である。ディズニー長編アニメーション第9作。日本での1954年公開当初のタイトルは「こぐま物語」(大映配給、『第一話 がんばれバンゴ』、『第二話 巨人征服』。『ビーバーの谷』が併映)。テレビ放映、ビデオなどでは長らく『子ぐま物語』の題が使われてきたが、後に現在の映画名に改題された。
ファン・アンド・ファンシー・フリー | |
---|---|
Fun and Fancy Free | |
監督 |
ウィリアム・モーガン(本編) ハミルトン・ラスク(アニメ) ジャック・キニー(アニメ) ビル・ロバーツ(アニメ) |
脚本 |
ホーマー・ブライトマン ハリー・リーヴズ テッド・シアーズ ランス・ノリー エルドン・デディーニ トム・オレブ |
製作 | ウォルト・ディズニー |
出演者 |
エドガー・バーゲン ダイナ・ショア |
音楽 |
チャールズ・ウォルコット ポール・J・スミス オリバー・ウォレス エリオット・ダニエル |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・プロダクション |
配給 |
RKO 大映 |
公開 |
1947年9月27日 1954年8月9日 |
上映時間 | 73分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | メイク・マイン・ミュージック |
次作 | メロディ・タイム |
世界各国の公開年については、シンプル英文版「Fun and Fancy Free」も参照。
戦時中スタジオを移している時、製作されたオムニバス・シリーズ6作のうち第4作に当たる。
上記2作を収録。繋ぎのシーンでは、『ボンゴ』の案内役を『ピノキオ』のジミニー・クリケットが、『ミッキーと豆の木』の案内役を腹話術師のエドガー・バーゲンと『南部の唄』のヒロインを演じたルアナ・パットンが務めている。
サーカスで育った子熊のボンゴはショーが終わるたびに乱暴に扱われ、冷たい檻の中で眠るという生活に嫌気がさし、サーカスから抜け出して森の中で生活をすることになる。そこで出会ったメスの子熊・ルルベルと恋に落ちるが、森の熊のしきたりを知らないボンゴは愛情表現がうまくできない。そのうちつけ込まれ、ボンゴを妬んだ乱暴者のオス熊・ランプジョーに彼女を取られてしまうことに。ボンゴはルルベルを取り戻すため、サーカスで鍛えられたショーの技で単身ランプジョーに立ち向かう。
自然豊かに活気あふれる村、しあわせ谷(BVHE版では「幸福の谷」)。この村の宝物は何といっても丘にそびえ立つ城にある一台の魔法のハープの歌声であった。だがその時間は長くは続かず、一瞬にして崩れ去る。ある日突如城が黒い影に覆われ、同時にハープはどこかへ消えて無くなってしまった。ハープの歌声を失ったことで作物は枯れはて、川は干上がり、地獄と化した。
村の住民の一人であるミッキーマウスは仲間のドナルド、グーフィーと共に残り少ない食料をごく少量ながらも分け合いながらなんとか苦難を乗り越えてきた。しかし、空腹に耐えかねたドナルドが混乱してしまい、挙句には乳牛に噛り付く始末。悩んだ末にミッキーは乳牛を町へ売ることを決意する。
その夜ご馳走を期待していたドナルドとグーフィーであったが、ミッキーが持ち帰ってきたのは豆だった。ドナルドとグーフィーに魔法の豆であると伝えるミッキーであったがさすがにドナルドは信じてもらえずその豆を投げ捨ててしまい、床に空いていた小さな穴に全て落ちてしまった。そしてその夜、その豆にある奇跡が起こる。
本作のビデオは様々なバージョンが制作され、日本でもそれぞれに新しく吹き替えが録られている。
役名 | 原語版声優 | 日本語吹き替え | |||
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TBS放送版[1] | ポニー・バンダイ版 | BVHE版[2] | WOWOW版 | ||
ミッキーマウス | ジム・マクドナルド | 太田淑子 | 後藤真寿美 | 納谷六朗 | 青柳隆志 |
ドナルドダック | クラレンス・ナッシュ | 山崎唯 | 関時男 | 山寺宏一 | |
グーフィー | ピント・コルヴィッグ | 八奈見乗児 | 小山武宏 | 島香裕 | |
ウィリー | ビリー・ギルバート | 熊倉一雄 | 内田稔 | 西尾徳 | 西尾徳 (田中英樹) |
ハープ | アニタ・ゴードン | 横沢啓子(台詞) ペギー葉山(歌) | 下川久美子 | 勝生真沙子 | 岡村明美(台詞) 戸田恵子(歌) |
ジミニー・クリケット | クリフ・エドワーズ | 熊倉一雄 | 内田稔 | 肝付兼太 | |
エドガー・バーゲン | エドガー・バーゲン | 羽佐間道夫 | 久米明 | 大木民夫 | |
チャーリー・マッカーシー | 牛山茂 | 小室正幸 | |||
モーティマー・スナード | 吉水慶 | 島香裕 | |||
オフェリア | 熊倉一雄 | 唐木ちえみ | 大木民夫 | ||
ルアナ・パットン | ルアナ・パットン | 横沢啓子 | 下川久美子 | 岡村明美 | |
ルードヴィヒ・フォン・ドレイク | ポール・フリーズ | 大木民夫 | 沢りつお | ||
ハーマン | 松本梨香 | 阪口大助 |
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
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