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1984年の任天堂のビデオゲーム ウィキペディアから
『ピンボール』 (Pinball) は、1984年2月2日にファミリーコンピュータ (FC) 用ゲームとして、任天堂より発売されたピンボールゲームである。アーケード版(任天堂VS.システム)も存在した。FC版は2006年12月よりWiiのバーチャルコンソールで、2013年10月よりWii Uのバーチャルコンソールで配信している。
ジャンル | コンピュータピンボール |
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対応機種 |
ファミリーコンピュータ (FC) 対応機種一覧
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開発元 |
任天堂研究開発2 ハル研究所 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー |
山内溥(エグゼクティブプロデューサー) 上村雅之 |
ディレクター | 三木研次 |
デザイナー | 宮本茂 |
プログラマー |
松岡聡 岩田聡 |
音楽 | 兼岡行男 |
美術 | 杉山直 |
人数 | 1 - 2人用(交互プレイ) |
メディア | 192キロビットロムカセット[1] |
発売日 |
1984年2月2日 1985年10月18日 1986年9月1日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
売上本数 | 185万本[2] |
その他 |
型式: HVC-PN NES-PN-USA |
また、本作発売以前にゲーム&ウオッチとしても発売されている(後述)。
2019年8月30日に、Nintendo Switchにアーケードアーカイブスとしてアーケード版ピンボールが配信開始。
上下2画面(フリッパーは各画面に1対ずつ)に分割されたシンプルなピンボールゲームで、ボールの位置によって画面は随時切り替わる。ボールの挙動や不可視になるフリッパー(10万点から15万点までの間)など、シミュレーターよりもゲーム性に重点を置いたつくりになっている。また、アップポストやストッパーによる救済措置など、初心者への配慮も見られる。GAME AとGAME Bがあり、後者はボールの動きが多少速い。2 PLAYERの場合は交互プレーになる。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
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1 | VS.ピンボール | 1984年8月 |
アーケード | ハル研究所 | 任天堂レジャーシステム | 業務用基板 | - | - | 任天堂VS.システム対応 |
2 | ピンボール | 1989年5月30日 |
ディスクシステム | ハル研究所 | 任天堂 | ディスクカード片面 | FMC-PND | - | 書き換え専用 |
3 | どうぶつの森 | 2001年4月14日 |
NINTENDO64 | 任天堂情報開発部 | 任天堂 | 128メガビットロムカセット | NUS-NAFJ-JPN | 約26万本 | FC版がミニゲームとして収録。ゲーム内のアイテム「ファミコン家具」でプレイ可能。 |
4 | Pinball-e | 2002年9月16日 |
ゲームボーイアドバンス | 任天堂 | 任天堂 | ロムカセット | - | - | |
5 | ピンボール | 2006年11月19日 2006年12月2日 2006年12月15日 |
Wii | ハル研究所 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | |
6 | ピンボール | 2013年10月23日 2013年10月24日 |
Wii U | ハル研究所 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | |
7 | ピンボール | 2019年8月30日[3] |
Nintendo Switch | ハル研究所 | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | - | アーケード版の移植 |
8 | ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
2022年5月27日 2022年5月27日[4][5][6][7] |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | - |
任天堂VS.システムにて『VS.ピンボール』としてリリース。ゲーム中に音楽が流れる等一部変更点がある。
プログラミングは、後に東工大や理研を歴任する科学者となる松岡聡と、後の任天堂社長岩田聡らが担当[8][9]。松岡聡が全体の制御ロジックと物理シミュレーション、岩田聡がグラフィックス関係を担当した。
評価 | ||||||||||||
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ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「テーブルゲームソフトの元祖」、「誰でも遊べる反面、BGMがなく、何となく暗いといった感じはするが、初期のゲームの1つなのでそれはしかたがないであろう」と紹介されている[1]。
ジャンル | コンピュータピンボール |
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対応機種 | ゲーム&ウオッチ |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | 内蔵ゲーム |
発売日 |
1983年12月5日 |
1983年12月5日、1983年12月にゲーム&ウオッチのマルチスクリーンとして、任天堂より発売された。
マルチスクリーンによる、上下2画面に分割されたシンプルなピンボールゲーム。他のゲーム&ウオッチのゲームと異なり、最高得点は99万9900点である。
「GAME A」では、最初から3つのボールでプレーする。「GAME B」では、最初は1つのボールでスタートするが、スコアが1万点になるとボールが1つ増えて(以降、3万点、5万点というように、1万点×奇数になるたびボールが増える)、最大3つのボールを同時に操作することが可能となる。
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