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パナソニック合唱団(パナソニックがっしょうだん、Panasonic Choir)は、大阪府門真市を本拠地とする混声合唱団。
1974年(昭和49年)6月7日、松下中央混声合唱団として発足。その後1987年(昭和62年)12月に松下中央合唱団、2008年(平成20年)10月に現団名へと改称する。
発足以来現在に至るまでパナソニックグループの従業員を中心として編成されていて、初代常任指揮者の高木善之(1997年退職)、現在の常任指揮者の本城正博(1991年(平成3年)就任)もパナソニックグループの元従業員である。
本城の提唱する「上質で感動のある音楽を創ろう」[1]をモットーに、全日本合唱コンクールへの参加と定期演奏会の開催を主たる活動としている。選曲は「邦人曲も外国曲もいろいろ演奏」[1]しているが、「祈り、願い、救い、希望、などテキストが精神的に深いので、とても魅力があります」[1]として、宗教曲の割合が比較的多い。
「コンクールは、音楽的レベルを高めるひとつの機会と捉えて出場」[1]している。
結成初年度の1974年に全日本合唱コンクール関西大会に出場。1983年(昭和58年)の第36回全日本合唱コンクール全国大会職場部門に関西代表として初出場。1988年(昭和63年)の第41回で初の全国大会金賞を受賞、このとき同じ大阪府を拠点とし揃って金賞を受賞した住友金属、大和銀行らと「職場のご三家」[2]と称された。その後の1997年(第50回)から16年連続金賞を含む通算で22回の全国大会金賞を受賞。部門最高賞たる労働大臣賞・厚生労働大臣賞を通算5回受賞。
結成3年目の1976年(昭和51年)に第1回を社内で開催。1982年(昭和57年)の第7回より社外(第15回以後は毎年ザ・シンフォニーホール)で開催している。
本城が常任指揮者に就任した1991年の第16回では浅井敬壹を客演に迎え、以後「外部の人から音楽を学ぶ機会を持とう」[1]とたびたび客演指揮者を迎えている。
委嘱作品にも積極的に取り組んでいて、2000年(平成12年)の第25回ではハビエル・ブスト「Stabat Mater」、新実徳英「音楽のとき-6つのワルツ」を委嘱初演した。その後も松下耕、信長貴富、千原英喜、相澤直人といった作曲家への委嘱を行っている。
「若い世代に音楽の楽しさを伝えたい」[1]として、京阪神地区の大学合唱団とのジョイントコンサートを積極的に開催するほか、「会社の理解に恵まれ」[1]海外で演奏する機会も持ち、1999年(平成11年)にはスペイン・トロサ国際コンクールへの出場と演奏旅行、2005年(平成17年)にはニューヨーク公演、2008年(平成20年)には中国公演も果たしている。
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