トップQs
タイムライン
チャット
視点
バンク・コンピュータ・サービス
ウィキペディアから
Remove ads
株式会社バンク・コンピュータ・サービス(通称:BCS)は、大阪府泉佐野市に本社を置き、主として旧泉州銀行・大正銀行・鳥取銀行を対象としたシステムの企画・開発・運用・保守などを行っていた企業。鳥取銀行、池田泉州ホールディングスの持分法適用関連会社であった。
![]() |
概要
参加3行とも三和銀行(現:三菱UFJ銀行)の親密地銀で、泉州銀行・鳥取銀行・TIS・日立製作所の共同出資により、銀行側主導で設立された。参加行の要望の調整を含め、企画・開発・運用の全てをBCSが担当するのが特徴であり、システムは日立製作所製メインフレームで稼動していた。
しかし、泉州銀行が池田銀行に吸収されることに伴い、池田側のシステムに片寄せされ撤退。また鳥取銀行も池田が採用しているNTTデータ地銀共同センターへ移行したほか、大正銀行も2015年1月4日、NEXTBASEへリプレースした。これに伴い、BCSによるシステム稼働行は皆無となり、2015年3月31日に解散を決議した[1]。
沿革
- 2000年
- 2001年5月 - 泉州銀行・鳥取銀行がBCS共同利用型基幹システムへ移行、稼働開始。
- 2003年9月 - 大正銀行の参加が決定(ただし、参加のみで出資はしていない)。
- 2004年8月2日 - バックアップセンターを愛知県西春日井郡師勝町(現:北名古屋市)のUFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)師勝ビルに設置、稼働開始。
- 2005年5月6日 - 大正銀行がBCS共同利用型基幹システムへ移行。
- 2010年5月1日 - 泉州銀行が池田銀行に吸収合併され、解散。以降は、池田泉州銀行の旧泉州店部分のシステムのみを2011年12月まで手がける形となる。
- 2012年
- 1月4日 - 池田泉州銀行の旧泉州店が、システム統合(旧池田側のNTTデータ地銀共同センターへ片寄)に伴い離脱。
- 5月7日 - 鳥取銀行がNTTデータ地銀共同センターにリプレースしたことに伴い、システムから離脱。
- 2015年
- 1月4日 - 大正銀行がNEXTBASEへリプレースしたことに伴い、システムから離脱。
- 3月31日 - 解散を決議。
- 2016年
- 7月28日 - 清算手続き完了。
Remove ads
事業所
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads