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ハ・ジウォン
大韓民国の女優 (1978-) ウィキペディアから
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ハ・ジウォン(河智苑[4]、하지원、1978年[5]6月28日 - )は、韓国の女優[6][7]。忠清南道の保寧市の生まれ[6]。血液型はA型、身長167cm、体重47kg[6]、スリーサイズB32-W23-H33(インチ)[8]。本名はチョン・ヘリム(전해림)[6]。太陽と月エンターテインメント所属[9]。
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来歴
デビュー前
1997年-2002年
- 1997年、KBSドラマ『新世代報告 大人たちは知らない』「修学旅行」編の生徒役でデビュー。デビュー直後の活動は順調ではなく、100回以上オーディションに落ちたと語っている[15]。
- 1998年、KBSドラマ『学校2』で不良役のチャン・セジンを演じ、顔を知られ始める。
- 2000年、映画『真実ゲーム』で初主演。アン・ソンギ演じる検事と対決する小悪魔的な高校生の役を演じ、新人女優賞を獲得[16][17]。
- 同年、MBCドラマ『秘密』で汚い手を尽くしてキム・ハヌル演じる姉を陥れようとする妹役を演じる。同役で新人女優賞を獲得。
- 2000年『友引忌』、2002年『ボイス』とホラー映画に続けて出演。「ホラークイーン」のニックネームを得る。『友引忌』では幽霊を演じたが、オーディションでは監督にただ上下左右に目を動かすよう指示され、その結果キャスティングされた[18]。
- 2001年、当時顔を隠して活動していた歌手WaxのMVに出演。『オッパ』では、ビジュアル担当として代わりに歌番組にも出演。リップシンクで大胆なパフォーマンスを披露し、当時「顔のない歌手」だったWaxの正体がハ・ジウォンではないかという噂が広がった[19]。
- 2002年、セクシーコメディ映画『セックスイズゼロ』に出演。エアロビクス部の選手イ・ウニョを演じた。映画のヒットに伴い知名度を高めた。
2003年-2006年
- 2003年、”茶母廃人(ダモペイン)”と呼ばれる熱狂的なファンを多数生み出したMBCのフュージョン時代劇『チェオクの剣(原題:茶母)』に主演。同作を通してワイヤーアクションに挑戦。雪山で遭難同然となったり、崩壊する恐れがある洞窟でのロケを、地元住民に「狂っている」と止められるなど、命がけで撮影に挑んだ[20][21][22]。
- 2003年、映画『人生の逆転』のPRのため、PSYによる挿入歌『ホームラン』を歌番組で披露した。後に、歌手活動は当時所属していた会社の社長に騙されてしたことで不本意であったと明かし、「(ホームランの)ホームの字だけでも嫌だ」と冗談交じりに語ったこともある[23][24][25]。
- 2004年、高視聴率を記録し”バリラバー”と呼ばれるファンを生み出した、SBSの愛憎劇ドラマ『バリでの出来事』に出演。図々しく卑屈で、従来のヒロイン像とは異なる現実的な女性イ・スジョンを演じ、その演技力が評価され[26]、百想芸術大賞で最優秀女優賞を受賞。
- 2006年、KBS『ファン・ジニ』に出演。実在したとされる妓生ファン・ジニを演じるにあたり、伽椰琴(カヤグム)や古典舞踊、所作、書などの猛特訓を受けた。特に舞は韓国無形文化財から指導を受けたが、その教え方はドラマ中の特訓よりも厳しいものだった。同作でKBS演技大賞を受賞[27]。
2007年-2010年
- 2007年、映画『一番街の奇蹟』でボクサー役に挑戦。役作りのため、元WBCチャンピオンのピョン・ジョンイルから3か月間の訓練を受けた[28][29]。
- 2009年、映画『TSUNAMI-ツナミ-』に出演。同作は、釜山沖で起こる津波を題材とした災害映画で、動員数1000万人を超えるヒット作となった。作中で、刺身屋を営業するカン・ヨニを演じ、釜山の方言を披露している。
- 同年、映画『私の愛、私のそばに』に出演。ルーゲーリッグ病の夫を献身的に支える妻を演じ、青龍映画賞及び百想芸術大賞で主演女優賞を受賞。
- 2010年-2011年、SBSドラマ『シークレット・ガーデン』に出演。スタントウーマンを演じた。同作は高視聴率を記録し、ヒット作となった。
2011年-2016年
- 2011年、映画『第7鉱区』に主演。役を演じるにあたり、バイクの運転免許証とスキューバダイビングのライセンスを取得した。同作は韓国初の3D映画であり、封切り直後は動員数が好調であったが、最終的には興行不振に終わった。韓国内での興行には失敗したものの、中国では当時の歴代韓国映画最高の成績を収めた。後にハ・ジウォンは、同作撮影の直後に『シークレット・ガーデン』に参加したが、『第7鉱区』の役から離別することができず心理治療を受けたことがあると明かした[30][31][32][33]。
- 2012年、映画『ハナ~奇跡の46日間~』で韓国の著名卓球選手玄静和(ヒョン・ジョンファ)を演じた。このキャスティングは、現役を引退後指導者をしているヒョン・ジョンファ本人の推薦によるものであった。役作りにあたりヒョン・ジョンファから直接の卓球トレーニングの指導を受けた[34][35][36]。
- 2013年には、10年以上所属した「ウェルメイドスターエム」との専属契約を終了し、個人事務所「太陽と月エンターテインメント」を設立[37]。独立当時は自由が欲しくて、一人で仕事をしたいための事務所設立だったが、2024年現在では複数人の俳優・声優などを抱える事務所となっている[9]。独立後1作めとなるMBCドラマ『奇皇后』は当初、主人公の奇皇后をはじめとする主要人物を肯定的に評価するのは難しい人物だという側面から、歴史を歪曲したとの批判を受けて放送をスタートした。しかし、出演者の熱演とスピーディーなストーリー展開、華麗な映像などが加わり高視聴率を記録した[38][39]。
- 2015年、SBSドラマ『君を愛した時間~私とカレの恋愛白書~』に出演。同作は、PDの降板や脚本家の交代が繰り返され、俳優たちに対する同情の視線も少なくなかった。しかしハ・ジウォン本人は、「ドラマの撮影はほとんどギリギリであったが、それでも不協和音はなく、むしろたくさん笑って楽しかった現場であった」と述べている[40][41]。
2017年-現在
- 2017年、MBCドラマ『病院船』で自身初の医師役に挑戦し、MBCミニシリーズ部門の最優秀演技賞を受賞。同作は巨済島オールロケーションで撮影された[42][43]。
- さらに同年、ジョン・ウー監督による『君よ憤怒の河を渉れ』のリメイク作品『マンハント』に出演し、日中韓の俳優と共演。女殺し屋を演じた。ハ・ジウォンは、ジョン・ウー監督作品に出演することに関して、「子供のころ、誰もが羨望していた監督と作業することができるという事実がまるで夢のようだ」と語った[44][45]。
- 2019年-2020年、JTBCドラマ『チョコレート』に出演し、シェフ役に挑戦。温かく愛らしい性格を持つヒロインを演じた[46]。
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家族
・弟:チョン・テス(전태수)俳優(1984年3月2日 - 2018年1月21日)。
歌手活動・MV
OST
- 2014年『私、今この座に』(奇皇后)
- 2019年『あなたと私』(チョコレート)
MV
出演作品
要約
視点
映画
テレビドラマ
バラエティ他、主なテレビ番組出演
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広告
要約
視点
1999年-2010年
2011年-2020年
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書籍
- 2012 エッセイ集『今この瞬間 幸せな夢の取扱説明書』(ブックログカンパニー)ISBN 9788994197333 [50]
- 2015 写真集『HAJIWON'S SECRET』(日本発売)
受賞歴
- 第37回大鐘賞 新人女優賞(2000年)
- 青龍映画賞 女優助演賞(2000年)
- MBC演技大賞 新人賞(2000年)
- 大衆賞 新人女優賞(2000年)
- 百想芸術大賞 テレビ部門女性新人演技賞(2001年)
- MBC演技大賞 ベストカップル賞・人気賞・最優秀賞(2003年)
- 青龍映画賞 人気スター賞(2005年)
- KBS演技大賞 大賞・ベストカップル賞・ネチズン賞(2006年)
- 第30回青龍映画賞 主演女優賞(映画『私の愛、私のそばに』)(2009年)
- MBC演技大賞 大賞・PDが選ぶ今年の演技者賞・人気賞(2013年)
- スタイルアイコンアワード 本賞(2016年)[6]
- KBS演技大賞 最優秀女優賞(2022年)
脚注
外部リンク
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