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2006年制作のアメリカの映画作品、『ナイトミュージアムシリーズ』1作目 ウィキペディアから
『ナイト ミュージアム』(原題: Night at the Museum)は、2006年のアメリカのファンタジー、コメディ映画。監督はショーン・レヴィ、主演はベン・スティラー。夜になると展示物が動き出す不思議な博物館を舞台に、夜間警備員として働くことになった主人公の活躍を描く。1993年のミラン・トレンツ著の同名の絵本を原作としている。ニューヨークに実在するアメリカ自然史博物館を舞台としている。
ナイト ミュージアム | |
---|---|
Night at the Museum | |
監督 | ショーン・レヴィ |
脚本 |
ロバート・ベン・ガラント トーマス・レノン |
原作 | ミラン・トレンツ |
製作 |
ショーン・レヴィ クリス・コロンバス マイケル・バーナサン |
製作総指揮 |
マーク・ラドクリフ トーマス・M・ハーメル アイラ・シューマン |
出演者 |
ベン・スティラー カーラ・グギノ ディック・ヴァン・ダイク ミッキー・ルーニー ビル・コッブス ロビン・ウィリアムズ |
音楽 | アラン・シルヴェストリ |
主題歌 |
アース・ウィンド&ファイアー 「セプテンバー」 |
撮影 | ギレルモ・ナヴァロ |
編集 | ドン・ジマーマン |
製作会社 | 1492ピクチャーズ |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
公開 |
2006年12月22日 2007年3月17日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $110,000,000 |
興行収入 |
35.7億円[1] $250,863,268[2] $573,625,411[2] |
次作 | ナイト ミュージアム2 |
2009年には続編に当たる『ナイト ミュージアム2』が、2014年には最終章にあたる『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』が公開された。
何の仕事をしても長続きしない冴えないバツイチ男のラリー。離婚した元妻と暮らしている息子のニックから仕事を探すよう諭されたラリーは、訪れた職業斡旋所でニューヨークの自然史博物館での仕事を紹介される。
博物館に訪れたラリーが受け持つことになった仕事は夜間の警備員、すなわち夜警だった。ラリーは3人の老警備員たちから、博物館の来場者が少なくなったせいで長年夜警を務めていた者たちの大半が解雇され、新たに1人だけを雇うことになったという話を聞く。こうしてラリーは、博物館の新米夜警として働くことになる。
初出勤の夜、ラリーはいつの間にかティラノサウルスの骨格標本が台座から忽然と消えていることに気がつく。訝しがるラリーが館内を見回ると、なんと骨格標本が生きているかのように博物館内を動き回っていた。さらにそれだけではなく、石像や動物の剥製、ミニチュア人形など他の展示物も同様に動き回っていたのだ。ラリーは慌てて電話で元警備員の老人たちに助けを求めるが、老人たちは展示物が動くのが当然であるかのように話して電話を切ってしまう。 そんな状況の中、ラリーは夜な夜な暴れだす博物館の展示物達を鎮めるため、孤軍奮闘することになる。
しかし常識はずれの展示物の乱痴気騒ぎを一人で対処できるはずもなく、朝には博物館はすっかり散らかった状態になってしまい、毎日のように所長に叱られてしまう。ついには退職を勧告されるが、ラリーは息子の手前、続けることを決意。 展示物のリーダー的存在であるルーズベルトの助けを借りながら、展示物たちと心を通わせていく。
ある夜、息子に動く展示物を見せようと彼を博物館に連れてきたラリーは、動くはずのマネキンたちが動かなくなっていることに気付く。ラリーが原因を調べると、なんと展示物に命を吹き込んでいる「アクメンラーの石板」が前夜別の警備員たちに盗まれていた。彼らは石版の力で若さと力を手に入れようと、石版を盗んだ罪をラリーになすりつけようとしていた。息子ともども古代エジプトのブースに閉じ込められたラリーはルーズベルトに助けを求めるが、「自分の力で切り抜けなければならない」と断られる。しかしそれによって気持ちを切り替えたラリーは展示物たちの指揮官となり、総出で石版を奪還しようとする。そして苦戦の末、タイムリミットである夜明け直前に石板の奪還に成功、太陽の光を浴びると灰になってしまう展示物たちを博物館に戻すことにも成功した。
しかし、館内は惨憺たるありさまになっていたため、ラリーは正式に免職処分となってしまう。だが、夜の騒動が思わぬ宣伝効果となって博物館には来場者が殺到し、思い直した館長は免職を取り消す。 その後、アクメンラーの石板を制御することによって暴れだすことが無くなった展示物たちは、夜な夜なダンスやサッカーなどに興じるようになる。その様子を、夜警員のラリーは楽しげに見つめるのだった。
アメリカ自然史博物館が舞台となっている。なお、自然史博物館で実際に撮影されたのは外観だけで、館内については博物館を模したセットを用いてすべての撮影が行われた。
日本では2007年3月17日に公開された。日本博物館協会および東京都歴史文化財団推薦[3]。観客動員数4週連続で1位、総興行成績35.7億円[1]。
DVDは通常版と限定版(本編と音声解説の入ったDISC1と未公開シーンやゲームの入ったDISC2が入ったもの)とおもちゃ箱(限定版とグッズのセット)の三種類が2007年8月3日に発売された。
2016年4月22日からは日本マクドナルドが販売する、「バリューセット」と「ハッピーセット」のキャンペーン「選べるDVDセット」内で、本作品を収録したDVDが付録としてラインナップされた。[4]
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