ドワイト・パウエル

カナダのバスケットボール選手 (1991 - ) ウィキペディアから

ドワイト・パウエル

ドワイト・ハーラン・パウエルDwight Harlan Powell, 1991年7月20日 - )は、カナダオンタリオ州トロント出身のプロバスケットボール選手。NBAダラス・マーベリックスに所属している。ポジションはミッドフィルダーまたはセンター

概要 ダラス・マーベリックス No.7, ポジション ...
ドワイト・パウエル
Dwight Powell
Thumb
カナダ代表でのパウエル
(2023年)
ダラス・マーベリックス  No.7
ポジション PF / C
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 カナダ
生年月日 (1991-07-20) 1991年7月20日(33歳)
出身地 オンタリオ州トロント
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 109kg (240 lb)
キャリア情報
出身 スタンフォード大学
NBAドラフト 2014年 / 2巡目 / 全体45位
プロ選手期間 2014–現在
経歴
2014ボストン・セルティックス
2014メイン・レッドクローズ
2014-ダラス・マーベリックス
2014-2015テキサス・レジェンズ
Stats Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ カナダ
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経歴

要約
視点

学生時代

フロリダ州ブレイデントンIMGアカデミーに入学し、シニア年次に平均 23.2得点、11.6リバウンド、4.4アシスト、2.3ブロックの個人成績を残した[1]

2010年の大学リクルートサイトで全体25位、パワーフォワード8位、五つ星の評価を得た[2]

2010年から2014年まで、スタンフォード大学で4シーズンプレーし、1年次には31試合に出場し、平均5.8得点、4.6リバウンド、の記録を残し、2011年、パシフィック10カンファレンスのオール・ルーキー・チームに選出された[1]。2年次には35試合に出場し、平均5.8得点、4.6リバウンド、の記録を残し、NITのチャンピオンとなり、パシフィック12カンファレンス[1]。3年次には34試合に出場し、平均14.9得点、8.4リバウンド、の記録を残し、NABC全地域セカンドチーム、オール・パシフィック12・ファーストチームと、パシフィック12オールアカデミック・セカンドチームに選ばれた[1]。4年次には36試合に出場し、平均14.0得点、6.9リバウンド、の記録を残し、2度目のオール・パシフィック12・ファーストチームに選ばれた[1]

NBA

ボストン・セルティックス

2014-15シーズン2014年のNBAドラフトにて2巡目全体45位でシャーロット・ホーネッツから指名され[3]、7月12日に交渉権がブレンダン・ヘイウッドと共にスコッティ・ホプソン英語版と金銭交換でクリーブランド・キャバリアーズにトレードされ[4]、キャバリアーズからサマーリーグに参加し、8月23日にそのまま契約した[5]

9月25日にジョン・ルーカス3世英語版エリック・マーフィー英語版マルコム・トーマス英語版、2016年と2017年のドラフト2巡目指名権と共にキース・ボーガンス、将来のドラフト2巡目指名権とのトレードでボストン・セルティックスへ移籍した[6]。シーズンではDリーグメーン・レッドクロウズに数回アサインされた[7]

ダラス・マーベリックス

12月18日にジェイ・クラウダージャミーア・ネルソンブランダン・ライト、2015年のドラフト1巡目指名権、2016年のドラフト2巡目指名権とのトレードでラジョン・ロンドと共にダラス・マーベリックスへ移籍した[8]。2015年1月14日、デンバー・ナゲッツ戦でシーズンハイの11得点を記録した[9]。シーズン中に複数回、Dリーグテキサス・レジェンズにアサインされた[7]

2015-16シーズン開幕前のサマーリーグに参加し、開幕ロースターに残り、2015年11月3日、10得点、10リバウンドの自身初のダブルダブルを記録した[10]。4日後には、自己最多となる15得点、7リバウンドの成績を残した[11]。このシーズンはは69試合(2先発)に平均14.4分の出場で、5.8得点・4.0リバウンド・0.6アシスト・0.5スティール・0.3ブロックなどを記録した。

2016-17シーズン開幕の7月に4年総額3700万ドルで契約を延長した[12]。このシーズンは77試合(先発3試合)に平均17.3分の出場で、6.7得点、4.0リバウンド、0.6アシスト、0.8スティール、0.5ブロックなどを記録した。

2017-18シーズンは79試合(先発25試合)に平均21.2分の出場で、8.5得点、5.6リバウンド、1.2アシスト、0.8スティール、0.4ブロックなどを記録した。

2018-19シーズン、2019年3月6日のワシントン・ウィザーズ戦で自己最多の26得点を記録した[13]。このシーズンデアンドレ・ジョーダンの控えセンターとして定着し、ジョーダンがトレードで移籍してからは先発出場が増え、77試合(先発22試合)に平均21.6分の出場で、10.6得点、5.3リバウンド、1.5アシスト、0.6スティール、0.6ブロックなどを記録した。

2019-20シーズン開幕前の7月に2023年夏までの3年総額3300万ドルで契約を延長した[14]。このシーズンはデアンドレ・ジョーダンとのトレードで獲得したクリスタプス・ポルジンギスが不動のセンターとして出場し、ダーク・ノヴィツキーが引退したことによりパワーフォワードでの先発出場が増えた。2020年1月21日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で、左手でドライブを始めたところで右足アキレス腱断裂の重傷を負ってシーズン終了となった[15]。このシーズンは40試合(先発37試合)に平均26.5分の出場で、9.4得点、5.7リバウンド、1.5アシスト、0.9スティール、0.6ブロックなどを記録した。

2020-21シーズン、12月の開幕戦で復帰した。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー    優勝シーズン
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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2014–15 BOS 501.8.800---.500.2.0.4.0.41.8
DAL 2409.5.435.273.7742.0.4.3.3.43.4
2014-15計 2908.1.463.273.7581.7.3.3.2.41.8
2015–16 69214.4.493.125.7394.0.6.5.3.65.8
2016–17 77317.3.515.284.7594.0.6.8.5.46.7
2017–18 792521.2.593.333.7195.61.2.8.4.78.5
2018–19 772221.6.597.307.7725.31.5.6.6.910.6
2019–20 403726.5.638.256.6675.71.5.9.6.99.4
2020–21 581916.7.619.238.7824.01.1.6.5.75.9
2021–22 82*7121.9.671.351.7834.91.2.5.5.88.7
2022–23 766419.2.732.000.6674.1.9.6.3.96.7
2023–24 63913.3.679.333.7083.41.3.4.3.53.3
通算 65025118.5.602.293.7394.41.0.6.4.77.1
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プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2015 DAL 201.5.000------.5.5.0.0.0.0
2016 4016.0.474.000.5454.31.0.3.0.36.0
2021 707.4.875---.8331.9.9.3.0.12.7
2022 181813.8.629.000.6092.6.2.2.3.53.2
2024 1303.4.333---.667.9.2.1.0.2.5
通算 44189.4.591.000.6302.0.4.2.1.32.4
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関連項目

脚註

外部リンク

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