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ドラゴンガンダムは、テレビアニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する架空の兵器。
第13回ガンダムファイトで、サイ・サイシーが搭乗するネオチャイナ代表モビルファイター (MF)。大会登録番号はGF13-011NC。
漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』に登場するMF、ガンダムダブルドラゴンについても本項で記述する。
ネオ・チャイナの格闘系モビルファイターであり、サイ・サイシーの拳法の動作を忠実にトレース可能としている[3]。戦う場所を選ばない適応性の高い機体であり、高速無音の戦闘を可能としている。地盤や地形の悪さを利用しての戦闘も得意とし、拳法を生かしたカンフー技を駆使する[4]。
第3話から登場。当初、地球降下時の手違いによって搭乗者のサイ・サイシーと離れ離れになり、盗賊に悪用されていた。ドモンとの初対戦ではフェイロンフラッグによってドモンを翻弄したが、詰めの甘さからシャイニングフィンガーを頭部に受ける。しかし直後に弁髪刀をシャイニングガンダムの首に突きつけ、引き分けに持ち込んだ。
エジプトの砂漠では復活したファラオガンダムIV世と遭遇し、執拗に狙われ続ける。1度目はコックピットにフェイロンフラッグを突き立て退けるも、2度目はDG細胞の能力の前に勝ちきれなかった。
新宿ではDG細胞に感染してデビルガンダム軍団の一員となってしまうが、旧シャッフル同盟に救い出される。
ギアナ高地での修行やボルトガンダム戦を経て、ネオホンコンの決勝リーグに参加。ネオデンマークのマーメイドガンダム戦では片腕を犠牲にして辛勝。ゴッドガンダム戦では追い詰められながらも最終秘伝「真・流星胡蝶剣」を繰り出しゴッドフィンガーを粉砕するが、左手による2撃目のゴッドフィンガーを受け惜敗した。
ランタオ島でのバトルロイヤルではボルトガンダムと協力してガンダムヘブンズソードと戦い、これを撃破した。デビルガンダムの沈静化にも貢献している。
メカデザインの大河原邦男によれば、「一番すんなりデザインできた」とのこと[5]。大河原は自著において、元々は両肩に龍の頭部が存在するデザインであったが、監督の要望から両腕に変更したと語っている[6]。
漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』に登場。型式番号はGF13-011NCII。ネオチャイナが第13回ガンダムファイト決勝大会用に新たに用意したMF。機体そのものが巨大な竜の頭像に変形し、炎の尾ならぬ「炎の胴」を曳いて飛ぶ巨龍と化して敵に喰らいつく機能を持つ。
上述の真・流星胡蝶剣も使用できるが、機体そのものが品質的に技の負荷に耐えることができなかったため、ゴッドガンダムとのファイトでは半ば自壊する形で倒されてしまった。しかしそれによってサイ・サイシーは落命を免れたほか、敗北もうやむやとなり、機体が自壊してなお戦おうとしたその勇戦ぶりによって、試合に負けても勝負には勝ったかのように圧倒的な称賛を受けた。
漫画作品『機動武闘伝Gガンダム外伝〜翔龍伝説〜』に登場。少林寺に伝わる秘剣「流星胡蝶剣」の保管人であるホウ・セイギョウがGFを務めるMF。外観は赤いドラゴンガンダムだが、両腕部ドラゴンクローの形状は異なる。作中ではドラゴンガンダムと対決。「流星胡蝶剣」を会得したサイ・サイシー[注 2]とドラゴンガンダムの前に敗北している[7]。
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