チャーター・コミュニケーションズ
ウィキペディアから
チャーター・コミュニケーションズ(英: Charter Communications, Inc., NASDAQ: CHTR)は、アメリカ合衆国でケーブルテレビや携帯電話のサービスを行う電気通信事業者。利用者には一般に「Spectrum」のブランド名で認知されている。コネチカット州・スタンフォードに本拠を置き、41の州でサービスが行われている[4]。
![]() | |
現地語社名 | Charter Communications |
---|---|
業種 | 情報・通信業 |
事業分野 | CATV |
設立 | 1948年 |
本社 |
スタンフォード 、 |
主要人物 |
エリック・ジンターホーファー(会長) クリス・ウィンフリー (社長兼CEO) |
ブランド | スペクトル(Spectrum) |
売上高 | 55,090,000,000 アメリカ合衆国ドル (2024年[1]) |
営業利益 | 13,120,000,000 アメリカ合衆国ドル (2024年[1]) |
利益 | 5,083,000,000 アメリカ合衆国ドル (2024年[1]) |
総資産 | 15,000,000,000 アメリカ合衆国ドル (2024年[1]) |
純資産 | 19,710,000,000 アメリカ合衆国ドル (2024年[1]) |
所有者 |
リバティメディア(23.3%)[2] アドバンス・パブリケーションズ(13%)[3] バークシャー・ハサウェイ(2.33%) |
従業員数 | 94,500人 (2024年[1]) |
ウェブサイト | https://corporate.charter.com/ |
沿革
1993年1月、ミズーリ州・セントルイスに本拠を持つケーブルテレビ事業者Cencom Cable Associates, Inc.の役員であった、Barry Babcock・Jerald Kent・Howard Woodの3名により設立された[5]。翌年2月から周辺地域のケーブルテレビ事業者の買収に着手、カリフォルニア州のケーブルテレビ事業者を買収した1997年には、利用者が100万人を突破した[5]。1998年、マイクロソフトの共同設立者の一人のポール・アレンが株式を買収し筆頭株主となり、自身の買収していたケーブルテレビ会社と合併させるなどの投資を行ったため、その後1年でチャーター・コミュニケーションズは10以上の企業買収を成し遂げ、1999年11月にNASDAQに上場した[6]。
その後経営不振に陥り、2008年にはNASDAQから株式の規準不適格として警告を受けた[7]。2009年2月、連邦倒産法第11章の適用を受け、経営再建手続きに入り[8]、同年11月再建を完了[9]、翌2010年9月、NASDAQへの株式再上場が行われた[10]。
2012年9月以降、ポール・アレンは株式を徐々に手離し[11]、2013年3月、ジョン・マローンの率いるリバティメディアが大株主となった[12]。
2012年に本社をセントルイスからスタンフォードへ移転[13]、2013年11月、提供サービスのブランド名を「Spectrum」と改称することを発表した[14]。2014年1月、大手ケーブル事業者のタイム・ワーナー・ケーブルの買収が報じられ[15]、当初タイム・ワーナー・ケーブル側は買収を拒否し、コムキャストとの合併へ動いたものの[16]、翌2015年3月、同業大手ブライトハウス・ネットワークスの買収を決めたチャーター・コミュニケーションズとの合流に最終的に合意[17]、2016年5月合併を完了した[18]。
出典
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.