ソー・トゥッ

ソー・トゥッ（ビルマ語: စိုးထွဋ်, 1961年3月29日 - ）は、ミャンマーの政治家、軍人。

ミャンマーの政治家 ソー・トゥッ စိုးထွဋ်
年のソエ・トゥット 2017
生年月日	(1961-03-29) 1961年3月29日（63歳）
出生地	ビルマ連邦、マンダレー
出身校	バトゥー下士官学校（英語版）
現職	政治家、軍人
称号	中将
配偶者	ニラー・セイン
子女	ミン・タン・トゥッ ソー・ミン・トゥッ シトゥ・トゥッ
親族	ルン・マウン（父） シュエ・テッ（母）
ミャンマー連邦共和国連邦政府大臣
内閣	ミン・アウン・フライン
在任期間	2023年8月2日 - 2023年9月25日
大統領	ウィンミン ミンスエ
ミャンマー連邦共和国副首相
内閣	ミン・アウン・フライン
在任期間	2023年2月1日 - 2023年9月25日
大統領	ミンスエ
ミャンマー連邦共和国内務大臣
在任期間	2021年2月2日 - 2021年5月11日

同国連邦政府大臣、副首相、内務大臣を務めた。

経歴

1961年3月29日にビルマ連邦、マンダレーにてルン・マウンとシュエ・テッの息子として誕生する^[1]。バトゥー下士官学校（英語版）を第64期生として卒業し、物理学の学士号と国防学の修士号を取得。ソー・トゥッはマグウェで88師団の司令官を務め、2010年7月には地域司令官に就任。ソー・トゥッは東部中央司令部の司令官を務めた。少将となった2015年7月には、マンダレーの中央司令部司令官及びパコックの第101軽歩兵師団司令官を務めた。2016年には法務長官に任命され、中将に昇進。その後すぐに軍事安全保障問題チーフに就任。

ミャンマー軍最高司令官ミン・アウン・フラインから内務大臣に指名され、2020年3月、チョー・スエ（英語版）の後任として任命された。アナリストによると、チョー・スエとアウンサンスーチーとの親密な関係が大臣交代を促した可能性があるという。この人事に先立ち、ソー・トゥッは2016年に軍事安全保障室長に任命されていた。

2021年ミャンマークーデター後の2021年3月30日、国家行政評議会のメンバーに任命され^[2]、2023年8月にはヤール・ピャエ（英語版）に代わって内務大臣に就任した。ソー・トゥッは2023年9月に汚職疑惑が浮上し、療養休暇に入った。9月25日、軍事放送局ミャワディ・テレビは、国家行政評議会を解任されたソー・トゥッが軍務に復帰したと発表した。同年11月10日、ソー・トゥッは軍法会議で汚職により5年間投獄されることとなった^[3]。

脚注

1. “စိုးထွဋ်ကိုယ်ရေးအကျဉ်း” (ビルマ語). Myanmar NOW. 2020年4月25日閲覧。
2. “Myanmar’s State Administration Council: A Shell Entity?” (英語). FULCRUM (2022年1月26日). 2023年9月26日閲覧。
3. Irrawaddy, The (2023年11月11日). “Key Myanmar Junta Minister Jailed for Corruption” (英語). The Irrawaddy. 2023年11月11日閲覧。