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Nソウルタワー

大韓民国ソウル特別市龍山区にある塔 ウィキペディアから

Nソウルタワーmap
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Nソウルタワーとは、大韓民国南山(ナムサン)の頂上付近に建つである。ソウル特別市龍山区南山公園内に位置し、旧名は「南山タワー」であった。この影響で「南山タワー」と呼ばれる事例も見られるものの、これは公式の名称ではない。また、Nソウルタワーは通称であり、この塔はニュース専門テレビ局のYTNが所有しているため、正式名称はYTNソウルタワーである。ただし、通例として「Nソウルタワー」と称されるため、本稿でも以降は、Nソウルタワーの表記で統一する。

概要 各種表記, ハングル: ...

概要

さらに見る 位置 ...

沿革

  • 1971年 - 非公開の電波塔として完成。
  • 1972年 - KBSMBC文化放送TBC東洋放送のテレビ電波の送信を開始。
  • 1980年 - 一般公開が決まり「南山タワー」として開館。
  • 1990年 - 来館者が1000万人を突破。
  • 1991年 - SBSのテレビ電波の送信を開始。
  • 2000年 - 所有権がYTNに移行。
  • 2001年 - 来館者が2000万人を突破。
  • 2005年 - 全面改修し、併せて「YTNソウルタワー」への改名も実施し、通称「Nソウルタワー」として再開館。

建物

Nソウルタワーの所在地は、ソウル特別市 龍山区 南山公園ギル 105(龍山洞2街)である。塔の高さは236.7 mである。南山の高さは243 mなので、海抜からの高さは479.7 mである。この塔はソウル市内の各所から見えて、夜にはライトアップされた姿が浮かび上がる。テレビ・FMラジオ送信などを目的とした総合電波塔として建設されたが、展望台からはソウル市内を一望でき、気象条件が良ければ、西の方向のインチョン方面に黄海も見えるなど眺望が望め、観光地としても利用されている。なお、ドラマ「美しき日々」のロケ地に使用された事でも知られる。一方で、ソウル市内中心部であれば、多くの場所でNソウルタワーが見えるため、ソウル市内中心部におけるランドマークとして方向を知る際にも利用できる。

施設

  • 展望台-海抜378.7 m。1 - 5階。本館からエレベーターで昇る。
  • 本館
    • 地球村民俗博物館
    • 立体映像館
    • 幻想の国
  • 食堂
    • 回転展望レストラン-展望台5階
    • スカイ回転レストラン-展望台1階
    • 緑の香り
    • ホール食堂街

アクセス

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南山ケーブルカーの搬器。

Nソウルタワーに行くためには、南山を登らねばならない。登山道を使えば、南山の麓からは徒歩でのアクセスも可能である。また、南山の麓と山頂を結ぶロープウェイである南山ケーブルカーが運行されているため、これを用いれば容易にアクセスできる。もちろん、南山への登りはロープウェイを利用し、降りは徒歩といった選択もできる。なお、付近の道路の関係で、南山ケーブルカーの山麓側の乗り場へは、地下鉄4号線の明洞駅で下車すると近い[1]

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Nソウルタワーからのソウル市の眺望
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Nソウルタワーからのソウル市の夜景
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放送施設としてのNソウルタワー

要約
視点

※チャンネルは大韓民国の基準で表記。

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

デジタル放送では、親局を冠岳山に移したため、Nソウルタワーの放送施設は中継局に当たる。しかし出力は送信周波数が高いため、Nソウルタワー局の方が大きい。物理チャンネル番号は日本のチャンネル番号+1であり、日本の13chが韓国の14chに相当する。

さらに見る リモコンキーID, 放送局名 ...

地上アナログテレビジョン放送送信設備

いずれも大韓民国内のトリを飾る形で2012年大晦日午前4時を回った時点で、アナログ放送電波は完全停波し、大韓民国はデジタル放送への移行を完了した。停波式典はKBSの施設で行われた。

さらに見る チャンネル, 放送局名 ...
  • SBSテレビは+10 kHzオフセットあり。

FMラジオ放送送信設備

さらに見る 周波数, 放送局名 ...

地上波DMB放送送信設備

さらに見る アンサンブル名, 放送局名 ...
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脚注

関連項目

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外部リンク

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