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ソウル特別市メディア財団(略称:tbs)は、大韓民国の地方公共放送局である。
1990年6月11日にソウル特別市とその周辺地域に向けて、ニュース、エンターテインメントを中心に、市政府広報、あるいはドライブにふさわしい音楽を放送する異色のラジオ局として放送を開始(FM:95.1MHz)。FMラジオによる音声放送に加え、2005年3月にはTV局「tbs TV」を開局し、CATV(ソウル、仁川、京畿地域限定)やインターネットにおける番組提供を開始、同年12月には地上波デジタルマルチメディア放送(通称:DMB)にも参入。また在韓外国人のために、外国語による第2放送「TBS eFM」が開局した。
2020年から、公共放送として再出発し、放送局名はTBSに変更、放送内容はニュース、バラエティ、音楽等に変更した。
2022年、呉世勲ソウル市長は、TBSが偏向報道を繰り返しているとして、同年11月にソウル市議会で「ソウル市予算支援廃止条例案」を可決し、2024年から全体予算の70%を占めるソウル市の拠出金を受け取れなくなる事態となった。呉市長はTBSの民営化も含めた改革案を求めた。
2024年9月11日、同日付でソウル市出資機関の地位が解除され、民間の非営利財団に移行したため、事実上の民営化となった。今後TBSはソウル市から追加の支援が受けられなくなるため、寄付や出資などをしてくれる機関を自ら探さなければならない[1]。
tbsアナウンサーのペク・ソンユ(백선유)アナウンサーがパーソナリティーをつとめていた20時台の番組に、歌手のキム・フングク(흥국)が返り咲く。10時以降の深夜の時間帯に主だった変化は見られない。朝の時間帯の番組がイ・ウンジョン(이은정)アナウンサー単独の担当となる。さらに8時から「Seoul Today」という英語放送が開始されたことに伴い、「정연주의 상쾌한 아침」が8時半からの開始となる。(毎時30分から始まる番組はtbsでは異色である)正午からの人気番組「9595쇼」はコーナーやジングルが改められ、週末放送は無くなった。
週末の番組は、5時からの韓国伝統音楽番組が無くなった。その他、朝8時から、夜10時まで「週末特急(주말 특급)」という統一タイトルで放送が開始された。1時間もしくは2時間スパンの番組が一般的だったが3時間にわたる放送が改編を期に放送される。
開局以来の長寿番組であった「배한성 송도순의 함께가는 저녁길」が終了。また、人気番組であった김현주의 LIVE FMも終了するなどプログラムの刷新が目立った。 週末ワイドプログラム주말 특급 (週末特急)にはそれぞれの時間帯にパーソナリティー名がつけられるようになった。
約一年ぶりに、「9595쇼」の週末放送が再開される。それにともない週末ワイド番組「週末特急(주말 특급)」が12時から18時の間分断されることとなる。「이종환의 마이웨이쇼」が夜10時からの放送となり、「장웅의 달빛으로 가는 자동차」が放送されていた2005年秋以来2年ぶりのこと。
2005年より平日、週末とレギュラーを持っていた진시몬、자웅が今回の改編でtbsのレギュラーから降板することとなる。また、今回の改編でtbs初のプロ野球中継が週末2時より実施される。また、中断されていた朝の英語放送「Seoul Today」も再開されることとなった。
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