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ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
ゼットン星人(ゼットンせいじん)は、円谷プロダクションが製作した特撮テレビドラマ『ウルトラマン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の宇宙人。別名は変身怪人[1]。
『ウルトラマン』最終回「さらばウルトラマン」に登場。
宇宙恐竜ゼットンを操る謎の宇宙人。劇中で岩本博士により、「1930年代から約40年に渡る円盤の飛来は、彼ら(ゼットン星人)の地球偵察だった」「地球侵略のための準備が整ったと判断した彼らは、大円盤部隊を動員して地球征服の最大の障害である科学特捜隊日本支部とウルトラマンの抹殺を行うべく日本に侵攻した」と推測される。
20機もの円盤群は世界各国の人工衛星を破壊して日本へ侵攻し、航空自衛隊と交戦して一部が撃墜されるが、反撃して全滅に追い込む。科特隊の2機のビートルによって大型母船以外の全機が撃墜されていくなか、ゼットン星人の1人が科特隊日本支部の基地内へすでに潜入しており、新兵器を取りに部屋を出た岩本博士を気絶させて彼に変身し、今度はフジを気絶させた後、謎の銃を使って基地の機器を破壊していく[1]。その後は逃走に転じるが、フジから事情を聞いたアラシに殴られて変身が解け、ハヤタにマルス133で頭を銃撃されて「ゼットン」と断末魔の言葉を残して消滅する[1]。
『ウルトラマンマックス』第13話「ゼットンの娘」、第14話「恋するキングジョー」に登場。
スタイルは初代を踏襲しているが、一つ目で上忍を思わせる和服風の衣装を着ている。1万年前に地球を訪れて「ゼットン・ナノ遺伝子を人類に植え付けた」と発言する。その遺伝子を色濃く受け継いだ女性である小田夏美を「娘」と呼び、彼女に憑依してくの一姿の草として操り、ベース・タイタンの機密情報を奪おうとする。
第13話ではゼットン怪獣を、第14話ではキングジョーを地球に送り込む。最後は異空間「ゼットンゾーン」で夏美にカイトを殺させようと図るも、彼の激励で本来の人格を取り戻した夏美にゼットンビーム剣で斬られ、ゼットンゾーンと共に消滅する。その執念はトミオカ長官に、「記憶に残すのもおぞましい」と唾棄される。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第10話「新たな戦いの地平で」に登場。「RB」は「レイオニクス・バトラー」を意味する[29]。
ゼットン星のレイオニクスバトラー。テレスドンを操り、ドラコ(再生)を操るフック星人とレイオニクスバトルを繰り広げるが、突如現れたペダン星人ダイルのキングジョーブラックによってテレスドンをドラコ共々倒され、自身もダイルに射殺される。
顔は『ウルトラマンマックス』の登場個体と同様に一つ目であるが、服装は民族服を思わせる衣装になっている。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアル配下の宇宙人。ナースを引き連れてスペースペンドラゴンを襲撃し、自身はその船内に現れて専用銃でZAPクルーを襲おうとするが、そこに現れたアスカ・シン(ウルトラマンダイナ)との肉弾戦の末に強烈なキックの2連発を受けて死亡し、遺体は塵となる[33]。
『ウルトラマンギンガS』第14話「復活のルギエル」、最終話「明日を懸けた戦い」に登場。
これまで何度も暗躍していたチブル星人エクセラー(SD)が、佳境を迎えたダークルギエル復活計画の障害となるウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーを確実に倒すため、ガッツ星人ボルスト(SD)の後任として派遣したエージェント。きらびやかなタキシードをまとって一人称に「僕」を用いるほか、これに困り果てたエクセラーから「面倒くさい人ですね」と直接言われてもまったく気にかけないほど、性格はキザで騒がしく性悪である。ボルスト同様、エクセラーにタメ口で接しているほか、バルキー星人(SD)たちに対しては敬語を使うこともある。また、自分の力に相当な自信を持っており、ボルストのことを自身の活躍を引き立てるための「踏み台」、ギンガやビクトリーのことも「雑魚」「引き立て役」と見下している。
第14話では、ハイパーゼットン イマーゴ(SD)にモンスライブし、自信に違わぬ高い戦闘力でギンガとビクトリーを圧倒するが、ウルトラマンギンガストリウムがウルトラ6兄弟の力を借りて放ったコスモミラクル光線の前に、あえなく敗退した。
最終話ではバルキー星人(SD)、イカルス星人(SD)、ナックル星人グレイ(SD)と共に無数のチブロイドを率い、「ダークルギエル特戦隊」を名乗ってヒカルたちを狙うが、UPGやビクトリアンの面々に阻止されたうえ、ゴウキにドラム缶で殴打されて敗退した。
『ウルトラマンX』第9話「われら星雲!」に登場。
ババルウ星人率いる犯罪ネットワーク集団・暗黒星団の一員として登場。リーダーであるババルウ星人を「ボス」と呼ぶ。他のメンバーとは異なり、自分だけ積極的に振る舞っている。言動は『ギンガS』に登場したゼットン星人ベルメと似ている。
サメクジラ(ジョリー)を追って地球に飛来し、そこでバルキー星人ハルキ、イカルス星人イカリ、ナックル星人ナクリに風間イサムを加えて結成された、「チーム星雲」にラグビー勝負を挑まれる。ケムール人の高速移動やダダの瞬間移動、ババルウ星人の変身能力でハルキに変身することによってイサムたちを翻弄し、前半戦では51対0の圧倒的有利に立つものの、後半戦では彼らの反則行為をはじめ卑劣な行動がイサムの逆鱗に触れ、逆転勝利されて52対51で敗れた。敗北を認めまいと逆上する他の暗黒星団と共に巨大化して暴れ始め、ウルトラマンエックスに4人がかりで挑むが、最後はゴモラアーマーを装着したエックスにゴモラ振動波を浴びせられ、4人まとめて空の彼方へ飛ばされていった。
常にまとうタキシードは巨大化能力を持つ特殊なスーツであり、本作品で初めて巨大化する[39]。また、劇中ではラグビーチームの仲間であるケムール人と頭部が酷似していることから、共に並ぶほか互いにポーズを真似し合っていた。
『ウルトラマンオーブ』第5話「逃げない心」、第21話「青いリボンの少女」に登場。
電磁波を発射する電磁砲が武器[42][43]。ウルトラマンオーブを倒して名を上げるために育てたハイパーゼットン デスサイスを工場に隠し、
その後、第21話では腕輪型の機械に自らの意思を移していたことが判明する。スペアの肉体として少女の姿の人工生命体マーヤを使って復活し、今度こそオーブを始末しようとハイパーゼットン デスサイス(リザーバー)を操る。自らの意思とは別に芽生えていたマーヤの自我に邪魔されながらもデスサイス(リザーバー)を操るが、彼女は自分を実の娘のように保護してくれた岩木夫妻への思いから、自我の消滅を覚悟のうえで肉体の主導権を奪って腕輪を破壊したため、マドックの意思は消滅する。
『ウルトラマンタイガ』第4話「群狼の挽歌」、第20話「砂のお城」に登場。
表向きは人間態で
本来の顔は宇宙犯罪組織ヴィラン・ギルドの幹部であり[53][51]、怪獣爆弾を紛争地域に転売して莫大な利益を得ることを画策するほか、元宮サチコの開発した宇宙人判別機CQの存在が組織にとって邪魔との判断から、バド星人エル・レイに彼女を暗殺させようと画策する[52]。
自らが所有する会社「ゾリンコーポレーション」[54]を使ってエネクロン社の株価操作で利益を得るが、まもなく外事X課の潜入捜査によって失敗し、偽計業務妨害の容疑で逮捕される。
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