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セルジ・ブルゲラ
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セルジ・ブルゲラ・イ・トルネール(Sergi Bruguera i Torner, 1971年1月16日 - )は、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ出身の元男子プロテニス選手。1993年・1994年全仏オープンで大会2連覇を達成した選手である。肘を伸ばした独特のフォームから繰り出す強烈なトップスピンのボールで相手のミスを誘うプレースタイルを特徴とし、主にクレーコートで活躍した。シングルス自己最高ランキングは3位。ATPツアーでシングルス14勝、ダブルス3勝を挙げる。身長187cm、体重75kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
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現在はリシャール・ガスケのコーチを務めている。
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選手経歴
1988年にプロ入り。1993年全仏オープンで初優勝した時は、決勝で大会3連覇を目指した第2シードのジム・クーリエを6-4, 2-6, 6-2, 3-6, 6-3のフルセットで下した。1994年全仏オープン決勝では、当時20歳だった同じスペインのアルベルト・ベラサテギを6-3, 7-5, 2-6, 6-1で破っている。ブルゲラとベラサテギは、テニス4大大会史上初の「スペイン対決の決勝」を実現させ、大会会場にはスペイン国王のフアン・カルロス1世も観戦に訪れた。しかし1995年全仏オープンでは準決勝で1989年の優勝者マイケル・チャンに4-6, 6-7, 6-7のストレートで敗れ、3連覇はならなかった。
1996年アトランタ五輪男子シングルスでは決勝でアンドレ・アガシに2-6, 3-6, 1-6で敗れ、銀メダルを獲得した。1997年に3年ぶり3度目の全仏オープン決勝に進出した時は、世界ランキング66位のノーシードから勝ち上がったグスタボ・クエルテンに3-6, 4-6, 2-6で完敗して準優勝に終わっている。全仏オープン以外のブルゲラの4大大会シングルス成績は、いずれも4回戦進出が自己最高成績であった。
2002年7月に31歳で現役を引退した後は、ATPチャンピオンズツアーに参戦する傍ら、現役時代のコーチでもあった父親ルイス・ブルゲラの設立したテニス・アカデミーにおいて、父とともに監督を務めている。
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ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 35回 (14勝21敗)
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|
ダブルス: 3回 (3勝0敗)
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4大大会優勝
- 全仏オープン:2勝(1993,1994年)
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
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外部リンク
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