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バンダイが販売した携帯型ゲーム機 ウィキペディアから
ワンダースワンカラー(WonderSwan Color)は、バンダイから発売された携帯型ゲーム機。2000年12月9日に定価6,800円(税別)で発売された。略称は「WSC」。
なお、ハイグレードモデルであるスワンクリスタルに関しても本項で述べる。
2000年12月9日に発売されたワンダースワンの上位機種。カラー表示が出来るようになったことが最大の特徴である。
この節の加筆が望まれています。 |
ワンダースワンとの差異は以下の通り。
先行していたTFT液晶(シャープ製)のゲームボーイカラーやネオジオポケットカラーと違って、かつてのゲームギアと同じSTN液晶のため、スクロールする場面では残像による視認性の低下が激しく、コントラストを調整しないと画面も暗い。
特記以外はワンダースワンと同様である。
大きさ、重さともワンダースワンとほとんど変わらないが、画面がやや大きくなり、WSの横幅は121mmだったがWSCの横幅は128mmに若干伸びている。WS用ソフト、周辺機器はすべて使用可能[2]。
型番はSWC-001。
ワンダースワンと共通のものが使用できる。
また、月額料金のかかるネットワークに加入すれば、インターネットやEメールなどのサービスが利用出来た。なお、このサービスは2012年3月31日をもって終了している。
ワンダースワン用ソフトも使用できるが、表示はモノクロになる。逆に、ワンダースワンカラー専用ソフトをワンダースワンで起動すると、そのソフトに内蔵されている警告メッセージ(例:「このソフトはワンダースワンカラー専用です」)がモノクロで表示される[注釈 1]。
スワンクリスタル発売以降のワンダースワンカラー用ソフトのパッケージは、スワンクリスタルでも利用できるようになっていることが強調されるように変更され、左側にスワンクリスタル、右肩にワンダースワンカラーのロゴが表記されている。
ワンダースワンカラーのローンチタイトルは『ファイナルファンタジー』、『GUNPEY EX』など5タイトルで、スワンクリスタルのローンチタイトルは『フロントミッション』、『Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜』など3タイトルである。その他の主なタイトルは以下の通り。
スワンクリスタル(SwanCrystal)は、2002年7月12日にバンダイより発売された携帯型ゲーム機。SCrと略記される。定価7,800円(税別)。
ワンダースワンカラーのハイグレードモデルで、ワンダースワンシリーズにおける最後の機種である。 本機の発売に伴い、従来機種のワンダースワンカラーが2002年6月1日より4,800円(税別)に価格改定された[3]。
ワンダースワンカラーのSTN液晶は暗く見づらかったが、液晶ディスプレイがTFT液晶に変更された結果、残像が軽減されて画面も明るくなった。しかしワンダースワンカラーよりも発色が濃く表示されるため、同じソフトであっても色味が大きく異なる問題が生じた。また本機の発売により、市場にはソフト同梱版を含めた大量のワンダースワンカラー本体が残ってしまった[要出典]。
新しいカラーバリエーション2種を追加してほどなく経った2003年2月18日、バンダイは競合機であったゲームボーイアドバンスへソフトメーカーとしての参入を表明。同時に本機を受注生産扱いとし、そのままワンダースワンの市場は縮小していった[4]。
ワンダースワンカラーとの差異は以下の通り。
基本仕様はワンダースワンカラーと同様である。
型番はSCT-001。
ワンダースワンカラー発売当初は、スクウェアのファイナルファンタジーシリーズ初の携帯ゲーム機への移植など話題を呼んだ。その後『ファイナルファンタジーII』や『ファイナルファンタジーIV』が発売されたものの、予定されていた『ファイナルファンタジーIII』や『聖剣伝説2』が発売されず、大ヒットとはならないまま、翌年に発売されたゲームボーイアドバンスに大きく差をつけられることになり、そのまま市場は縮小していった。
音楽再生もできるメモリーカードアダプタの企画や、GPSと連携する企画があったが、ワンダースワンカラーの販売不振の結果、頓挫してしまった。
ハイグレードモデルのスワンクリスタルはカラーバリエーションを増やしたものの受注生産扱いとなり、最終的にバンダイは独自路線をやめている。
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