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GUNPEY(グンペイ)は、アクションパズルゲームのシリーズ名。
ゲームボーイの産みの親として知られるゲームクリエイター横井軍平が、任天堂から独立した後に監修した。発表当初はタイトルのカタカナ表記を「ガンピー」としていたが、これが横井の遺作となったため、「グンペイ」の名を正式なものとした。
原型となる作品である「へのへの」の制作を経て、1999年にワンダースワンのローンチタイトルとして発売され、手軽ながら中毒性のある内容から同ハードを代表するパズルゲームとされている。
縦10列、横5列からなるフィールド画面下から、徐々にせり上がってくる ライン付きのパネル(それぞれ四隅が線で結ばれている「/」、「\」、「∧」、「∨」の4種類) を上下を入れ替えて移動させ、フィールドの左右の壁をラインでつなぐとラインを構成するパネルが消滅する。せり上がるパネルがフィールドの上端まで達するとゲームオーバーとなる。
パネルは横一列につながるようにつなぐだけでなく、「\」および「/」を駆使して上下にずらしたり、変則的なS字を描くようにしたりと、最終的に線が端から端につながるようにすれば消すことができるため、一度のライン消しで多くのパネルを消すことが可能になる。
パネルの消滅処理がされる際にはゲームの進行が一時停止するがその間もパネルを移動することが可能であり、パネルを「あとづけ」してより多くのパネルを消去することが可能。これは横井が任天堂時代に開発に参加した『パネルでポン』の「アクティブ連鎖」(消去処理中にパネルを移動して連鎖数を増やすシステム)の発展形といえる。
オリジナルのルールでは、消去したパネルは空白のパネルになるのだが、後年の作品ではラインの上方に位置するパネルが、消した分だけ下がる「ブレイク」も実装されている。これはパネルが下がった時に下にあるパネルでさらにラインを繋げるコンボを作ることができる。
下記の2作品は、Q ENTERTAINMENTが開発した。
アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』では主要キャラクターの一人であるアスカが度々、グンペイを遊んでいる模様が見られる[2]。
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