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韓国の格安航空会社 ウィキペディアから
ジンエアー(韓: 진에어 , 英: Jin Air)は、韓国の格安航空会社。韓進グループに属し、大韓航空のグループ会社である。
2007年6月、大韓航空が格安航空会社を設立することを検討していると公表した[1]。韓国高速鉄道 (KTX) の開業により国内線の需要が減少し、小型機材が余剰となっていた。
2007年12月、大韓航空が200億ウォンを出資し、100%子会社の「エア・コリア」 (Air Korea) として設立された[2][3][4]。
2008年4月、韓国における国際線の就航基準が大幅に緩和されたことから、2009年から国際線への参入を果たした[5]。
2008年6月15日、社名をジンエアー (Jin Air) に変更した[6][7]。既存の航空会社より約2割引の運賃としている[8][9][10]。
なお、アシアナ航空系列のエアソウル、エアプサンとは異なり、ジンエアーが新規就航しても大韓航空は同一路線を廃止していないが、コードシェアは2015年夏ダイヤからソウル発着便のみ行っている。
航空券の座席予約システム (CRS) は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[11][12]。
2018年、親会社の韓進グループの創業者一族の不祥事の一環として、会長次女が米国籍にもかかわらず同社役員登記され登記期間中に同社が航空運動事業免許変更要請を提出したことが、航空事業法施行規則上「航空事業法第9条による欠格事由」に該当するため航空免許剥奪の事由にあたるとされ、免許取消しに対する法理検討をされていた[13]。しかし8月17日韓国国土交通部は免許取り消しによる社会的影響を考慮し航空免許の取り消し処分はせず、一定期間新規路線の開設や新規航空機登録、チャーター便の運航を認めない等の制裁を科すことを発表した[14]。
ジンエアー 就航都市 | ||||
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国 | 都市 | 空港 | 備考 | |
東アジア | ||||
韓国 | 仁川 | 仁川国際空港 | ||
ソウル | 金浦国際空港 | |||
釜山 | 金海国際空港 | |||
済州 | 済州国際空港 | |||
清州 | 清州国際空港 | |||
光州 | 光州空港 | |||
日本 | 東京 | 成田国際空港 | ||
大阪 | 関西国際空港 | |||
名古屋 | 中部国際空港 | |||
福岡 | 福岡空港 | |||
札幌 | 新千歳空港 | |||
那覇 | 那覇空港 | |||
北九州 | 北九州空港 | |||
高松 | 高松空港 | |||
宮古島 | 下地島空港 | |||
中国 | 上海 | 上海浦東国際空港 | ||
西安 | 西安咸陽国際空港 | |||
香港 | 香港 | 香港国際空港 | ||
マカオ | マカオ | マカオ国際空港 | ||
台湾 | 台北 | 台湾桃園国際空港 | ||
東南アジア | ||||
タイ | バンコク | スワンナプーム国際空港 | ||
プーケット | プーケット国際空港 | |||
フィリピン | セブ | マクタン・セブ国際空港 | ||
クラーク | クラーク国際空港 | |||
ベトナム | ダナン | ダナン国際空港 | ||
ハノイ | ノイバイ国際空港 | |||
ラオス | ヴィエンチャン | ワットタイ国際空港 | ||
マレーシア | コタキナバル | コタキナバル国際空港 | ||
ジョホールバル | スナイ国際空港 | |||
オセアニア | ||||
アメリカ合衆国 | グアム | グアム国際空港 | ||
ホノルル | ホノルル国際空港 |
機材 | 保有 | 注文 | 座席 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
C | Y+ | Y | 合計 | ||||
B737-800 | 19 | 0 | 0 | 0 | 183 | 183 | |
189 | 189 | ||||||
B737-900 | 3[41] | 0 | 8 | 0 | 180 | 188 | [42][43] |
ボーイング737MAX 8 | 5 | 0 | 0 | 0 | 189 | 189 | |
B777-200ER | 4 | 0 | 0 | 48 | 345 | 393 | 大韓航空からのリース機 |
合計 | 31 | 0 |
機材 | 機材数 | 導入年 | 退役年 | 備考 |
---|---|---|---|---|
B737-800 | 10 | 2008年 | 2022年 | 元大韓航空機材 |
*合計はキャンセル数を除いた数
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