シーラ号の謎
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『シーラ号の謎』(シーラごうのなぞ、The Last of Sheila)は、1973年のアメリカ合衆国の映画。出演はジェームズ・コバーンなど。
シーラ号の謎 | |
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The Last of Sheila | |
監督 | ハーバート・ロス |
脚本 |
スティーヴン・ソンドハイム アンソニー・パーキンス |
製作 | ハーバート・ロス |
製作総指揮 | スタンリー・オトゥール |
音楽 | ビリー・ゴールデンバーグ |
主題歌 | ベット・ミドラー「Friends」 |
撮影 | ジェリー・ターピン |
編集 | エドワード・ウォーシルカ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1973年6月14日 1973年9月14日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $2,200,000[1] |
ストーリー
ハリウッドの映画プロデューサー、クリントンの妻シーラが轢き逃げ事故で死亡した。
一年後、クリントンは疑わしい関係者6人を、妻の名を冠した豪華ヨット“シーラ号”での地中海遊覧クルーズに招待した。 脚本家のトムとその妻で富豪のリー。芸能エージェントのクリスティン。映画監督のフィリップ。女優のアリスとその夫アンソニー。リー以外の5人は事故当日クリントンの家にいた。全員が容疑者である。 クリントンは島々を遊覧しながら毎晩ゲームを行い、この中に必ずいる轢き逃げ犯を炙り出すつもりだった。
6人にそれぞれの「秘密」が書かれたカードが配られる。 ゲームでは、毎晩ヒントが与えられ、島に上陸して証拠を探し、該当するカードを持っている人物を特定するというものであった。
初日のゲームは街中で、二日目はある島の修道院で行われが、夜が明けると修道院でクリントンの死体が発見され、以降のゲームは中止となる。
6人はそれぞれが持っているカードの「秘密」を明らかにして、推理を始める。
その結果、リーが飲酒運転による轢き逃げでシーラを死なせてしまったことを告白。 さらに、そのことで自分を脅迫したクリントンを殺したことも白状した。
こうして事件は解決かと思われたが、その後、シーラ号のキャビンで両手首を切り血まみれになったリーの死体が発見される。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1979年7月22日『日曜洋画劇場』)
- クリントン・グリーン:ジェームズ・コバーン(小林清志)
- トム:リチャード・ベンジャミン(堀勝之祐)
- クリスティーン:ダイアン・キャノン
- フィリップ:ジェームズ・メイソン
- アリス:ラクエル・ウェルチ
- リー:ジョーン・ハケット(上田みゆき)
- アンソニー:イアン・マクシェーン
- シーラ・グリーン:イヴォンヌ・ロメイン
スタッフ
- 監督・製作:ハーバート・ロス
- 製作総指揮:スタンリー・オトゥール
- 脚本:スティーヴン・ソンドハイム、アンソニー・パーキンス
- 撮影:ジェリー・ターピン
- プロダクションデザイン:ケン・アダム
- 美術:トニー・ローマン
- 衣装デザイン:ジョエル・シューマカー
- 編集:エドワード・ウォーシルカ
- 音楽:ビリー・ゴールデンバーグ
- 舞台装置:ジョン・ジャーヴィス
出典
外部リンク
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