サンマリノ神社
サンマリノ共和国にある神社 ウィキペディアから
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サンマリノ神社(サンマリノじんじゃ、英語・イタリア語: San Marino Jinja)は、サンマリノ共和国セラヴァッレにある神社である[1]。創建に際して神社本庁が援助した神社である[註 1]。
サンマリノ神社 San Marino Jinja | |
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所在地 | サンマリノ セラヴァッレ |
位置 | 北緯43度57分29.2秒 東経12度28分55.5秒 |
主祭神 | 天照皇大神 |
創建 | 2014年 |
本殿の様式 | 神明造 |
地図 |
マンリオ・カデロが神社本庁に相談しながら神社造営を計画(日本会議機関誌『日本の息吹』2013年5月号)。「日本サンマリノ友好記念チャリティ金貨」の販売で資金を賄った。
平成26年(2014年)6月22日に創建した[2]。鎮座式には、神社本庁総長や安倍晋三首相の母・安倍洋子を含む150人が参列し、東京大神宮の権宮司がお祓いした[1][2][3]。
この神社は、平成23年(2011年)の東日本大震災の犠牲者の追悼と日本との友好のために、日本サンマリノ友好協会(JSFS)の発案で創建されたものである[1]。
令和6年(2024年)創建10年を迎え、マンリオ・カデロを迎えてサンマリノにて記念式典が開かれた。同年5月には公式Instagramが作成された[4]。
本殿の様式は伊勢神宮と同じ神明造である[6]。本殿の一部は、伊勢神宮の木を使って作られた。 本殿は伊勢で建造され、解体されてサンマリノに海上輸送され、サンマリノでは典型的な砂岩(花崗岩)できた土台の上に、日本の建築家と現地の建築家によってわずか3日で再構築された[2]。
主祭神は天照皇大神である。
サンマリノ神社の初代宮司は、2013年に神社本庁から神職の資格を受け、宮司に任命されたフランチェスコ・ブリガンテ (Francesco Brigante) が就任した。地元のサンマリノ人であるホテルのオーナーで、山形県の湯殿山神社で修行した[7][8][註 2]。
現在は山形県鶴岡市にある出羽三山神社(羽黒山)の神職養成所でサンマリノ神社に奉職するために神職資格を取得した神宮司善基が宮司をしている。
神社に隣接してぶどう畑があることから、「神社ワイン」が販売されている。ラベルには鳥居と干支が描かれており、日本でも購入ができる。種類は白、赤、スパークリングの3種類。なお、このワインはサンマリノ国営ワイナリーが作っている[9][10]。
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