Loading AI tools
ドラゴンボールの登場キャラクター ウィキペディアから
ゴジータは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』を原作とした劇場アニメ『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、『ドラゴンボール超 ブロリー』、テレビアニメ『ドラゴンボールGT』に登場する架空のキャラクター。原作の漫画には登場しない。
ゴジータ Gogeta | |
---|---|
ドラゴンボールのキャラクター | |
登場(最初) | ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ |
声優 | 野沢雅子、堀川りょう |
プロフィール | |
性別 | 男 |
種類 | サイヤ人(悟空とベジータの2人が融合した戦士) |
本項では、フュージョンをして失敗した姿のベクウについても触れる。
孫悟空とベジータの2人がフュージョンをしたことにより誕生した融合戦士。劇中での声は悟空役の野沢雅子とベジータ役の堀川亮(現:堀川りょう)が2人同時に喋る。一人称は「オレ」。
サイヤ人同士の融合なので、見た目にはそれほどの変化はない。身につけている服は、同じ融合戦士のゴテンクスと同様にメタモル星人の民族衣装である[1]。劇場版第15作『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』と『ドラゴンボールGT』では肩の輪っかや襟はオレンジ、帯の色は青、ズボンの色は白だが『ドラゴンボール超 ブロリー』では肩の輪っかや襟は黄色になり、帯と靴の紐の色が青藍色、ズボンの色が薄い灰色になっている。
名前の由来は悟空とベジータの2人の名前を合わせたものである。
「オレは悟空でもベジータでもない、オレはキサマを倒す者だ!!」という決め台詞は、劇場版第15作『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、『ドラゴンボールGT』第60話の登場シーンで使われている。
『Vジャンプ 2004年7月号』「DRAGON BALL魂」のコーナーの『ドラゴンボールZ3』特集(掲載画像は超サイヤ人ゴジータ)では「推定戦闘力25億以上」と書かれている[2]。
閻魔大王の救出に向かった悟空とあの世の混乱で復活したベジータの2人が圧倒的な強さを誇るジャネンバを倒すためにフュージョンをした姿。原作でポタラの力によって同じ2人が合体した姿のベジットは、表面的には挑発的で傲慢な性格を装うも、内心では魔人ブウに吸収された仲間の救出を遂行するための策士であったのに対し、ゴジータは寡黙で冷静沈着な性格という印象を与えるが、ジャネンバという殻が消滅し、元の姿に戻ったサイケ鬼がゴジータの姿を見て怯えて逃げ出す姿を見て微笑むなど、決して無愛想というわけではない。本作では2人がフュージョンをすることに成功した際は、すでに超サイヤ人に変身していた。
その直前に、2人がフュージョンに失敗した(ベジータがポーズを間違えたため)姿の「ベクウ」も登場した。命名は南の界王によるもので本人は「ゴジータ」と名乗っている。この時の姿は小柄で肥満体である。劇中ではよくこけたり、よく転がったりしていた。ベクウは自信過剰な性格だが、あくまで不完全な融合であり、戦闘力を発揮することはできなかった。しかし、ジャネンバの攻撃を予測できないマヌケな動きでなんとか30分間耐え切り、元の2人に分離することに成功する。その後、パイクーハンが悟空たちがフュージョンを成功させるための時間を稼いでいる間に2人は再度フュージョンをして遂に成功させ、超サイヤ人3に変身した悟空でも全くかなわなかったジャネンバを視覚では捉えられないほどの強力な拳打と蹴技で圧倒し、とどめは虹色に輝くエネルギー球から生成された眩い光で瞬く間に撃破する。ジャネンバは無数の光の粒子となって消滅する際に、渾身の力を込めたパンチをゴジータの顔面に当てるが、ゴジータは眉一つ動かさず受け止めるなど圧倒的な強さを見せ付けた。
映像外部リンク | |
---|---|
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」ゴジータ参戦予告 - YouTube |
2018年公開の映画『ドラゴンボール超 ブロリー』にも登場。劇場版としては23年ぶりの再登場となる。今作では『復活のフュージョン!!』には登場しなかった黒髪の平常時の姿と、超サイヤ人の進化形態である青髪の超サイヤ人ブルー[注 1]に変身した姿の2形態のゴジータが登場する。
ブロリーとの戦いで超サイヤ人ブルーに変身しても勝てないと判断した悟空は、ブロリーの標的が自分たちからフリーザに変わった隙に、ベジータを連れ瞬間移動を使用してピッコロのもとへ戦線離脱する。2人はピッコロからフュージョンを指導され、ポーズに2回失敗し3回目で成功させた。
フュージョンが成功するとピッコロから名前を聞かれ、「確かに名前があったほうがかっこいいかも」と熟考した末「ポタラの時はベジットだったから、ゴジータだ!」と名乗り、瞬間移動で1時間ほど時間稼ぎをしてくれたフリーザのもとに赴いた。
その直後に瞬間移動でブロリーのもとに戻り、少しだけ時間稼ぎをしてくれたウイスに代わり最終決戦を挑む。この戦闘ではすぐに超サイヤ人ブルーにならず、平常時の状態や超サイヤ人を使い分けブロリーを翻弄した。ブロリーはゴジータの強さに焦りを感じフルパワー状態に変身するが、その姿を見たゴジータは、対抗するため超サイヤ人ブルーに変身、ブロリーを圧倒的な強さで追い詰めていく。ゴジータは渾身の力を込めたかめはめ波で決着を着けようとするも、チライがドラゴンボールを使用し、ブロリーを元いた惑星バンパに強制帰還させて攻撃を免れ、その後、ドラゴンボールを勝手に使ったチライたちを始末しようとするフリーザを止め、戦いを終わらせた。
第60話で登場。邪悪龍たちの親玉の超一星龍(スーパーイーシンロン)を倒すために、ベジータから戦いの最後の切り札としてフュージョンを持ち掛けられ、超サイヤ人4に変身した悟空とベジータの2人がフュージョンした姿の超サイヤ人4ゴジータが登場した。超サイヤ人4の状態の悟空とベジータとは異なり、髪の毛の色は赤、体毛の色は茶色となっている。劇場版アニメ第15作目の寡黙で冷静沈着な性格だったゴジータとは大きく異なり、宇宙最強の強さを持ってしまったゆえゴテンクスのような挑発的な性格とふざけた態度が強調されており[注 2]、これが災いして結果、フュージョンをしていられる時間内に超一星龍を倒しそびれたが、超サイヤ人4の状態でフュージョンをすると激しくパワーを使うため、10分で元に戻るからである。能力は圧倒的な戦闘力の他に、5人に分身したり、クラッカーを出したりと、普段の2人には使えない不思議な技も使用した。体内に自然のあるべき姿の力「プラスエネルギー」を持ち、マイナスエネルギーを中和できるため[3]、超一星龍が放った「マイナスエネルギーパワーボール」を逆に利用し、マイナスエネルギーによって汚染された地球を浄化した。
超一星龍を子供扱いするほどの圧倒的な力を見せたが、その力に酔いしれ遊び過ぎたために、あと一歩というところで融合が解ける。その後、悟空とベジータの2人は再びフュージョンをしようと試みるが、超一星龍の妨害とエネルギー不足で再びフュージョンをすることが不可能となる。またベジータが通常時にフュージョンをしてから超サイヤ人4に変身することも悟空に提案したが、悟空は子供の姿で、体格に差が生じるため実現しなかった。
超一星龍を指1本で十分と豪語する実力は、超サイヤ人4一人の時の数十倍の力を持っており[4]、「全銀河、全次元を通じても、おそらくの最強のパワーを持った戦士のはずだ!![1]」と評されている。
ほとんどの技の名前はゲームより。基本的には悟空とベジータの技を使うが、2人にはないオリジナルの技も使用する。
ゲームでの初登場は1995年にバンダイから発売されたPlayStation専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』。基本的にどの作品でも隠しキャラクターとして登場する。『ドラゴンボールGT』に登場した時のゴジータは一部ゲームで「ゴジータ:GT」という名称になっているほか、映画『ブロリー』に登場した時のゴジータは『スーパードラゴンボールヒーローズ』では「ゴジータ:BR」表記であり、『ドラゴンボール ゼノバース2』では「ゴジータ(DB超)」表記となっている。
2005年にバンダイから発売されたPlayStation 2専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ3』では、超サイヤ人4のゴジータも登場。超サイヤ人4のゴジータに融合する際にはコマンドを入力する必要がなく、必ず成功するが、なっていられる時間が非常に短い。オリジナルストーリーとして、ゴテンクスに挑戦状を叩きつけられるストーリーがある。
2009年に発売されたPlayStation 3とXbox 360用のゲームソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト』では、ベジットとゴジータの2人が、どちらが強いのか勝負するというオリジナルストーリーが登場。ベジットに勝利した際に彼から再戦を申し込まれるが、再びフュージョンしなければならない欠点を指摘されていた。
2010年に稼働を開始したトレーディングカードアーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』では、超サイヤ人2と超サイヤ人3のゴジータが登場しており[注 3]、PVアニメーションでは超サイヤ人2のゴジータが登場し、魔人ブウと戦う。その後、ゴッドミッションにおいて超サイヤ人4のゴジータも登場した。
2016年11月17日より稼働開始した『スーパードラゴンボールヒーローズ』では、“ゼノ”と呼ばれる本作オリジナルの異世界のゴジータも登場する(ゴジータ:ゼノと表記される)。劇場版アニメや他のゲーム作品とは違い衣装のデザインが異なっている。また、超サイヤ人4のゴジータ:ゼノも登場する。そのほかユニバースミッションではゴジータ:UMが、ビッグバンミッションではゴジータ:BMが登場している。
『ドラゴンボールZドッカンバトル』では、劇場アニメや『GT』から各ゴジータが全て登場している。同作でのゴジータの名称はそれぞれ異なっており、劇場版第15作『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、超ゴジータ、『ドラゴンボールGT』では超サイヤ人4ゴジータ、『ブロリー』では通常形態のゴジータ、超サイヤ人形態の超サイヤ人ゴジータ、超サイヤ人ブルー形態の超サイヤ人ゴッドSSゴジータに分けられている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.