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2000年代、テニスの4大大会に車いすテニス部門が相次いで加わり、2009年、NEC車いすテニスツアーにグランドスラムのグレードが新設された。対象となるのは以下の4大会である[1]。ウィンブルドン選手権はこれまでシングルスがなかったが、2016年より導入され[2]、これによって、4大大会すべてで男子・女子それぞれのシングルス・ダブルス両部門が開催されるようになった。
1年でグランドスラムを達成することを「年間グランドスラム」と呼ぶ。以下に選手名と達成年を示す。
年 | 達成者 | 備考 |
---|---|---|
2007年[1] 2009年[3] 2011年[3] |
エステル・フェルヘール | |
2021年 2022年 2023年 |
ディーデ・デ・グロート | 2021年に年間ゴールデンスラムを達成 |
年 | 達成者 | 備考 |
---|---|---|
2009年 | エステル・フェルヘール コリー・ホーマン |
|
2011年 | エステル・フェルヘール シャロン・ウォルレイブン |
|
2013年 | アニーク・ファン・コート イスケ・フリフィウン |
|
2014年 | 上地結衣 ジョーダン・ホワイリー |
4大大会において 4連勝および4連勝以上を挙げたものの、2年間に跨るが故に“年間”グランドスラムとは見なされない連勝記録が存在している。これをノン・カレンダー・イヤー・グランドスラム(Non-calendar Year Glandslam)という。
選手生活の間に、4大大会を全て制覇する事を指す。日本語では「生涯グランドスラム」または「生涯4大大会全制覇」および「通算グランドスラム」などと訳される。
また、便宜上、ウィンブルドン選手権を全英と表記する。
達成者 | 達成期間 | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | 国枝慎吾 | 2007年全豪→2022年全英 | ダブルスでも達成 |
2 | アルフィー・ヒューエット | 2017年全仏→2024年全英 | ダブルスでも達成 |
達成者 | 達成期間 | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | ディーデ・デ・グロート | 2017年全英→2019年全仏 | ダブルスでも達成 |
達成者 | 達成期間 | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | 国枝慎吾 | 2006年全英→2008年全仏 | シングルスでも達成 |
2 | ミカエル・ジェレミアス | 2003年全豪→2009年全英 | |
3 | ステファン・ウデ | 2007年全仏→2010年全豪 | |
4 | マイケル・シェファース | 2008年全仏→2011年全英 | |
5 | ニコラ・パイファー | 2011年全仏→2016年全豪 | |
6 | ゴードン・リード | 2015年全仏→2017年全豪 | |
7 | アルフィー・ヒューエット | 2016年全英→2020年全仏 | シングルスでも達成 |
達成者 | 達成期間 | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | エステル・フェルヘール | 2004年全豪→2009年全英 | |
コリー・ホーマン | 2005年全米→2009年全英 | ||
3 | シャロン・ウォルレイブン | 2010年全仏→2011年全豪 | |
4 | イスケ・フリフィウン | 2006年全豪→2012年全英 | |
5 | アニーク・ファン・コート | 2010年全豪→2013年全米 | |
6 | 上地結衣 | 2014年全豪→2014年全米 | |
ジョーダン・ホワイリー | 2014年全豪→2014年全米 | ||
8 | ディーデ・デ・グロート | 2017年全米→2019年全豪 | シングルスでも達成 |
4大大会及びパラリンピックを制することをゴールデン・スラム (Golden Slam) という。ゴールデン・スラムは4年に一度しか達成可能な機会が無いために、最難関の偉業とされている。
達成者 | キャリア・グランドスラム達成期間 | パラ五輪初金メダル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | 国枝慎吾 | 2007年全豪→2022年全英 | 2008年北京パラリンピック | ダブルスでも達成 |
達成者 | キャリア・グランドスラム達成期間 | パラ五輪初金メダル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | ディーデ・デ・グロート | 2017年全英→2019年全仏 | 2021年東京パラリンピック | 2021年に年間ゴールデンスラムを達成 ダブルスでも達成 |
達成者 | キャリア・グランドスラム達成期間 | パラ五輪初金メダル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | ディラン・アルコット | 2015年全豪→2019年全英 | 2016年リオデジャネイロパラリンピック | ダブルスでも達成 |
達成者 | キャリア・グランドスラム達成期間 | パラ五輪初金メダル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | 国枝慎吾 | 2006年全英→2008年全仏 | 2004年アテネパラリンピック | シングルスでも達成 |
2 | ミカエル・ジェレミアス | 2003年全豪→2009年全英 | 2008年北京パラリンピック | |
3 | ステファン・ウデ | 2007年全仏→2010年全豪 | 2008年北京パラリンピック | |
4 | ニコラ・パイファー | 2011年全仏→2016年全豪 | 2016年リオデジャネイロパラリンピック | |
5 | アルフィー・ヒューエット | 2016年全英→2020年全仏 | 2024年パリパラリンピック |
達成者 | キャリア・グランドスラム達成期間 | パラリンピック初金メダル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | エステル・フェルヘール | 2004年全豪→2009年全英 | 2000年シドニーパラリンピック | |
2 | コリー・ホーマン | 2005年全米→2009年全英 | 2008年北京パラリンピック | |
3 | シャロン・ウォルレイブン | 2010年全仏→2011年全豪 | 2008年北京パラリンピック | |
4 | ディーデ・デ・グロート | 2017年全米→2019年全豪 | 2021年東京パラリンピック | シングルスでも達成 |
5 | 上地結衣 | 2014年全豪→2014年全米 | 2024年パリパラリンピック |
- | 達成者 | キャリア・グランドスラム達成期間 | パラ五輪初金メダル | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ディラン・アルコット | 2018年全豪→2019年全米 | 2016年リオデジャネイロパラリンピック | シングルスでも達成 |
達成者 | 記録 |
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国枝慎吾 | シングルス年間グランドスラム(2007, 2009, 2010, 2014, 2015)[1][3] シングルス7連勝 シングルスダブルス共にキャリア・ゴールデン・スラム達成 |
上地結衣 | ダブルスで年間グランドスラム達成(2014) ダブルスでキャリア・ゴールデン・スラム達成 2024年パリパラリンピック シングルス、ダブルス共に優勝 |
小田凱人 | 2023年全仏オープン、ウィンブルドン選手権優勝 2024年全豪オープン、全仏オープン優勝 2024年パリパラリンピック優勝 |
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