Qaijff(クアイフ)は、森彩乃、内田旭彦、三輪幸宏の三人からなるスリーピースバンド。2012年3月に愛知県名古屋市にて結成。2017年11月のメジャー・デビューを機に表記を「Qaijff」から「クアイフ」に変更。2021年4月16日、再びカタカナ表記からQaijff表記へ戻すことを発表した。2016年からサッカーチーム「名古屋グランパスエイト」のサポートソングを担当している。2023年度の たぎってしかたない はTikTokで100万回再生を突破している。
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概要 Qaijff, YouTube ...
Qaijff |
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YouTube |
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チャンネル |
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活動期間 |
2012年 - |
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ジャンル |
音楽 |
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登録者数 |
約4万人 |
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総再生回数 |
約300万回 |
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年8月17日時点。 |
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- 森 彩乃(もり あやの)
- 1987年11月19日生まれ。愛知県岡崎市出身。A型。
- ボーカル、キーボード、作詞、作曲を担当。稀にグッズなどのデザインも行う。
- 好きなアーティストは清春、レディオヘッド、ビョーク。
- 無類のラーメン好きとして知られ、「ラーメン好き著名人」の1人として『ラーメンWalker』(KADOKAWA)にコメントを寄稿した[1]。
- 母親がピアノの講師をしており、4歳からクラシックピアノを学び、後に名古屋音楽大学ピアノ科へ進学[2]。
- 絶対音感の持ち主。
- ピアノ・ミュージックフェスティバル優秀賞[3]。
- 学生時代所属していたバンドではギター・ボーカルを担当。バンド解散後、シンガーソングライターとしてソロ活動を開始し、後に内田、三輪と出会う。
- 2021年には自身のアパレルブランド「誰かになりたいわけじゃない」も始動。
- 2023年4月19日「3月下旬にステージIIの乳がんと診断。完治に向けて、今月末からまずは約1年半の治療を開始いたします」と報告[4]。
- 同年はライブ活動をセーブし治療優先で活動を続けていたが、2024年ライブ活動を本格復帰を果たす。前向きに治療を行う姿をAbema、東海テレビ、CBC テレビ等多くのメディアが密着取材を行い、同世代の女性を中心に大きな感動を呼んだ。
- 内田 旭彦(うちだ あきひこ)
- 1988年4月14日生まれ。愛知県岡崎市出身。A型。
- ベース、プログラミング、作詞、作曲、編曲、リーダーを担当。
- 好きなアーティストはTHE BLUE HEARTS。
- 3歳からサッカーに打ち込み、学生時代は名古屋グランパスエイトユースの選手として長年プレー。元サッカー日本代表DF吉田麻也や岡大生など多くのプロサッカー選手と共にプレイをした異色の経歴を持つ[5]。
- ベース以外にもピアノ、ギターも演奏でき、ライブではギターを担当することもある。
- ドラムの三輪とは大学からの同級生で同じ軽音楽部に所属。
- バンド活動の他にも、個人名義でのCM、映画、ドラマ、舞台の音楽制作や他アーティスト楽曲提供、Jリーグ「名古屋グランパス」のスタジアムサウンドプロデュース、2022年にはプロオーケストラ「名古屋フィルハーモニー交響楽団」とのコラボレーション楽曲制作など、多岐に渡り音楽制作を行う。近年では映画、ドラマの音楽制作も積極的に行なっており、2024年公開の映画『帰ってきた あぶない刑事』2024年テレビ東京ドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』2024年テレビ朝日ドラマ『青島くんはいじわる』、話題の作品に多く携わっている。
- 三輪 幸宏(みわ ゆきひろ)
- 1988年11月22日生まれ。愛知県名古屋市出身。A型。
- ドラム担当。
- 好きなアーティストはセヴンダスト、インキュバス、リンプ・ビズキット。
- 無類の犬好き。
- 幼少の頃からピアノを学んでいたが12歳の頃にドラマーに転向する。
- 潔癖性。
- 十代の頃に所属していたバンドでは、ヨーロッパツアーなども敢行しており、スペインの国営ラジオ局の出演や現地の新聞などで特集を組まれ話題となった。
- 2021年4月16日、群発性頭痛発症により無期限活動休止を発表。
内田と三輪が所属していたセレンダインの解散が決定し、内田と三輪が新バンド結成を決意する。ソロとして活動していた森の元にサポートベーシストとして訪れた内田と出会い、森の才能に惹かれた内田がバンド結成の話を持ちかける。セレンダインの解散ライブに森が訪れ、森と三輪が出会う[注釈 1]。当初、ギタリストを含めた4人でスタジオ練習を行っていたが、ギタリスト加入の話は流れ、森がピアノを弾きながら歌う現在のスリーピースの編成となる[注釈 2]。
バンド名は、ヨハン・クライフから「Cruijff」にしようとなったが、著名な人物と区別する為、綴りを「Qaijff」とし、読みを「クアイフ」という造語に決定[6]。2012年3月より愛知県名古屋市を拠点とし、活動を開始する。
2014年にインディーズデビュー、2017年にメジャーデビュー。
メジャーデビューシングル「愛を教えてくれた君へ」は、テレビアニメ『いぬやしき』(フジテレビ)のエンディングテーマに抜擢され、USENチャート1位など各種チャートを席巻し、“泣ける神曲”としてロングヒット。
2021年4月16日、ドラム三輪幸宏の無期限活動休止を発表。これを機に片仮名表記からQaijff表記へ戻すことを発表。また事務所、レコード会社からの独立も発表した。
結成以来、テレビアニメ『いぬやしき』『真・中華一番!』(毎日放送)、情報番組『さらさらサラダ』(NHK総合)など、様々なテレビ番組のテーマ楽曲を担当。2016年からJリーグチーム「名古屋グランパス」のオフィシャルサポートソングを担当しており、2023年の楽曲「たぎってしかたないわ」はTikTokで100万回再生を突破。2024年の楽曲「誇れ」は、ZIP-FMオフィシャルチャート「ZIP-HOT100」で見事1位を獲得するなど、ロングヒットを記録した。
また2021年には約50人編成の大規模なオーケストラコンサートを開催。日本を代表する音楽家、斎藤ネコが指揮者として参加、オーケストラ編曲もメンバー自身で手掛け、ジャンルの垣根を超えたその活動スタイルが大きな話題を呼んだ[7]。
2024年夏開催のワンマンツアー「誇れ-2024-」は全日程ソールドアウト。同年冬にはアルバムリリース、ワンマンツアー開催が決定しており、今後も見逃せないトピックで溢れている。
音楽性
ピアノボーカル、ベース、ドラムのスリーピース編成。近年ではサックス、ギターをサポートメンバーに迎えてライブを行うこともある。全ての作詞・作曲をメンバーの森・内田が行い、編曲をQaijffが行っている。自身を「絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド」と位置づけ、その時々で様々な形態の楽曲を生み出す[8]。メンバーの音楽の好みは全く異なり、制作した楽曲は高い歌唱力にポップなメロディーをのせ、クラシカルなピアノ、変態的なベース、アグレッシブなドラム、転調や変拍子を用いた独特なサウンドを特徴としている。2020年には配信限定で、2021年には有観客でオーケストラコンサートを開催。2021年12月24日に三井しらかわホールで開催されたオーケストラコンサートはチケットソールドアウト。オーケストラ編曲も内田と森で行うなど、幅広い音楽性を持つ。
制作活動
結成当初は森が作詞・作曲を担当し、ピアノの弾き語りで出来た曲をスタジオで合わせながら編曲していくというスタイルをとっていた。2014年頃からは内田も作詞・作曲を担当するようになり、作曲は主にLogicProを使用してデスクトップミュージックで行われる。楽曲提供も積極的に行っており、楽曲を提供したベイビーレイズJAPANとは頻繁にライブやインタビューなどで共演している[9]。
バンド形態以外にも、フルオーケストラでの楽曲制作も行っており、2021年に三井しらかわホールで開催したオーケストラコンサートでは、50人編成のフルオーケストラの作編曲も行った。
シングル (Qaijff名義)
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発売日 |
タイトル |
規格品番 |
収録曲 |
備考 |
1st |
2012年9月2日 |
誰かになりたいわけじゃない |
QAIM01292 |
- future
- クライマックス
- 変わって
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ライブ会場限定販売 |
2nd |
2013年3月31日 |
Repeat |
QAIM13331 |
- リピート
- escapism
- Life
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3rd |
2013年12月26日 |
Clock hands/エンディング |
ZNFO-1001 |
- Clock hands
- エンディング
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タワーレコード限定ワンコインシングル |
1st EP |
2016年12月7日 |
snow traveler |
KIRS-1008 |
- snow traveler
- universe
- good morning
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オリコン最高112位 |
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シングル (クアイフ名義)
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発売日 |
タイトル |
規格品番 |
収録曲 |
備考 |
1st |
2017年11月29日 |
愛を教えてくれた君へ |
ESCL-4948/9(期間生産限定盤) ESCL-4947(通常盤) |
- 愛を教えてくれた君へ
- セツナロマンチック
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1:フジテレビ"ノイタミナ"TVアニメ「いぬやしき」EDテーマ オリコン最高45位 |
2nd |
2018年3月7日 |
ワタシフルデイズ |
ESCL-5000 |
- ワタシフルデイズ
- 未来emotion
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2:名古屋グランパス2018シーズンオフィシャルサポートソング |
3rd |
2019年10月23日 |
光福論 |
ESCL-5299(期間生産限定盤) ESCL-5298(通常盤) |
- 光福論
- アイノウ
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1:アニメ「真・中華一番!」オープニング主題歌 |
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配信限定シングル
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発売日 |
タイトル |
レーベル |
2017年10月13日 |
愛を教えてくれた君へ (TV Size Version) |
Sony Music Entertainment |
2019年2月23日 |
Viva la Carnival |
2020年2月29日 |
Salvia |
Sony Music Labels |
2021年3月3日 |
ナンバーワン |
2022年2月19日 |
Want |
"="music |
2022年4月16日 |
たらしめろ |
2022年11月15日 |
通り過ぎていく |
con anima |
2023年1月9日 |
たぎってしかたないわ |
2023年6月12日 |
たらしめろ (FILMSONG Remix) |
2023年8月26日 |
サニーサイド |
2023年10月1日 |
たぎってしかたないわ (studio anima / Acoustic Guitar Session) |
2024年3月2日 |
誇れ |
2024年8月17日 |
誇れ (Piano Version) |
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アルバム (Qaijff名義)
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発売日 |
タイトル |
規格品番 |
収録曲 |
備考 |
1st |
2014年3月12日 |
Qaijff |
ZNFO-1005 |
- Turn out
- signal
- ピラミッドを崩せ
- ニューワールド (album ver.)
- Clock hands
- モンスター
- 重なる
- MUSIC
- 虹を探していた
- アイトハ
- escapism (album ver.)
- future (album ver.)
- クロスハッチング
- シーソー
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オリコン最高161位 |
1st mini |
2015年6月3日 |
organism |
KIRS-1001 |
- organism
- hello world
- meaning of me
- after rain
- along the coast
- lost world
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オリコン最高99位 |
2nd mini |
2016年4月13日 |
Life is Wonderful |
KIRS-1005 |
- Wonderful Life(TBS系テレビ「SUPER SOCCER」4月・5月度エンディングテーマ)
- 未完成ワールド
- 光を探しに
- Re:Answer
- ソングフォーミー
- グッドナイター
- Don't Stop The Music(名古屋グランパス 2016シーズン オフィシャルサポートソング)
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オリコン最高79位 |
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アルバム (クアイフ名義)
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発売日 |
タイトル |
規格品番 |
収録曲 |
備考 |
1st |
2018年6月6日 |
POP is YOURS |
ESCL-5060/1(初回生産限定盤) ESCL-5062(通常盤) |
- Take me out
- I love ME !
- ワタシフルデイズ
- こだまして
- じゃあ、またね。
- 愛を教えてくれた君へ
- タイムマシーン
- さよならライアー
- Polaris
- EverBlue
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2:メ~テレドラマ「ミューブ♪ ~秘密の歌園」主題歌 3:近鉄パッセ「Pass'e 大感謝祭」TV-CMソング 6:フジテレビ"ノイタミナ"TVアニメ「いぬやしき」エンディング・テーマ |
2nd |
2019年8月28日 |
URAUE |
ESCL-5269 |
- 337km
- いたいよ
- Parasite
- クレオパトラ
- ハッピーエンドの迎え方
- 桜通り
- 自由大飛行
- Viva la Carnival
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8:名古屋グランパス2019シーズンオフィシャルサポートソング |
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DVD
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発売日 |
タイトル |
規格品番 |
1st |
2016年1月20日 |
after world |
KIRS-2001 |
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参加作品
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発売日 |
タイトル |
規格品番 |
収録曲 |
備考 |
2013年11月6日 |
JACKMAN RECORDS COMPILATION ALBUM vol.8 RO69JACK 12/13 |
ROJR-0030 |
- ainamania / 喪失
- 青空教室 / 魔法のカーテン
- Alisters / Sliding Side Face
- Welcome Toxicity / JUICY MOUTH
- KANIVArhythm DANCE CLUB / Sabotage
- Qaijff / future
- Super Spreaders / ライト
- NOGIKU / ダイヤモンドダスト
- The nonnon / Sally
- ハウリングアンプリファー / ナンバー7
- the Hedgehog / samsara
- ポラロイズ / 風の歌
- Menoz / 現代のケモノ
- ヤミアガリ / アウトサイド
- RAGOUT / 嘘吐きの世界
- ROLLICKSOME SCHEME / SHE:ME
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JACKMAN RECORDS |
2013年11月6日 |
TRUST YOUR SOULS "NAGOYA" |
RCTR-1025 |
- BACK LIFT / MY PRECIOUS LIFE
- 04 Limited Sazabys / Do it Do it
- みそっかす / 憧れのギブソン
- EVERLONG / ヴィーナス
- sukida dramas / Kansas
- ALL FOUND BRIGHT LIGHTS / Keep it Real
- THREE LIGHTS DOWN KINGS / Feel This Moment
- SilberStyle / The Night Before Tomorrow
- Qaijff / ニューワールド
- nothingman / 小さなライブハウスのステージの上から
- MISTY / Missing you
- vagarious vagabondage / Don't Freak Out
- ENTH / Get Started Together
- SEQUIM / Before shooting star fade out
- LUCCI / 帰り道
- The Way I Am / ここから見る景色
- THIS MORNING DAY / Mr.
- at Anytime / HAVE A GOOD NIGHT
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ワンマンライブ・主催イベント
- 2013年07月19日-12月28日 - Qaijff 6ヶ月連続企画 「for the future 0412」
- w/LOW-PASS / aquarifa / OverTheDogs / 緑黄色社会 / オワリカラ / Brian the Sun / それでも世界が続くなら
- 2015年07月02日-29日 - Qaijff 1st. mini album「organism」release tour "after world"
- w/ENTHRALLS / OverTheDogs / Suck a Stew Dry / オモイメグラス / テスラは泣かない。 / aquarifa / Archaic Rag Store / asobius / cosmomils / GOOD BYE APRIL / Hermit Purple / INKYMAP / KAKASHI / Mistress / pilot / polly / reading note / ReEmo / The Lightning Deliverys / UK BAND / アザヤイタ / カトキット / ドラマストア / ハレルヤBAND / ビッケブランカ / フェチ / ペロペロしてやりたいわズ。 / 秀吉 / 鶴
- 2015年11月05日-12月26日 - Qaijff2ヶ月連続東名企画 ~CONNECT WORLD~
- w/aquarifa / bomi / Charisma.com / HaKU / LUCCI / UNIDOTS
- 2016年05月27日-07月02日 - Qaijff 2nd mini album「Life is Wonderful」release tour "Wonderful Live"
- w/EARNIE FROGs / ENTHRALLS / カヨコ / ポラロイズマリー
- 2016年12月22日 - Qaijff one-man live「for the future ××」
- 2016年12月24日-2017年01月28日 - 「Qaijff/snow traveler」CD発売記念インストアイベント
- 2017年04月16日-22日 - Qaijff Live Tour「next for the future」
- 2018年02月18日-25日 - クアイフ Live Tour "愛を教えてくれた君へ"
- 2018年06月15日-07月02日 - クアイフ Tour "LIVE is YOURS"
- 2018年07月20日-31日 - クアイフ One-man Tour "LIVE is YOURS"
- 2018年12月29日 - one-man live "for the future 2018"
- 2019年04月14日-06月22日 - クアイフ Live Tour "eight"
- 2019年09月08日-27日 - クアイフ「URAUE」release tour "ITTAI"
- 2020年06月26日 - live my room Q Vol.17
- 2021年07月31日 - #Qaijff one-man live「Re:Answer」
- 2021年12月24日 - Qaijff Orchestra Concert「live my city Q 2021」
- 2022年03月25日 - Qaijff one-man live " AI KNOW "
- 2022年07月01日 - Qaijff「Want / たらしめろ」release party "We Want TARASHIMERO!!"
- 2022年11月22日 - 10th Anniversary one-man live "調律のされていないピアノみたいに"
- 2023年04月01日 - one-man live "十一"
注釈
この時、三輪は内田が森をバンドのボーカルに誘っていたことを知らなかった。
ギタリストが構想に入っていた時は森はハンドマイクで歌っていた。
出典
“Qaijff”. Eggs. 2016年11月17日閲覧。