一部機種を除きEOSシリーズのスピードライトが使用でき、また操作体系もEOSに準じているため、EOSのサブ機としても使われることが多い。専用のコンバージョンレンズがオプションで用意されている。Proシリーズがラインナップから外れているため、カタログ上では実質的にフラッグシップモデルとして位置づけられている。G7からG10とG15とG9Xを除きバリアングル(可動式)モニターを搭載する。なお、PowerShot G4・G8・G13・G14は欠番である。このうち4・13は忌み番号であるためと思われる。
- 基本モデル
- PowerShot G1(2000年10月25日発売)
- PowerShot G2(2001年9月20日発売、2002年3月黒モデル追加)
- PowerShot G3(2002年11月28日発売)
- PowerShot G5(2003年6月25日発売)
- PowerShot G6(2004年9月17日発売)
- PowerShot G7(2006年10月26日発売)
- PowerShot G9(2007年9月21日発売)
- PowerShot G10(2008年10月17日発売)
- PowerShot G11(2009年10月2日発売)
- PowerShot G12(2010年10月17日発売)
- PowerShot G15(2012年10月12日発売)
- PowerShot G16(2013年9月12日発売)
- Xモデル - センサーサイズを大型化した上位モデル
- PowerShot G1 X(2012年3月9日発売) - 1.5型CMOSセンサー、DIGIC 5を搭載したフラグシップモデル[6]。
- PowerShot G1 X Mark II(2014年3月13日発売) - G1 Xの後継機種。実像式光学ファインダーが廃止されコンパクトとなり、チルト液晶やWi-Fiなど、機能が強化された。
- PowerShot G7 X(2014年10月3日発売) - 1型CMOSセンサー、DIGIC 6を搭載。G1 X Mark IIの下位モデル扱いだが、Sシリーズ2・3桁モデルより若干大きい程度のコンパクトなデザイン。機能はGシリーズの特徴を取り入れているためSシリーズより大幅に強化された。
- PowerShot G3 X(2015年6月25日発売)[7] - 1型CMOSセンサー、DIGIC 6に加え、光学25倍ズームレンズを搭載したモデル。
- PowerShot G5 X(2015年10月22日発売)[8] - 1型CMOSセンサー、DIGIC 6を搭載。約239万画素のEVF搭載モデル。
- PowerShot G9 X(2015年10月22日発売)[8] - 1型CMOSセンサー、DIGIC 6を搭載。Xモデルの中では一番最小・最軽量(バッテリー・SDカード込みで約209グラム)のモデル。PowerShot S120の実質的後継[9]。本機種では、設定等もタッチパネルを中心とした操作体系に変更された。また、Xモデルで初めてシルバーのカラーリングも用意された。
- PowerShot G7 X Mark II(2016年2月25日発売) - 1型CMOSセンサー、DIGIC 7を搭載。G7 Xの後継[10]。USB充電に対応。また、レンズ部分のダイヤルもクリック感有りと無しがスイッチで選択できるようになった。
- PowerShot G9 X Mark II(2017年2月23日発売)[11] - 1型CMOSセンサー、DIGIC 7を搭載。G9 Xの後継で、重量はG9Xの209グラムよりも3グラム軽量化された。また、Bluetoothに対応し、専用アプリ「Camera Connect」でのリモートライブビュー撮影に加え、Bluetoothによるリモートコントローラー機能も搭載。
- PowerShot G1 X Mark III(2017年11月30日発売)[12] - G1 X Mark IIの後継。DIGIC 7を搭載。キヤノンのコンパクトカメラの中では初めてAPS-Cサイズのセンサーを備え、ミラーレス一眼のEOS M5以降で採用しているデュアルピクセルCMOS AFを同じくコンパクトカメラで初搭載。EVFを備えながらも399グラムとG1 X Mark IIよりも154グラム軽量化された。また、ISも光学式に加えてCMOSセンサーでのブレから判断して除去するデュアルセンシングIS搭載により、4段分の補正効果を達成した。
Powershot G1
PowerShot G7
PowerShot G9
PowerShot G1 X
Powershot G9 X
Powershot G1 X Mark III