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『キャロリング』は、有川浩による日本の小説。文藝春秋の『別册文藝春秋』2012年9月発行第301号に前篇・同年11月発行第302号に後編が掲載され、2014年10月23日に幻冬舎より単行本が発売された。[2]
また、NHKプレミアムでテレビドラマ化されている[3]。
2011年有川浩が原作・脚本をしたTheatre劇団子25th act『もうひとつのシアター!』に演劇集団キャラメルボックスの阿部丈二が客演した際に交友を持ち、その後キャラメルボックスとコラボして『ヒア・カムズ・ザ・サン』を執筆。[4]
その後、キャラメルボックスで舞台化される前提で本作を執筆を開始する。キャラメルボックスの座付き作家である成井豊と原案段階から相談し、有川浩は本作を書くために役者全員と面談をしてキャラクターを作り上げていった。[5]なお本作の登場人物名は、実際に演じた役者が考えた物が採用されている。[6]
大和俊介が務める小規模 子供服メーカー「エンジェル・メーカー」は経営不振のため、12月25日で「クリスマス倒産」することとなった。
エンジェル・メーカーは学童保育もしており、ほとんどの子供は別の所へと移っていったが、ただ1人田所航平だけは最後の日まで世話になることになっていた。航平の両親は別居しており、航平はキャリアウーマンである母親の圭子と共に年明けには海外に行くことが決まっていたのだ。両親に離婚して欲しくない航平は何とかして両親を仲直りさせるべく、大和の同僚の折原柊子と共に父親の祐二の居る横浜へと向かう。
2012年11月18日から25日まで新神戸オリエンタル劇場、同年12月3日から25日までサンシャイン劇場にて上演された。また、平日限定で有川浩書下ろしのエピローグ「あの人からの手紙」が終演後に朗読された(種類は3種類)[7]。
NHK BSプレミアム「プレミアムよるドラマ」にて『キャロリング〜クリスマスの奇跡〜』のタイトルで、2014年11月4日から12月23日まで全8回放送[9]。
放送回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 |
---|---|---|---|
第1話 | 11月 | 4日運命のカウントダウン | 塚本連平 |
第2話 | 11月11日 | ホントの気持ち | |
第3話 | 11月18日 | すれちがう想い | 府川亮介 |
第4話 | 11月25日 | 甘いワナ | |
第5話 | 12月 | 2日ただひとつ願うこと | 塚本連平 |
第6話 | 12月 | 9日ボクの女に手を出すな | |
第7話 | 12月16日 | 大切な人 | |
最終話 | 12月23日 | 聖夜の決断 |
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