カスタムロボの本体。他のロボット作品における武装以外の部位、「骨格(フレーム)」に相当する。
地上性能(最高移動速度・加速力・旋回力等の素早さ)、ジャンプ性能(高度・速度・移動力・旋回力・着地時の硬直時間)、空中性能(空中ダッシュ及び多段ジャンプの回数(『GX』を除く)・速度・高度・移動距離・着地時の硬直時間)の差異といった地上・空中における機動力全般、防御性能(防御力(被ダメージ量)・がまん力(ダウンのしやすさ)・ダウン時間の長さ(一部違法型のみ))、攻撃性能(攻撃力・ガン発射後の硬直時間の長さ(いずれも『V2』以降に実装))等、バトルにおける全体的な基礎ステータスが決定される。
ロボの性能はそれぞれの型ごとに千差万別であり、特に防御性能・アタック(後述)は他のパーツでは補えない要素なので、機動力・戦法との兼ね合いで選択することになる。
なお、ゲーム中には「ロボを長い間使っていると本人に似てくる」という話があり、そのためか一部のロボはコマンダーに近い外見をしていることがある。
- スタイル(タイプ)
- 各ロボにはそれぞれ一部の性能を重視したスタイル(初代ではタイプ)が設定されている(『BR』以前における違法型と特殊型のロボには設定されていない)。
- 以下6種類の内のいずれか1つに分類されている。
- ノーマルスタイル - バランスの取れたスタイル。各型の基準であり、全スタイルの中でも平均的な性能を持つ。
- スピードスタイル - 素早さを重視したスタイル。ノーマルに比べて素早さ・空中能力(『BR』以降)が高いが、防御力が低い。
- アーマースタイル - 防御力を重視したスタイル。ノーマルに比べて防御力・がまん力が高いが、素早さが低い。
- パワースタイル - 『V2』より登場。攻撃力を重視したスタイル。ノーマルに比べて装備した武器の攻撃力が5%高いが、防御力が低い。なお、アタックの攻撃力には反映されないため、他のスタイルに比べてアタックの攻撃力が必ずしも高いとは限らない。
- ジャンパースタイル - 『V2』にのみ登場。ジャンプ性能を重視したスタイル。ノーマルに比べてジャンプ力が高いが、防御力が低い。
- アザースタイル - 『激闘!』にのみ登場。一部のシャイニングファイター型・違法型・特殊型に該当し、上記のどのスタイルにも該当しない、いわゆるその他である。性能の変化に統一性は全く無いが、上記のスタイルを複合したような特殊な性能を持つものが多く、特に違法型・特殊型は全体的な性能、または極端に一部の性能が増減している傾向にある。
- アタック
- 『GX』を除く全シリーズに採用されている。一部を除いて発動中無敵になり、ロボ本体に攻撃判定を発生させた状態でそれぞれ固有のアクションを行う近接攻撃。基本的に高威力のガンに匹敵するほど攻撃力が高く、ヒット時は相手を確実にダウンさせることができる(そもそもダウンしないジェイムスン、アール第3形態を除く)。各ロボ毎にアクションや動作時間・無敵時間・攻撃力・動作前後の隙の大きさ・ヒットした相手の挙動などが異なるため、使い勝手にも大きな差がある。
- なお、『GX』では後述するアクションチップと入れ替わる形で削除されている。
- アタックは以下の4タイプに大別される。ただし性能によっては複数のタイプの特徴を併せ持つものも存在する。
- 攻撃タイプ - 攻撃用のアタック。直接相手に向かって突撃するため、4種のタイプの中で最もヒットさせやすい。
- 対空タイプ - 上空へ向かうアタック。空中にいる相手への迎撃として有効。その反面、地上の相手には密着しない限り当たらない。
- 移動タイプ - 移動用のアタック。山なりの軌道を描き、障害物を乗り越えるように移動する。距離を調節しないと相手を飛び越えてしまうものが多く、攻撃としては扱いにくい。
- 回避タイプ - 無敵時間を利用して相手の攻撃を回避するアタック。高い誘導性能を持ちゆっくり相手に向かって前進する、逆に相手から逃げるように遠ざかるなど、トリッキーなモーションを行うものが多い。
シャイニングファイター型
若い青年のような姿をしたロボ。歴代のほとんどの主人公機が属するだけあり、非常に性能のバランスが重視されている。平均的な攻撃力・防御力・機動力を有するオールラウンダーと言え、相手に合わせたカスタマイズをすることで臨機応変に対応できる。高めのジャンプ力を持ち、空中では平均的な速度・距離の空中ダッシュが2回まで可能。『激闘!』ではレッグの能力変化の影響を他の型よりも大きく受けるという特徴が追加された。
光・闇に関する名前が付けられている。
以下、ロボ名の下の[ ]内はロボのパラメータである。左から[ 防御力 / がまん力 / 素早さ / 空中能力 / アタック攻撃力(『BR』のみ)]を表しており、1~10の数値で表される。太字表記のものは特に優れている(能力値8以上)ことを示す。なお、『GX』のみ[ 攻撃力 / 防御力 / がまん力 / 機動力 ]を表している。
なお、前作までのロボのパラメータを変更して再登場させている場合があるため、その場合は初登場時のパラメータを基準にして併記している。また、『BR』では5目盛(0.5目盛刻み)で表示されているため、表示を統一するために画面に表示される値を2倍して表示している。
ノーマルスタイル
- レイ(初代, V2)
- [6/5/5/5]
- 初代主人公の機体。『V2』では前作の主人公である昨年度チャンピオンの愛機として、激闘編のグレートロボカップ本選の7戦目に1回のみ登場する。シールとして『大乱闘スマッシュブラザーズX』にも登場。
- 本機を筆頭に、歴代の主人公機には共通して「レイ」の名が付けられており、これらは総称して「レイシリーズ」と呼ばれている。
- 後の作品ではレイ(と初代主人公)の活躍が広まり、「栄光のレイシリーズ」と言われることもある。
- アタックは攻撃タイプで、前方に突進する最も基本的な形。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。
- 「レイ」は「光線」の意。
- X-レイ(GX)
- [5/5/5/5]
- 『GX』の主人公機。外見はレイIIに似ており、口元がマスクで覆われている。背中には正面から見るとX字に見える、羽のようなパーツが特徴的。
- 「X-レイ」は「X線」の意。
- のちにニカイドウグループに捕まった際に奪われ、レイスカイヤーを開発する研究材料として分解されて使用不能となってしまう。その後はポリス隊に弁償してもらい、分解されたものとは別のX-レイを提供される(性能に差は無い)。
- レイ01(BR)
- [6/5/5/5/7]
- 『BR』の主人公機。レイシリーズの中でも特に複雑なデザインが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、残像を残して高速で前方に突進する。ヒットした相手は僅かに後方に高く吹き飛ぶ。
スピードスタイル
- ソル(初代, V2)
- [5/5/6/5]
- ハヤオの愛機。外見は本人に似ている。
- アタックは攻撃タイプで、前方にスライディングの要領で体当たりを仕掛ける。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。攻撃後の硬直が長い。
- 「ソル」は「太陽」の意。
- ソルMk-II(GX)
- [5/4/5/6]
- ハヤオの愛機。こちらも外見は本人に似ている。また表のバトルでカンザキも使用する。
- ラーバ(BR)
- [5/5/6/5/8]
- ハリーの愛機。緑の迷彩柄が基調で、顔に付属した眼鏡のようなパーツが特徴的。
- アタックは対空タイプで、斜め上に向かってアッパーを放つ。ヒットした相手は斜め上に吹き飛ぶ。
- アポロン(激闘!)
- [5/5/6/6]
- ジンパチの愛機。口元が隠れるほどの白く重厚な上半身の装甲が特徴的。
- アタックは対空タイプで、真上に近い角度に跳び上がり、水平に両腕を広げて竹とんぼのように回転しながら空中で短距離を前進する。攻撃判定は回転部分にのみ発生するため地上の相手には密着したとしても当たらないが、動作前後共に隙が非常に少なく使いやすい。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- 「アポロン」はギリシャ神話に登場する太陽の神の名。
アーマースタイル
- ディム(初代, V2, 激闘!)
- [7/5/4/5]
- 激闘!:[6/5/5/5]
- スバルの愛機。黒目に赤い瞳が特徴的。『激闘!』では口元がマスクで覆われている。
- アタックは攻撃タイプで、小ジャンプから相手に向かって突進する。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。ジャンプが小さいため障害物を超えるのは難しい。
- 「ディム」は「薄暗い」の意。
- スプレンダー(BR)
- [7/5/4/5/8]
- トーマス(旅立ち編)、アンソニー(激闘編)の愛機。その他、主に一般コマンダーが使用する。
- アタックは攻撃タイプで、その場で小さくジャンプした後、相手に向かってフライングクロスチョップを放つ。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。ジャンプが小さいため障害物を超えるのは難しい。
- フォトン(GX)
- [5/6/5/4]
- ユウスケの愛機。
- 「フォトン」は「光子」の意。
ジャンパースタイル
- レイII(V2)
- [5/5/5/6]
- 『V2』の主人公機。プレゼントで貰える限定生産品だが、特に目立った長所は無く、全体的な性能はわずかにジャンプ力が高いくらいで、ほとんどレイと共通している。フィギュアとして『大乱闘スマッシュブラザーズDX』にも登場。
- アタックは攻撃タイプで、前方に残像を伴った体当たりを高速で仕掛ける。レイに比べてリーチが長いが、攻撃力は劣る。ヒットした相手はその場で上空へ大きく、真上に近い角度へ吹き飛ぶ。
パワースタイル
- シェイド(V2)
- [5/5/4/5]
- 全体的な性能は同型機の中でも低水準である。主に闇戦士(悪役)が使用する。
- アタックは対空タイプで、その場から真上に近い角度に高速で跳び上がりながらアッパーを放つ。ヒットした相手は上空へ大きく吹き飛ぶ。
- 「シェイド」は「影」の意。
- ナイト(GX)
- [7/4/5/4]
- コテングの愛機。外見は基本的にフォトンの色違いである。
- 「ナイト」は「夜」の意であるとともに、「カスタムロボV2」にてコテングが使用していたリトルレイダー型のルークとはチェスの駒の名という共通点もある。
- レイMk-III(激闘!)
- [5/5/5/5]
- 『激闘!』で主人公が物語中盤にMk-IIの代わりに入手する機体。頭部に付属している黄色いV字のパーツが特徴的。レイ・レイII(Mk-II)はラムダ社製の機体だが、このMk-IIIは唯一のネオブレイン社製の機体である。全ての能力が平均的であり、事実上こちらが『激闘!』の主人公機といえる。
- なお、Mk-IIと交換で手に入れる機体なのだが、なぜか性能はMk-IIより低くなっている。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではプレイヤーの援護をするアシストフィギュアとして登場し、ガンとボムを乱射する。その他、シールやフィギュアとしても登場している。
- アタックは攻撃タイプで、片腕を突き出した状態で前方に残像を伴った体当たりを高速で仕掛ける。ヒットした相手は真上に近い角度へ吹き飛ぶ。
アザースタイル
- レイ(激闘!)
- [7/5/7/5]
- ダイブが出来るようになったサキが使用する。スピードスタイルとアーマースタイルが統合されたような性能を持つ。防御力・機動力に優れる反面、装備した武器の攻撃力は低下する。
- アタックは攻撃タイプ。
- レイMk-II(激闘!)
- [6/5/6/5]
- 『激闘!』の主人公が最初に入手する機体。外見もレイIIとほぼ同じだが、口元はマスクで覆われている。装備した武器の攻撃力が若干増加するほか、防御力・機動力共に非常にバランスが良く、シャイニングファイター型を体現した機体といえる。
- アタックは攻撃タイプで、スライディングの体勢で前方に体当たりを高速で仕掛ける。レイMk-IIIに比べて動作後の硬直が短い。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
- Xレイ(激闘!)
- [4/4/6/6]
- パワースタイルとスピードスタイルが統合されたような性能を持つ。装備した武器の攻撃力が増加するが、他のレイシリーズに比べて防御面が低下している。
- アタックは攻撃タイプで、片腕を胸にかざした体勢で前方に残像を伴った体当たりを高速で仕掛ける。他のレイシリーズに比べて移動距離が短いが、攻撃力は最も高い。ヒットした相手は真上に小さく吹き飛ぶ。
- レイ01(激闘!)
- [6/6/4/4]
- アーマースタイルとパワースタイルが統合されたような性能を持つ。Xレイと同様に装備した武器の攻撃力が増加するが、他のレイシリーズに比べて移動速度・空中能力が低下している。
- 隠し機体であり、DSステーションから期間限定で配布されていたが、現在ではWi-Fi対戦時にのみ低確率で入手可能。
- アタックは攻撃タイプ。
エアリアルビューティー型
地上・空中共にシャイニングファイター型を上回る、高い機動力を持つ女性型ロボ。背格好も近く、可憐なデザインで人気も高い。特に空中戦を得意とし、ジャンプの旋回力が非常に高く、空中をかなり自由に動き回ることができるため、攻撃を回避する能力に優れている。空中では多段ジャンプが2回まで可能。
しかし防御面は前者に劣るほか、『BR』以前では装備した武器の攻撃力が5%低下する。なお、『GX』では防御面は前者と同等であるほか、多段ジャンプは任意のタイミングで中断が可能な空中ダッシュに変更されている。
天体や宇宙に関する名前が付けられている。
ノーマルスタイル
- フレア(初代, V2)
- [4/3/6/9]
- カリンの愛機。
- アタックは攻撃タイプで、前方に「へ」の字を描くように、ジャンプから2キャラ分ほど前へ踵落としのような動作で急降下する。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。リーチは短いが、その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- 「フレア」は太陽で起こる爆発現象の名。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではスピリットとして登場。
- ミルキーウェイ(BR)
- [4/4/6/7/5]
- マーシャの愛機。水色が基調で、耳の横に張り出した羽のようなパーツが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、僅かに上昇しつつ相手に向かって膝蹴りのような格好で突進する。ヒットした相手はやや前方に高く吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、赤い花びらのようなエフェクトが飛び散る。
- 「ミルキーウェイ」は「天の川」の意。
- ルナ(GX)
- [5/5/5/6]
- ヒトミの愛機。黄緑色を基調としたボディに、茶髪の短いツインテールが特徴的。『激闘!』ではスピードスタイルに変更されている。
- 「ルナ」は「月」の意。
スピードスタイル
- ステラ(初代, V2)
- [3/3/7/9]
- 頭部に大きなウサギの耳のようなものが付いた、バニーガールのような外見のロボ。
- アタックは攻撃タイプで、フレアに比べて若干緩やかな軌道で「へ」の字を描くようにジャンプから突進を仕掛けた後、後方へ少し飛び退く。攻撃力は同型機の中で最大であるが、攻撃判定が発生するのは下降時のみ。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- 「ステラ」は「星のような」の意。
- スピカ(BR)
- [3/4/6/7/6]
- ミラ、ソフィーの愛機。黄・緑・褐色という配色に、ピンク色のサングラスのようなパーツが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、小さく飛び跳ね相手に向かって前方宙返り踵落としを放つ。ヒットした相手は前方に吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、淡褐色の羽毛のようなエフェクトが飛び散る。
- 「スピカ」は「おとめ座」で最も明るい恒星の名。
- フレアMk-II(GX)
- [5/4/5/7]
- カリンの愛機。
- ルナ(激闘!)
- [4/4/6/8]
- アタックは攻撃タイプで、浅い角度で斜め上空に跳び上がり、しばらく進んだ所で真下に向かって踏みつけるように高速で急降下する。その後一瞬間を置いてから後方遠距離へ大ジャンプするが、この動作中は既に行動可能となっている。ヒットした相手はその場でダウンする。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛け、また攻撃後に障害物の後ろへ逃げることが可能。
アーマースタイル
- コロナ(初代, V2)
- [5/3/5/9]
- 主に闇戦士が使用する。
- アタックは対空タイプで、前方斜め上空へ宙返りしながら突進する。ヒットした相手は手前側の上空へ吹き飛ぶ。
- 「コロナ」は太陽を取り巻くガスの名。
- アース(BR)
- [5/4/5/7/5]
- メアリーの愛機。ピンクが基調で、頭に付属したネコミミのようなパーツが特徴的。
- アタックは対空タイプで、前方斜め上空へ後方宙返りをしながら蹴りを放つ。ヒットした相手は手前に高く吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、ピンクの蝶のようなエフェクトが飛び散る。
- 「アース」は「地球」の意。
- プルート(GX)
- [5/6/5/5]
- ナナセの愛機。外見はセクシースタンナー型に近い。表のバトルにてアカネも使用する。
- 「プルート」は「冥王星」の意。
- コメット(激闘!)
- [4/5/5/8]
- タマホの愛機。『V2』から若干デザインが変更され、口元にはマスクを付けている。
- アタックは攻撃タイプ。性能は『V2』と同様だが、移動距離が延長されたほか、動作前後の硬直が短くなったため連発することでほぼ常時無敵状態になるという凶悪な性能を持つ。
- 「コメット」は「彗星」の意。
ジャンパースタイル
- プラネッタ(V2)
- [3/3/6/10]
- ユリエの愛機。「プラネッタ」という名前はプラネット(惑星)に由来する、同型機の中で唯一の造語である。外見は本人に若干似ており、左右に尖った髪型が特徴。胸部にはハート型のパーツが付いている。空中能力が非常に高い。
- アタックは移動タイプで、浅い角度で斜め上方向へ飛びながらアッパーを放つ。その後も慣性で少し前進し、最終的に空中にいる状態となる。ヒットした相手は上空へ大きく吹き飛ぶ。動作後の硬直が非常に短い。その軌道上対空タイプの特性も併せ持ち、上空の相手を迎撃することができる。
パワースタイル
- コメット(V2)
- [3/3/5/9]
- 同型機の中でも攻撃力が高い(元々低下していた攻撃力がパワースタイルによって補われ、±0となっている)ため、ある意味レイII以上にバランスが取れている。なお、『激闘!』ではアーマースタイルに変更されている。
- アタックは回避タイプで、その場で姿を消し、直後に3キャラ分ほど離れた後方から出現して突進を仕掛けるというフェイント気味なもの。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。
- フェーベ(GX)
- [7/4/5/5]
- ユリエの愛機。外見は基本的にフレアMk-IIの色違いである。
- 「フェーベ」は土星の衛星の名。
- ミランダ(激闘!)
- [4/4/5/8]
- ヒナゲシの愛機。ピンク色を基調としたボディと金髪のツインテールが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、前方に急な角度で「へ」の字を描くように回転しながら踵落としを放つ。動作後の硬直が短い。ヒットした相手は前方に吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- 「ミランダ」は天王星の衛星の名。
ワイルドソルジャー型
渋さ溢れる長身の男性兵士の姿をしたロボ。シャイニングファイター型から若干機動力を削いだ分を防御力に充てたような性能をしている。斜め下方向へ飛ぶ高速の長距離空中ダッシュが2回まで可能で、着地時の硬直が非常に短いのが特徴。
ただし、空中ダッシュ時に高度が下がる関係上、相手に素早く近づける反面空中ダッシュが2回連続で行える状況が限られており、パラメータ以上に機動力に制限を受けていた。
歴史上の男性の名前が付けられている。
ノーマルスタイル
- カーライル(初代, V2)
- [7/5/4/4]
- マモルの愛機。『激闘!』ではスピードスタイルに変更された。
- アタックは移動タイプで、浅い角度で斜め上方向へ飛びながら膝蹴りを放つ。背の低い遮蔽物ならば乗り越えることができる。ヒットした相手は前方へ山形に吹き飛ぶ。動作後の硬直が短い。軌道はプラネッタに似ている。その軌道上対空タイプの特性も併せ持ち、上空の相手を迎撃することができる。
スピードスタイル
- シュミット(初代, V2)
- [6/5/5/4]
- 忍者の姿をしたロボ。アタックは回避タイプで、斜め後方に飛び上がり、直後に急降下して飛び蹴りを放つ。攻撃判定は下降時のみ発生する。ヒットした相手は前方へ小さく山形に吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- カーライル(激闘!)
- [6/5/5/5]
- テウの愛機。
- アタックは移動タイプで、性能も従来同様だが、ヒットした相手は前方へ小さく、低速で吹き飛ぶ。
アーマースタイル
- ゾラ(初代, V2, 激闘!)
- [8/5/3/4]
- 激闘!:[7/5/4/5]
- シノノメの愛機。外見は『V2』以前は本人によく似た髭の濃い強面で、白目を向いている。『激闘!』ではデザインが大幅に変更され、目元にはバイザーを付けている。
- アタックは攻撃タイプで、その場で姿を消し、直後に6キャラ分ほど離れた前方のやや斜め上方向の空間から出現して回り込むように突進を仕掛けるというもの。ヒットした相手は前方(軌道の関係上、結果的には手前側)へ大きく吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプ、回避タイプなど複数の特性を併せ持ち、相手の攻撃を回避し、(飛び越えるわけではないが)障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。相手を幻惑させる効果が高いが、相手との間合いを把握していないとヒットさせることは困難。また、攻撃後の硬直も長い。『初代』では悪の親玉が使用するロボだけあって移動速度が非常に速く、間合いに入ればほぼ回避不能という凶悪な性能であった。そのため『V2』では弱体化され移動速度が低下している。『激闘!』では間合いが3キャラ分ほどに狭まり、動作後の硬直中は動けるようになるまで無敵状態となっている。
- 名前はフランスの文豪、エミール・ゾラに由来する[1] 。
ジャンパースタイル
- ウィルソン(V2)
- [6/5/4/5]
- タクマの愛機。外見は本人に似ている。
- アタックは回避タイプで、僅かに前進した後、後方へバック転の動作でジャンプして相手との間合いを離す。動作後の硬直が短い。ヒットした相手はホムラガンさながらに前方へ非常に大きく吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、背面の障害物の向こうに逃げることで硬直中のスキを狙われないようにすることが可能。
パワースタイル
- ジード(V2)
- [6/5/3/4]
- 主に闇戦士が使用する。
- アタックは攻撃タイプで、短距離を前進しつつ片足を突き出して蹴り飛ばす。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。攻撃判定の発生が少し遅く、相手との距離が近すぎるとヒットしない。攻撃後の硬直も長め。
- クリムト(激闘!)
- [6/5/4/5]
- イブキの愛機。本来はポリス隊専用機だが、リミッターによって性能が抑えられているため合法ロボとして扱われる。他の同型機に比べて空中ダッシュの高度が緩やかに下がるという特徴を持つ。
- アタックは回避タイプで、水平に両腕を広げて竹とんぼのように回転しながら僅かに前進した後、高速で後方へ低くジャンプする。最後のジャンプ時は既に行動可能となっている。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
メタルグラップラー型
筋骨隆々の大柄な男性の姿をしたロボ、一部はさらに全身に鎧を身にまとっている。その見た目通りパワー重視の機体で、装備した武器の攻撃力が5%増加するほか、被ダメージ時とガン発射後の硬直時間が軽減されるという特性を持っている。また、防御面にも優れており、特にがまん力は全型中トップクラスで非常にダウンしにくいため、強引に攻め込むことができる。
反面、移動速度が遅い(加速力は高い)上にジャンプ力も低く、空中ダッシュは長距離だが1回までしかできない。なお、『GX』ではダッシュで壁をすり抜けることが可能となっている。
動物に関する名前が付けられている。
ノーマルスタイル
- メタルベアー(初代, V2)
- [8/9/3/3]
- ジロウの愛機。
- アタックは攻撃タイプで、一瞬立ち止まった後、前方に高速でショルダータックルによる体当たりを仕掛ける。合法ロボ中最強の攻撃力を誇り、ヒットした相手は前方へ高速で吹き飛ぶ。
- 「メタルベアー」は「金属のクマ」の意。
- メタルコング(BR)
- [8/10/3/3/4]
- フランソワの愛機。ゴリラのような姿をしている。『激闘!』ではスピードスタイルに変更されている。
- アタックは対空タイプで、水平に両腕を広げて竹とんぼのように回転しながら前方斜め上空へ突進する。ヒットした相手は後方へ高く吹き飛ぶ。
- ネオメタルベア(GX)
- [5/8/8/3]
- ジロウの愛機。ボディが全体的に黄緑色を基調とした重厚な外見になっており、左右の大きな肩パッドが特徴的。
スピードスタイル
- ブルホーン(初代, V2)
- [7/9/4/3]
- 頭部と胸部に大きな角が左右に1本ずつ、計4本生えている。主に闇戦士が使用する。
- アタックは対空タイプで、両腕を広げた状態で回転しながら斜め上方向へ飛んでいく。ヒットした相手は上空へ大きく吹き飛ぶ。
- 「ブルホーン」は「雄牛の角」の意。
- メタルオックス(BR)
- [7/10/4/3/8]
- ポリス隊署長、バブルの愛機。紺・灰色が基調。頭に付属した水牛のツノのようなパーツが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、その場で少し飛び上がってから相手に向かって頭からゆっくりと突進する。ヒットした相手は前方に吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、壁を越えることもできる。攻撃力が高い。
- アイアンレオ(GX)
- [5/7/8/4]
- イケダ先生の愛機。表のバトルにてロバートも使用する。他の同型機と比べると手足が細く、若干貧弱な姿をしている。
- メタルコング(激闘!)
- [7/8/4/4]
- アタックは対空タイプで、性能も『BR』に準拠している。
アーマースタイル
- クレイジーバブーン(初代, V2, 激闘!)
- [9/9/2/3]
- 激闘!:[8/9/4/3]
- ゴウセツの愛機。『激闘!』では初戦時のザバルも使用する。頭部が覆面のように鋼鉄で覆われており、中央の黒い影の部分から2つの赤い目を覗かせているという外見を持つため怖い印象を受けるが、勝利ポーズ時はその目がにっこりと微笑む、どことなく愛嬌のあるロボ。
- アタックは攻撃タイプで、小ジャンプから両腕を広げた状態でゆっくりと低空飛行する。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。発動時に隙があるものの、飛行中はホーミング力が高い。なお、小ジャンプ時は攻撃判定が存在しない。その軌道上回避タイプの特性も併せ持ち、敵の攻撃を無効化して強引に攻め込むことが可能。
- 「クレイジーバブーン」は「荒れ狂うヒヒ」の意。
- メタルベア(BR)
- [9/10/2/3/10]
- アーネスト、ジロウ(シミュレートプログラム)の愛機。緑・黄色が基調で、モヒカンヘアーが特徴的。機動力は非常に低いが、攻撃面・防御面共に優れている。
- アタックは攻撃タイプで、一瞬その場で停止した後、相手に向かってショルダータックルを放つ。ヒットした相手は低く前方に吹き飛ぶ。全ロボ中最強の攻撃力を誇る。
- タイガーグレア(GX)
- [5/9/8/2]
- トラジの愛機。
ジャンパースタイル
- ポーラベアー(V2)
- [7/9/3/4]
- 頭部と肩部に、名前通り白熊の意匠を凝らしたロボ。
- アタックは攻撃タイプで、両腕を振り回しながら地上を走る。発動時に隙がある上にリーチも短いが、ホーミング力が高い。ヒットした相手は前方へ高速で吹き飛ぶ。
- 「ポーラベアー」は「白熊」の意。
パワースタイル
- タイガーロア(V2)
- [7/9/2/3]
- トラジの愛機。外見は本人に似ている。ロボの型とスタイルの両方の相乗効果により、合計+10%もの高い攻撃力を得られる。作中最高の攻撃力をもつロボ。
- アタックは攻撃タイプで、大きく勢いをつけた後、前進しながらアッパーを放つ。ヒットした相手は前方へ大きく山形に吹き飛ぶ。攻撃判定の発生が遅く動作前後の隙も大きい上、意外にも攻撃力はロボ全体で見ても低い部類にあたる。
- 「タイガーロア」は「トラの咆哮」の意。
- デスメタルベア(GX)
- [7/7/8/2]
- マカノ署のポリス隊の署長が使用する。外見はネオメタルベアの色違いで、顔面が生体的なものから機械的なものに変化している。また、背部にはランチャーのようなものが装備されている。
- ロックハウンド(激闘!)
- [7/8/4/3]
- イスルギの愛機。全体的に四角いフォルムが特徴的で、胸の前方に頭部が付き、常に猫背になっているかのように見えるため、背後からは頭部が無いように見える。その姿勢の関係上、汚れを拭く際は頭部と胸部が同時に行われる。
- アタックは攻撃タイプで、その場で一瞬立ち止まった後、前方に高速でショルダータックルによる体当たりを仕掛ける。隙は大きいが、全ロボ中最強の攻撃力を誇る。ヒットした相手は前方へ高速で吹き飛ぶ。
トリックフライヤー型
非常に長身痩躯な外見を持つロボ。ジャンプの旋回力が高く、高速の短距離空中ダッシュが3回まで可能となっており、空中で素早い移動が可能。
しかし地上性能は鈍重な上、ガン発射後の硬直時間が僅かに増加する。
『V2』以前では名前の最後に全機体共通で「ヘッド」が付けられていたが、『BR』ではその法則がなくなっている。
ノーマルスタイル
- オラクルヘッド(初代, V2)
- [5/5/3/7]
- 円盤型の大きな頭部に加え、その中央に1つと腹部に縦に2つ並んでいる合計3つもの目が特徴的な、不気味極まりない外見を持つロボ。上腕部・大腿部は板切れのように薄く、細い。『V2』以前ではホムラの愛機(ドレッド時)[2]。『激闘!』ではスピードスタイルに変更されている。
- 誰かがダイブするよりも自律機動型として登場することが多い。
- 『V2』ではロボ博士が知り合いから貰った自律機動型を、ダイブできるように改造したものをプレイヤーがもらっている。そのため本編で使用することは無いが、自律機動型としての機能は残されている。
- アタックは回避タイプで、水平に両腕を広げ、頭部を回転させながらやや前傾姿勢で、僅かに上方向へかなり低速で前進する。ホーミング力が高い。ヒットした相手は上空へ大きく吹き飛ぶ。
- クリミナル(BR)
- [5/5/3/8/6]
- アンソニー(旅立ち編)、トーマス(激闘編)の愛機。黄・水色が基調で、細く尖った頭が特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、開脚した状態で下半身を回転させ、僅かに上昇しながら突進する。ヒットした相手は後方に吹き飛ぶ。
スピードスタイル
- キーンヘッド(初代, V2)
- [4/5/3/8]
- 頭部に手裏剣状のパーツが付いた、シュミット同様の忍者のような外見のロボ。普段は口元がマスクで覆われているが、勝利ポーズ時はマスクが外れた状態になる。
- アタックは回避タイプで、その場で姿を消し、直後に2キャラ分ほど離れた前方の上空から出現、腕を組み片足を突き出した状態で落下してくる。ヒットした相手は手前側へ大きく山形に吹き飛ぶ。上から落下するという軌道のためピンポイント攻撃となっており、アタックを当てるには相手との距離を見極める必要がある。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- ジャグラー(BR)
- [4/5/3/9/5]
- イービルの愛機。青・紫が基調で、イービル本人のように尖った鼻に見えるパーツが特徴的。
- アタックは回避タイプで、その場で姿を消し、前方の上空に姿を現した後、そのまま真下に回転しながら突進する。ヒットした相手は後方に吹き飛ぶ。無敵時間が切れた後の硬直が長い。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- オラクルヘッド(激闘!)
- [4/5/4/8]
- ユウジの愛機。
- アタックは回避タイプで、性能も従来同様。
アーマースタイル
- ジョーカーヘッド(初代, V2)
- [6/5/3/7]
- 名前通りトランプのジョーカーのような外見を持つロボ。勝利ポーズでは紳士的な態度を見せる。主に闇戦士が使用する。
- 『初代』と『V2』ではアタックの性質が大きく異なる。『V2』では回避タイプで、その場で姿を消し、直後に4キャラ分ほど離れた前方の斜め上方向の空間から出現、両腕を水平に広げた状態で錐揉み回転しながら突進する。ヒットした相手はその場で上空へ大きく、真上に近い角度へ吹き飛ぶ。近距離で発動すると相手の背後から出現するため、幻惑効果が高い。軌道はゾラに若干似ている。その軌道上対空タイプ、移動タイプなど複数の性質を持ち、上空の相手の迎撃や障害物越しの奇襲など、用途が広い。
- バギー(BR)
- [6/5/3/7/8]
- シェリーの愛機。白・紫が基調で、肩に張り出したパーツが顔と一体になっているのが特徴的。
- アタックは回避タイプで、瞬間的に前方斜め上方向へ上昇した直後、元いた場所に向かって上半身を回転させながら突進する。ヒットした相手はその場で真上に吹き飛ぶ。
- スティンガーヘッド(激闘!)
- [5/5/4/7]
- アタックは移動タイプで、性能も『V2』と同様だが、変形せずにそのまま体を寝かせただけの状態に変更されている。
ジャンパースタイル
- カイザーヘッド(V2)
- [4/5/3/8]
- 頭部の王冠のようなパーツが特徴的なロボ。
- アタックは攻撃タイプで、前進しつつ踵落としを放つ。地上を移動しているが、踵落としの部分は背の低い障害物を乗り越えることができる。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。リーチが短く、動作後の硬直も長い。
パワースタイル
- スティンガーヘッド(V2)
- [4/5/3/6]
- 下半分に6つの目(瞬きはしない)が付いているクチバシのように鋭く前方に突き出た円錐状の頭部に、その後部と左右には瞬きに合わせて点滅する多角柱状の謎のパーツ、腹部には瞬きをする巨大な目が1つ付いているという不気味な外見を持つロボ。上腕部と大腿部は板切れのように薄く、細い。『V2』におけるホムラの愛機(ゴライアス時)[3]。『激闘!』ではアーマースタイルに変更されている。
- アタックは移動タイプで、体を寝かせて両腕を広げ、クチバシと多角柱を長く伸ばし、後のライトニングスカイヤー型さながらに戦闘機のような姿に変形した状態で短距離を低空飛行するというもの。ある意味ライトニングスカイヤー型の原型ともいえる。ヒットした相手は手前側へ吹き飛ぶ。アタック後は空中に浮かび、そのまま行動可能になる。
- マンティスヘッド(激闘!)
- [4/5/4/7]
- トオルの愛機。名前はカマキリだが、肝心の鎌が付属していないため、むしろバッタに近い姿をしている。
- アタックは攻撃タイプで、前方に急な「へ」の字を描くように頭部から滑りこむように突進する。移動速度が非常に速い。ヒットした相手は手前側へ吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
セクシースタンナー型
グラマラスな成人女性の姿をしたロボ。ジャンプの高度が非常に高く、高速で短距離を下方向へ飛ぶ空中ダッシュが4回まで可能であり、急上昇と急降下を駆使した空中戦を得意とする。
アメリカの女性の名前が付けられている。
ノーマルスタイル
- ジェーン(初代, V2)
- [5/5/4/6]
- ジェイクの愛機。彼は女性型ロボを使う唯一の男性である。全体的な性能はアニーと似ている。
- アタックは攻撃タイプで、浅い角度で斜め上方向へ高速で飛び蹴りの動作で突進し、攻撃後は空中にいる状態になる。ヒットした相手は前方へ大きく山形に吹き飛ぶ。発動時に隙がある。
スピードスタイル
- エイミー(初代, V2, 激闘!)
- [4/5/5/6]
- 激闘!:[4/5/5/8]
- 『激闘!』ではミチルの愛機。
- 『初代』と『V2』『激闘!』ではアタックの性質が異なる。『V2』『激闘!』では対空タイプで、少し前進した後、逆立ち状態で上空へ真上に近い角度へ高速で飛んでいく。攻撃判定は上昇時にのみ発生する。ヒットした相手は上空へ大きく、真上に近い角度へ吹き飛ぶ。
アーマースタイル
- バネッサ(初代, V2, 激闘!)
- [6/5/3/6]
- 激闘!:[5/5/5/7]
- ミナモの愛機。彼女はバトルの前にバネッサに化粧をしている。『激闘!』では初戦時のイグニアも使用する。
- アタックは『初代』『V2』では攻撃タイプで、前方斜め上空へ縦方向に回し蹴りを放ちながら飛び上がる。発動時に隙がある。ヒットした相手は手前側へ吹き飛ぶ。その軌道上対空タイプ、移動タイプと複数の特性を併せ持ち、上空の相手の迎撃や障害物を飛び越えることなど用途が広い。
- 『激闘!』では移動タイプに変更されているが、性能は従来と同じである。
ジャンパースタイル
- アニー(V2)
- [4/5/4/7]
- ナナセの普段の愛機。外見は本人によく似ている。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではフィギュア、『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場する。
- アタックは攻撃タイプで、その場で回し蹴りのような動作を行ってから前進しつつ蹴り上げる。リーチが短い。ヒットした相手は上空へ大きく、真上に近い角度へ吹き飛ぶ。
パワースタイル
- パメラ(V2)
- [4/5/3/6]
- 主に闇戦士が使用する。
- アタックは回避タイプで、前方へ3歩ほど歩いたところでハグのような動作で捕まえようとする。ヒットした相手はその場で極僅かに上方向へ跳ねる。攻撃判定はハグの部分にのみ存在するため発生が遅いが、本体より少し前方の空間にも攻撃判定が発生しているので、見た目よりも若干リーチが長い。そのためハグの間合いギリギリでヒットさせると、外見上は接触していないのにもかかわらず、相手は目の前に高速で引き寄せられるような挙動をとる。
- アンヌ(激闘!)
- [4/5/5/7]
- エルザの愛機。
- アタックは回避タイプで、僅かに前進した後、後方へバック転の動作でジャンプして相手との間合いを離す。動作後の硬直が非常に短い。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物を超えて後ろに隠れる事が出来る。
リトルレイダー型
小柄な少年型ロボ。地上性能に特化しており、特に移動速度は全型中トップクラスである。小柄な体躯ゆえに当たり判定が小さいこともあり、他の型に比べて地上での回避能力に優れている。また、ガン発射後の硬直時間が僅かに軽減される。空中では上方向へ飛ぶダッシュ(『BR』のみ多段ジャンプ)が3回まで可能。
しかし空中ダッシュの速度が遅い上、防御力・がまん力共に全型中ワーストクラスであり、少しでもダメージを受けるとほぼ確実にダウンしてしまう。そのため、使用する際は繊細な立ち回りが要求される。また、『激闘!』では装備した武器の攻撃力が5%低下するほか、従来よりも若干身長が縮められ、更に幼い姿に変更されている。
鳥に関する名前が付けられている。また、「BR」の登場ロボはリトルスプリンター型と同じく単位の名、鳥の名前に加えて料理の名前と変則的な名がついている。
ノーマルスタイル
- ロビン(初代, V2)
- [3/1/9/2]
- シンイチの愛機。外見は本人に似ている。目元には眼鏡のようなパーツと右側面にのみ小型カメラを付けている。『激闘!』ではスピードスタイルに変更され、初戦時のラミュも使用する。
- アタックは攻撃タイプで、錐揉み回転しながら前方へ高速で頭部から突進する。発生が少し遅く、動作後の硬直が長い。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
- 「ロビン」は「コマドリ」の意。
- リトルチック(BR)
- [2/1/9/5/3]
- ナヒン、トリッシュの愛機。同型機の中で唯一、女性的な外見をしている。そのため『激闘!』ではリトルスプリンター型に変更されている。
- アタックは攻撃タイプで、前方に「へ」の字を描くように頭部から突進し、着地時に小さく宙返りをする。その軌道上移動タイプの特性を併せ持ち、障害物を飛び越えることも可能。ヒットした相手は後方に小さく吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、ハートのエフェクトが飛び散る。
スピードスタイル
- ディッキー(初代, V2)
- [2/1/10/2]
- 全ロボ中最速の移動速度を誇る。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではリトルスプリンター型のロボ5体に混ざってフィギュア化されている。
- アタックは対空タイプで、前転から斜め上空へ飛び上がりつつアッパーを放つ。発動時に隙がある。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- 「ディッキー」は「小鳥」の意。
- ペリグリン(BR)
- [1/1/10/5/5]
- ロイドの愛機。機動力が最高である反面、防御面が最低になっている。
- アタックは攻撃タイプで、僅かに上昇しながら相手に向かって頭から突進する。ヒットした相手はやや前方に吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、星が飛び散る。
- 「ペリグリン」は「ハヤブサ」の意であるとともにワインメーカーの名でもある[要出典]。
- ロビン(激闘!)
- [2/1/10/3]
- 『V2』から眼鏡がバイザーに変更されている。全ロボ中最速の移動速度を誇る。
- アタックは攻撃タイプで、性能も従来同様。
アーマースタイル
- ドレイク(初代, V2)
- [4/1/8/2]
- リヒトの愛機。シャッターのような目を持つ、やや機械的な顔が特徴的。同型機の中では最も防御力が高い。
- アタックは回避タイプで、その場でしばらくジタバタしながら極僅かに前進した後、真後ろへ高速で引っ張られるように長距離を滑走し相手から遠ざかるという、かなり個性的なもの。ヒットした相手はその場で極僅かに上方向へ跳ねる。
- 「ドレイク」は「カモ」の意。
- ペキンダック(BR)
- [3/1/8/5/4]
- 鈍・田大の愛機。赤・白が基調で、中華風な模様とくちばしが特徴的。
- アタックは対空タイプで、前方斜め上空へアッパーを放つ。ヒットした相手は前方に小さく吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、ナルトのエフェクトが飛び散る。
- 「ペキンダック」は「中華料理」の名であり、アヒルを調理したもの。
- ルーク(激闘!)
- [3/1/9/3]
- アタックは移動タイプで、性能も『V2』と同様だが、モーションは変形せずにそのまま体を寝かせただけの状態に変更されている。
ジャンパースタイル
- パロット(V2)
- [2/1/9/2]
- ゲンタの愛機。外見は本人に似ている。
- アタックは移動タイプで、前転を行った後、両腕を広げた状態で滑るように前進し、慣性で長距離を移動する。攻撃判定は前転部分にのみ発生する。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
- 「パロット」は「オウム」の意。
パワースタイル
- ルーク(V2)
- [2/1/8/2]
- コテングの愛機。隈取をした烏天狗のような姿をしている。『激闘!』ではアーマースタイルに変更されている。
- アタックは移動タイプで、スティンガーヘッドのように体を寝かせて両腕を広げ、クチバシと尻尾を長く伸ばして鳥のような姿に変形した状態で少し前進した後、前方上空へ大ジャンプする。最後のジャンプ時は既に行動可能となっている。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。
- 「ルーク」は「カラス」の一種の名であるとともに、「カスタムロボGX」でコテングが使用するシャイニングファイター型のナイトとはチェスの駒の名という共通点がある。
- ピピット(激闘!)
- [2/1/9/3]
- コウの愛機。やや太めの体躯と無機質な目つきが特徴。
- アタックは回避タイプで、その場でジタバタする。攻撃力は全ロボ中最低である。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- 「ピピット」は「ヒバリ」の意。
リトルスプリンター型
リトルレイダー型の女性版ともいえる少女型ロボ。基本的な性能はリトルレイダー型と共通しているが、前者に比べて最高速度こそ劣るものの加速力・旋回力に優れ、空中では多段ジャンプが3回まで可能。体躯が小柄であるため、地上での回避能力に優れているほか、多段ジャンプによりある程度の空中戦にも対応できる。
しかし防御面はリトルレイダー型以上に低いため、一度のミスが致命傷につながることも。また、『激闘!』では装備した武器の攻撃力が5%低下するほか、従来よりも若干身長が伸びており、体躯に関してもリトルレイダー型との差別化が図られている。
単位に関する名前が付けられている。
ノーマルスタイル
- ベル(初代, V2)
- [2/1/8/3]
- カトレアの愛機。外見は本人に若干似ている。
- アタックは移動タイプで、前方に「へ」の字を描くようにジャンプから突進を仕掛けた後、慣性で少し前進する。ヒットした相手は手前側に小さく吹き飛ぶ。
- 「ベル」は音などの単位の名。
スピードスタイル
- ピコ(初代, V2)
- [1/1/9/3]
- 最も防御力の低いロボの1つ。
- アタックは攻撃タイプで、錐揉み回転しながら前方へ頭部から突進する。突進中は極僅かに上方向へ飛んでいる。ヒットした相手は上空へ大きく吹き飛ぶ。モーションがロビンに似ているが、こちらの方が発生が早くリーチも長い。
- 「ピコ」は「一兆分の一」の意。
- リトルチック(激闘!)
- [2/1/9/4]
- トモカの愛機。元はリトルレイダー型であるため、唯一単位に関する名前が付けられていない。
- アタックは移動タイプで、性能も『BR』と同様だが、ヒットした相手は手前側へ大きく吹き飛ぶ。
- 「チック」は電子回路上の時間管理の最小単位の名。
アーマースタイル
- ビット(初代, V2, 激闘!)
- [3/1/7/3]
- 激闘!:[3/1/8/4]
- 主に闇戦士が使用する。赤いヘルメットと無愛想な表情が特徴的。同型機の中では最も防御力が高い。『激闘!』では口元がマスクで覆われている。
- アタックは対空タイプで、少し前進した後、水平に両腕を広げた状態で竹とんぼのように横回転しながら斜め上空へ飛び上がる。動作前後の隙が少ない。ヒットした相手は『初代』『V2』では前方へ小さく、『激闘!』では高く山形に吹き飛ぶ。
- 「ビット」はコンピュータなどで使用する最小単位の名。
ジャンパースタイル
- パーミル(V2)
- [1/1/8/4]
- フタバの愛機。外見は本人に似ている。最も防御力の低いロボの1つ。
- アタックは移動タイプで、前方に「へ」の字を描くように前転しながら高速で飛び、着地後は慣性で少し前進する。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
- 「パーミル」は「千分の一」の意。
パワースタイル
- ルクス(V2)
- [1/1/7/3]
- 最も防御力の低いロボの1つ。
- アタックは対空タイプで、その場から斜め上空へ高速で飛び上がる。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
- 「ルクス」は光の単位の名。
- ナノ(激闘!)
- [2/1/8/4]
- ポプラの愛機。ピンク色のヘルメットと目の部分が白抜きになっているバイザーが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、両腕を振り回しながら地上を走る。リーチは短いが、ホーミング力が高い。ヒットした相手は真上に小さく吹き飛ぶ。
- 「ナノ」は「一億分の一」の意。
ファニーオールドマン型
やや小柄な老人型のロボ。ジャンプが高く低速であるほか、空中ダッシュは長距離を上方向へ飛び、回数も『初代』では7回、『V2』『激闘!』では6回と非常に多いため滞空時間が非常に長く、空中性能はエアリアルビューティ型を凌ぐ。また、アタックの攻撃力は全体的に高いものが多い。
反面、防御性能・地上性能は非常に低く、特に地上での素早さは全型中ワーストクラスであるため、常に相手との間合いを保ちながら戦う必要がある。
名前には全て漢字3文字が使われている。
ノーマルスタイル
- 独眼爺(初代, V2)
- [3/3/1/7]
- ロボキチの愛機。赤い帽子を被り、名前通り片目に眼帯を付け独眼の状態となっている。眼帯以外は本人に若干似ている。
- アタックは回避タイプで、頭部から低速回転しながら遠距離をゆっくりと前進する。動作後の硬直が長い。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。
スピードスタイル
- 頭源斎(初代, V2, 激闘!)
- [2/3/1/8]
- 激闘!:[4/3/1/10]
- カトレアのじいやの愛機。『V2』以前は好々爺のような外見であったが、『激闘!』ではデザインが大幅に変更され、帽子と左右非対称のバイザーを付けており、従来の原型をあまり留めていない。
- アタックは回避タイプで、ゆっくりと波状に上下しながら前進する。ホーミング力が高い。動作後は空中にいる状態になる。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
アーマースタイル
- 銀髪翁(初代, V2)
- [4/3/1/6]
- 名前通りの銀髪が特徴。
- アタックは攻撃タイプで、逆立ち状態で高速回転しながらゆっくりと斜め上空へ飛ぶ。動作後は空中にいる状態になる。ヒットした相手は上空へ大きく吹き飛ぶ。
- 虚無僧(激闘!)
- [4/4/1/9]
- アタックは回避タイプで、両腕を上げたバンザイのようなポーズで滑るように前進する。なお、本体より前方の空間にも攻撃判定が発生するため、見た目よりも若干リーチが長い。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。
ジャンパースタイル
- 武龍斎(V2)
- [2/3/1/8]
- 縦長の頭部と上方向に尖った横髪が特徴的なロボ。胴着を着ている。名前の読みは「うーろんさい」。
- アタックは攻撃タイプで、スライディングのような姿勢で前進する。移動速度が遅く、リーチも非常に短い上に動作後の硬直が長いため使いにくい。ヒットした相手は手前側へ大きく山形に吹き飛ぶ。
パワースタイル
- 虚無僧(V2)
- [2/3/1/6]
- ボロンジの愛機。名前通り、虚無僧のような外見を持つロボ。『激闘!』ではアーマースタイルに変更されている。
- アタックは回避タイプで、頭部を巨大化させながら滑るように前進する。ヒットした相手は前方へ小さく吹き飛ぶ。動作後の硬直が長い。
- 髭若丸(激闘!)
- [4/3/1/9]
- ムソウの愛機。頭部は髭とバイザーで覆われているため、顔が確認できない。
- アタックは攻撃タイプで、前方短距離に居合い斬りのような動作で瞬間移動し、その後納刀するモーションで硬直する。攻撃判定が見た目よりも狭いため、先端付近はヒットせずにすり抜けてしまう。また、発動時の効果音は刃物がかち合ったような独自のものとなっており、更に居合いモーション時にはヒットの有無に関わらず斬撃音も入る。ヒットした相手は真上に高く吹き飛ぶ。
ファッティバイス型
ふくよかな体型の男性型ロボ。その見た目通り地上性能は低い反面、空中での移動力に優れており、1回のジャンプで遠距離まで移動できる。また、防御力も全型中トップクラスに高い上、被ダメージ時とガン発射後の硬直時間が軽減される。空中では多段ジャンプが2回まで可能で、『激闘!』では効果音が独自のコミカルなものに変更されている。
化学用語の名前が付けられている。
ノーマルスタイル
- ドデカン(初代, V2)
- [9/6/2/8]
- フカシの愛機。外見はフカシに似ている。なお、フカシのロボへの扱いは首が取れる、ロボキューブを噛みかけのガムと一緒に入れる等マナーがとても悪い。『激闘!』ではアーマースタイルに変更されている。
- アタックは攻撃タイプで、前転しながら前進する。動作前後の隙が大きい。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。
- ドデカンターボ(GX)
- 隠し機体。『GX』における唯一のファッティバイス型であり、自称癒し系フカシが使用する。
スピードスタイル
- プロパン(初代, V2)
- [8/6/2/9]
- 眠そうな目つきをしている。
- アタックは攻撃タイプで、前方に「へ」の字を描くようにジャンプから圧し掛かるような体勢で尻から急降下する。動作後の硬直が短い。ヒットした相手はその場で極僅かに上方向へ跳ねる。その軌道上移動タイプの特性を併せ持ち、障害物と飛び越える事が出来る。
- シールキッド(激闘!)
- [8/7/3/8]
- 唯一、化学用語の名前が付けられていない機体。胴体が大きな顔になっているため、ロックハウンド同様、他のロボの「頭部」にあたる部分が存在しない。外見・名前ともに『BR』のシールヘッドに酷似しているが、関係は不明。
- アタックは攻撃タイプで、錐揉み回転しながら前方へ頭部から突進する。ヒットした相手は真上に近い前方へ、小さくゆっくりと吹き飛ぶ。
アーマースタイル
- ブチル(初代, V2)
- [10/6/2/7]
- カスタムロボシリーズにおいて、初めて自律機動型として登場したロボ。通常のダイブするロボとしても登場し、主に闇戦士が使用する。
- 合法ロボ中最高の防御力を誇る。一般には流通していないらしく、シンイチ曰く「見たことも無いロボ」。
- アタックは攻撃タイプで、バウンドしながらやや遅い速度で前転しながら突進する。見た目はドデカンのアタックにバウンドを加えたもの。なお、障害物の上から発動した場合は空中をバウンドし、動作後の硬直中も空中で静止した状態になる。ヒットした相手は上空へ小さく吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプと回避タイプの特性も併せ持ち、障害物を飛び超えて奇襲をかけたり、相手の攻撃を無力化しつつ強引に攻め込む事が出来る。
- ドデカン(激闘!)
- [9/7/3/7]
- フカシ・デカドンの愛機。ノーマルスタイルからアーマースタイルに切り替わり、ブチルが登場しないため作中の合法ロボ中最高の防御力を持つ。
- フカシが使用するドデカンは扱いの悪さの為必ず汚れ、性能が落ちている。デカドンの使用するドデカンは汚れておらず、本来の性能を発揮している。
- アタックは前作とは全くの別物となっており、対空タイプ。真上に近い角度へ跳び上がった後、仰向けに寝そべった状態で真下に落下する。攻撃判定は上昇時にのみ発生する。ヒットした相手は前方へゆっくりと吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- なお、作中にはフカシに押し付けられる形で入手し、その性能にハマった結果、愛機として使っている女子が存在する。
ジャンパースタイル
- ハロゲン(V2)
- [8/6/2/9]
- ゴーグルのように立体的な楕円状の目が特徴的。瞼は細長く横一直線。
- アタックは回避タイプで、巨大化して腹部を突き出しながら少し前進する。リーチが短い。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。
パワースタイル
- ヘプタン(V2)
- [8/6/2/7]
- タイヘイの愛機。外見は本人に似ている。
- アタックは攻撃タイプで、前方に浅い角度で「へ」の字を描くように前転しながら跳び上がり、頂点に達すると滑りこむような体勢で急降下する。着地後はその体勢のまま慣性で地上を滑るように少し前進する。攻撃判定は前転部分にのみ発生する。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- ボラン(激闘!)
- [8/7/3/7]
- ノト先生の愛機。学生服を着ており、赤いバイザーと灰色の重厚なマスクを付けた無機質な顔が特徴。他の同型機に比べ、ファニーオールドマン型にも劣るほど移動速度が極端に遅い。
- アタックは攻撃タイプで、地上での鈍さからは想像もつかないほど高速で前方に急な「へ」の字を描くようにジャンプから圧し掛かるような体勢で尻から急降下する。ヒットした相手は前方へ山形に、非常に大きく吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性も併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
ストライクバニッシャー型
『V2』より登場。最もロボットらしい機械的な外見をしている。体躯・性能共にシャイニングファイター型に近いが、地上性能・ジャンプ性能はそれに比べて低い。空中ダッシュが3回(『激闘!』では2回)まで可能で、その際は姿が透明になり、ガンによるダメージを無効化する「ステルス機能」を搭載している(通称「ステルスダッシュ」と呼ばれる)。
ただし、無効化できるのはガンによるダメージのみで、ボムやポッドの爆風に対しては効果が無い。なお、『GX』では全体的にがまん力が低く設定されているが、ダッシュ中にガンを発射することが可能となっている。
鋭利な武器に関する名前が付けられており、『V2』におけるケンゴ・ツルギ・ヤイバの3兄弟の愛機はいずれも槍の名前で統一されている。
ノーマルスタイル
- ジャベリン(V2, BR)
- [6/5/4/4]
- BR:[6/5/4/4/2]
- 『V2』ではケンゴ、『BR』ではポリー、げんのすけ、ケンゴ(ホログラム)の愛機。配色は緑・薄緑。『激闘!』ではスピードスタイルに変更された。
- アタックは攻撃タイプで、前方短距離に高速でショルダータックルによる体当たりを仕掛ける。ヒットした相手は前方へ非常に小さく吹き飛ぶ。動作前後の隙が非常に少なく相手も遠くに吹き飛ばないため、連続で攻撃する事が出来るが、攻撃力が全ロボ中最低である上、唯一無敵時間が全く存在しないという致命的な弱点を持つ。
- 「ジャベリン」は投擲槍の名。
- ファルシオン(GX)
- [5/5/3/5]
- カーンの愛機。配色は紫・黄色。腕部には小型の盾のような楕円状のパーツが付いている。
- 「「ファルシオン」はノルマン人が使用した剣の名。
スピードスタイル
- スピア(V2)
- [5/5/5/4]
- ツルギの愛機。配色は水色・青。目は右側のみの隻眼である。また、下半身後部には右寄りに尻尾のような鋭利なパーツが付いている。
- アタックは攻撃タイプで、前方に蹴りを放ちながら滑るように高速で突進する。動作後の硬直が長い。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。
- 「スピア」は槍の名。
- クナイ(GX)
- [5/4/3/6]
- 『GX』でのカトレアの愛機。配色はピンクが基調。同型機の中では唯一、女性的な外見をしている。
- 「クナイ」は忍者が使用することで有名な飛び道具の名。
- ハルベルト(BR)
- [5/5/5/4/8]
- リョウトの愛機。配色は青・黄色。
- アタックは攻撃タイプで、相手に向かって真っ直ぐ突進する蹴りを放つ。ヒットした相手は前方に小さく吹き飛ぶ。
- 「ハルベルト」は槍と斧を掛け合わせたような長柄の武器の名。ハルバードとも呼ばれる。
- ジャベリン(激闘!)
- [5/5/5/6]
- ヒュウの愛機。従来とはデザインが大きく異なり、カラーリングも黄緑と黄色を基調としたものに変更されている。
- アタックは攻撃タイプで、性能も基本的に従来と同様で、無敵時間も存在しない。攻撃力は全ロボ中最低ではなくなったが、それでも非常に低い部類にあたる。
アーマースタイル
- カトラス(V2)
- [7/5/3/4]
- 配色は赤紫・深緑。逆台形状の大きく平らな頭部、前方に突き出た細長いラインアイの目など、全体的に整った外見を持つ他の同型機に比べて特徴的な姿をしている。
- アタックは回避タイプで、平らな頭部を活かして逆立ち状態でゆっくりと滑るように前進する。ヒットした相手は手前側へ小さく、高速で吹き飛ぶ。ホーミング力は高いが、動作後の硬直が非常に長い。
- 「カトラス」は海賊や船乗りが用いた曲刀の名。
- ブローバ(BR, 激闘!)
- [7/5/3/4/4]
- 激闘!:[6/5/4/6]
- 配色は藍色・オレンジ。フットボーラーのような姿をしている。
- アタックは移動タイプで、『BR』では前方斜め上空へ蹴りを放った後、「く」の字を描くように後方へ移動する。『激闘!』では「コ」の字を描くように短距離の前進からアッパーカットで跳び上がった後、空中で横回転しながら後退する。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。その軌道上対空タイプの特性も併せ持ち、上空の相手を迎撃する事が出来る。
- 「ブローバ」はインドのムンダー族が用いていた長柄の斧の名。
- ジャベリンMk-II(GX)
- [5/6/3/4]
- ツルギ&ヤイバおよびタケヒロの愛機。配色は黄緑・青。
ジャンパースタイル
- ランス(V2)
- [5/5/4/5]
- ヤイバの愛機。配色は黄色・赤。目は左側のみの隻眼である。また、下半身後部には左寄りに尻尾のような鋭利なパーツが付いている。外見・性能共にスピアに似ている。
- アタックは移動タイプで、「コ」の字を描くように少しの前進から蹴り上げる動作で真上へ上昇した後、空中で引っ張られるように後退する軌道をとる。ヒットした相手は前方へ大きく山形に吹き飛ぶ。動作後の硬直が長い。その軌道上対空タイプの特性を併せ持ち、空中の相手を迎撃することが出来る。
- 「ランス」は馬上槍の名。
パワースタイル
- アクス(V2)
- [5/5/3/4]
- 配色は黄土色・灰。側頭部には左側にのみ、細いアンテナが付いている。
- アタックは攻撃タイプで、その場で半透明になり一瞬高速回転した後、前方に高速でボディから体当たりを仕掛ける。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。
- 「アクス」は「斧」の意。
- エクスカリバー(GX)
- [7/4/3/4]
- ニカイドウの愛機。配色は赤・黒。その外見や、使用コマンダーが悪の親玉であるニカイドウであることなどから違法型の印象があるが、れっきとした合法ロボである。なお、頭部以外のボディはジャベリンMk-IIの色違いである。
- 「エクスカリバー」はアーサー王伝説に登場する剣の名。
- パイク(激闘!)
- [5/5/4/6]
- 配色は藤色・ピンク。三角錐状の細長い頭部と赤い顔面が特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、錐揉み回転しながら前方へ高速で頭部から突進する。見た目に反して攻撃力は非常に低く、ジャベリンをも下回る。ヒットした相手は前方へゆっくりと吹き飛ぶ。
- 「パイク」はスピアよりも長い槍の名。
バーニングビースト型
『V2』より登場。大柄な動物の外見をしており、ストライクバニッシャー型と同様にステルス機能を搭載している。地上性能は低いが、ジャンプは高く速い上、着地時の硬直が短い。空中ダッシュは1回のみで、一瞬間を置いてから長距離を斜め下方向へ飛ぶ。また、被ダメージ時とガン発射後の硬直時間が軽減される。
それぞれのモデルとなった動物の名前が付けられている。なお、『激闘!』では全てのロボが4足歩行をするようになったため座高が低く、大柄でありながら当たり判定が小さいという特徴を持つ。
ノーマルスタイル
- ドルフィー(V2)
- [6/5/3/8]
- クレオパトラの愛機。イルカをモチーフにしているため、イルカの首に人間の胴体がついたような、若干不自然な体形である。
- アタックは攻撃タイプで、体を寝かせた状態で前方に高速で突進する最も基本的な形。動作後の硬直が長い。ヒットした相手はその場で上空へ大きく、真上に近い角度へ吹き飛ぶ。
- チキンハート(BR)
- [5/5/3/7/5]
- 隠し機体。鶏をモチーフにしている。『BR』では唯一のバーニングビースト型であり、違法型ではない。鶏モチーフであるが、後述のヒヨコロボとの関係は不明。
- アタックは『V2』のホークマンとほぼ同性能で、一旦上空にジャンプした後、V字を描くように斜め下方向への突進から着地と同時に前方上空へ大ジャンプする。ヒットした相手は上空へ吹き飛ぶ。ヒットした瞬間、羽毛のエフェクトが舞い散る。攻撃判定は下降時にしか発生しないが、最後のジャンプ時は既に行動可能となっている。
スピードスタイル
- ウルフェン(V2, 激闘!)
- [5/5/4/8]
- 激闘!:[5/5/5/7]
- 『V2』ではロウガ、『激闘!』ではショーンの愛機。狼をモチーフにしている。
- アタックは攻撃タイプで、真上へ小ジャンプした後、斜め下方向へ飛びかかるように鋭く急降下する。リーチが短く、小ジャンプ中は無敵時間が存在しない。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
アーマースタイル
- トリケラオー(V2, 激闘!)
- [7/5/2/8]
- 激闘!:[6/6/4/6]
- トリケラトプスをモチーフにしている。『V2』では、全ロボの中で唯一4足歩行をする。
- アタックは攻撃タイプで、『V2』では前方に歩行と同一のモーションで突進する。発生は早いが、動作後の硬直が長い。『激闘!』ではその場で一旦勢いを付けた後、前方へ高速で長距離を突進する。ヒットした相手は手前側へ大きく吹き飛ぶ。
ジャンパースタイル
- ホークマン(V2)
- [5/5/3/9]
- ロボ博士の愛機。鷹をモチーフにしている。
- アタックは移動タイプで、一旦上空にジャンプした後、V字を描くように斜め下方向への突進から着地と同時に前方上空へ大ジャンプする。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。攻撃判定は下降時にしか発生しないが、最後のジャンプ時は既に行動可能となっている。
パワースタイル
- ゴリオン(V2)
- [7/5/2/8]
- シーザーの愛機。ゴリラをモチーフにしており、若干前傾姿勢で歩行する。パワースタイルでありながら、アーマースタイルと同等の防御力を有する。
- アタックは回避タイプで、その場でドラミングのような動作を行い、ヒットした相手は手前側へ非常に小さく吹き飛ぶ。動作後の硬直が短い。モーションの関係上、相手に密着しないとヒットしないが、成立してしまえば追撃は非常に容易。
- レオン(激闘!)
- [5/5/4/6]
- レニィの愛機。ライオンをモチーフにしている。
- アタックは攻撃タイプで、その場から大きく後退した後、前方へ高速で頭部から滑りこむように長距離を突進する。無敵時間は後退時にのみ発生する。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。
ライトニングスカイヤー型
『GX』より登場。変形機能を持つ機体で、空中ダッシュ時に戦闘機に変形して飛行状態となり、非常に長距離を移動できる(『BR』では徐々に下降する)ほか、その間任意で方向転換及びガン・ボム・ポッドの発射が可能な「スカイヤーダッシュ」が1回使用可能。なお、スカイヤーダッシュ中は通常とは異なり排夾動作が存在せず、武器を発射しても一切硬直しないという特性を持つため、攻撃時の隙消し手段としても重宝する。
空中性能に特化している反面、『GX』ではがまん力が全型中最低に、『BR』以降は空中性能以外が全体的に低く設定されている。また、アタックの動作中はほとんどの機体が飛行形態に変形する。
各機体の名前は『GX』ではミサイル、『BR』では軍の乗り物に関連した名前が付けられていたが『激闘!』では風に関する名前に統一されている。
ノーマルスタイル
- ディフェンダー(BR)
- [3/3/3/8/9]
- ヒロコの愛機。水色が基調で、UFOのような円盤状のフォルムが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、飛行形態で水平に回転しながら相手に向かってゆっくり突進する。ヒットした相手は前方斜め上に吹き飛ぶ。アタックの移動距離は長いが、硬直も長め。
- レイスカイヤー(GX)
- [5/5/1/9]
- ニカイドウグループが主人公から奪ったX-レイをベースに開発した機体。タイトル画面で唯一登場するなど、X-レイ以上に特別な扱いを受けている。ニカイドウグループの施設から脱出する際に、研究材料として分解されたX-レイの代わりとして奪い、新たな主人公機となる。脱出後はポリス隊にニカイドウグループの証拠として一時的に回収されるも、その後返還され、以後も主人公機として使用できる。外見はX-レイに似ているが頭髪は黄色く、目元にはバイザーを付けている。
- カスタムロボシリーズにおいて唯一の、シャイニングファイター型ではない主人公機である。
スピードスタイル
- ブレイカー(BR)
- [2/3/3/9/9]
- シナ、デフレの愛機。緑・紫が基調で、頭部の鮫が口を開けたようなパーツが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、飛行形態で少し上昇しながら相手に向かってゆっくり突進する。ヒットした相手は僅かに前方に吹き飛ぶ。
- スティングレイ(GX)
- [5/4/1/10]
- マユズミの愛機。
- 「スティングレイ」はアメリカの軽戦車の名。
- ハリケーン(激闘!)
- [5/4/4/8]
- アタックは攻撃タイプで、5キャラ分ほど離れた前方上空の空間へ瞬間移動し、飛行形態に変形した状態で発動地点に向けて急降下した後、着地と同時にロボ形態に戻りつつ、真上に大ジャンプする。ヒットした相手は真上へ吹き飛ぶ。
- 「ハリケーン」は強力な熱帯低気圧を指す。
- レイスカイヤー(激闘!)
- [4/4/6/8]
- 赤色を基調としたレイスカイヤー。『GX』からボディのデザインが大幅に変更され、変形の方法も異なっている。隠し機体であり、DSステーションから期間限定で配布されていたが、現在ではWi-Fi対戦時にのみ低確率で入手可能。
- アタックは移動タイプで、高速で前進後、真上に近い後方へ大ジャンプする。動作後は空中にいる状態となり、スカイヤーダッシュに繋ぎやすい。ヒットした相手は前方へゆっくりと山形に吹き飛ぶ。
アーマースタイル
- ベリアス(BR)
- [4/3/3/7/9]
- リンファの愛機。紫・黄色が基調で、全体的に鳥のようなフォルムが特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、飛行形態で錐揉み回転し、少し上昇しながら相手に向かってゆっくり突進する。ヒットした相手は前方斜め上に吹き飛ぶ。上昇する角度がブレイカーよりやや大きいため、相手と距離が離れているとヒットしない。
- パトリオット(GX)
- [5/6/1/8]
- マモルおよびタクマの愛機。表のバトルでリョウ(リュウジン)も使用する。
- 「パトリオット」は防空用地対空ミサイルの名。
- テンペスト(激闘!)
- [5/5/4/7]
- ディンゴの愛機。
- アタックは移動タイプで、高速で真上に近い角度へ跳び上がり、飛行形態に変形した状態で急降下、その後着地と同時にロボ形態に戻り、反動で錐揉み回転しながら小ジャンプする。ヒットした相手は真上へ吹き飛ぶ。
- 「テンペスト」は「大嵐」の意。
- レイスカイヤー(激闘!)
- [5/4/5/8]
- 白色を基調としたレイスカイヤー。『GX』からボディのデザインが大幅に変更され、変形の方法も異なっている。隠し機体であり、DSステーションから期間限定で配布されていたが、現在ではWi-Fi対戦時にのみ低確率で入手可能。
- アタックは移動タイプで、高速で前進後、真上に近い後方へ大ジャンプする。動作後は空中にいる状態となり、スカイヤーダッシュに繋ぎやすい。ヒットした相手は前方へゆっくりと山形に吹き飛ぶ。
パワースタイル
- フェニックス(GX)
- [7/4/1/8]
- 劇中では自律機動型のロボとして登場。外見は基本的にスティングレイの色違いである。
- 「フェニックス」は「不死鳥」の意であるとともにミサイルの名。
- ミストラル(激闘!)
- [5/4/4/7]
- ハジメの愛機。
- アタックは移動タイプ。
- 「ミストラル」はフランス南東部の季節風であるとともにミサイルの名でもある。
- レイスカイヤー(激闘!)
- [4/4/5/8]
- 青色を基調としたレイスカイヤー。『GX』からボディのデザインが大幅に変更され、変形の方法も異なっている。隠し機体であり、DSステーションから期間限定で配布されていたが、現在ではWi-Fi対戦時にのみ低確率で入手可能。
- アタックは移動タイプで、高速で前進後、真上に近い後方へ大ジャンプする。動作後は空中にいる状態となり、スカイヤーダッシュに繋ぎやすい。ヒットした相手は前方へゆっくりと山形に吹き飛ぶ。
ミスティミラージュ型
『GX』のみ登場。シャイニングファイター型に近いバランスの取れた性能を有する。ダッシュ中は長距離を低速で移動し、その際は完全に姿が消えるため相手が視認できなくなくなるほか、壁をすり抜けることも可能な「ミラージュダッシュ」が使用可能。
ただし、見た目の似ているステルスダッシュとは別物であり、ガンによるダメージを無効化する効果は無いため、ダッシュ中に攻撃を受けると中断扱いとなり姿を現してしまう。
- デッドフェイス(GX)
- [5/5/5/4]
- ノーマルスタイル。水牛のような頭部を持ち、四肢には太い血管のようなものが1本ずつ、背中には悪魔のような翼が付属している。グレートロボカップチャンピオンのコウシロウが使用する。
- マサカド(GX)
- [5/4/5/5]
- スピードスタイル。ヒコマロの愛機。頭部は般若の顔で、鎧武者のような姿をしている。
- クロスボーン(GX)
- [5/6/5/3]
- アーマースタイル。ロボキチの愛機。骸骨のような姿をしており、背中には大砲のようなパーツが付属している。
- ヨシツネ(GX)
- [7/4/5/3]
- パワースタイル。サムエルの愛機。外見は基本的にマサカドの色違いである。
ファンキービッグヘッド型
『BR』にのみ登場。巨大な顔から直接手足が生えたような姿をしている。基本的にファッティバイス型と同じ性能である。
『V2』以前のトリックフライヤー型同様に名前の最後には「ヘッド」が付けられているが、特に関連性はない。
- シールヘッド(BR)
- [9/7/3/9/6]
- ノーマルスタイル。ハルの愛機。茶色が基調で、ハムスターのようなフォルムが特徴的。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場。
- アタックは攻撃タイプで、相手に向かって真っ直ぐ頭から突進する。ヒットした相手は僅かに前方に吹き飛ぶ。
- ホバーヘッド(BR)
- [8/7/3/10/8]
- スピードスタイル。ボギー、ルーシーの愛機。白・茶色が基調で、円柱を寝かせた形の頭部が特徴的。
- アタックは攻撃タイプで、大きく斜め上に飛び跳ねた後、相手に向かって頭から突進する。ヒットした相手は僅かに吹き飛ぶ。その軌道上移動タイプの特性を併せ持ち、障害物越しに奇襲を仕掛けることが可能。
- プレジャーヘッド(BR)
- [10/7/3/7/6]
- アーマースタイル。ピカートおよびフカシ(シミュレーター)の愛機(『BR』ではドデカンが製造中止になっているため)。怒った顔のようなヘッドが特徴的だが、本当の頭部は上面に小さく見えている方である。
- アタックは前方斜め上空へ前後開脚宙返りしながら上昇し、その後下降する。ヒットした相手はやや前方に吹き飛ぶ。攻撃判定は上昇時にしか存在せず、下降時はダメージを与えることはできない。
違法型
- レイIIダーク(V2, 激闘!)
- [6/6/10/7]
- 激闘!:[5/5/8/8]
- シャイニングファイター型の違法ロボ。偽主人公の愛機。外見はレイIIの色違いで、全体的に黒を基調とした配色に変更され、更に『激闘!』ではマスクの代わりにバイザーを付けている。レイIIに比べて地上・空中共に機動力が大幅に強化されている。
- アタックは攻撃タイプ。『V2』ではモーションはレイIIと同一のものだが、こちらは更に移動速度が速く、攻撃力も高い(ロボ全体で見ても高い)。また、動作後は慣性で少し前進し、地上すれすれの空中にいる状態となる。ヒットした相手は吹き飛ばず、その場でダウンする。『激闘!』では性能が大きく変更され、真上に近い上空へ瞬間移動した後、そこから直立体勢で4キャラ分ほど前進しつつゆっくりと下降する。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- メイジェル(V2, 激闘!)
- [5/6/4/8]
- 激闘!:[4/5/4/9]
- セクシースタンナー型の違法ロボ。ナナセ(ゴライアス時)の愛機。『V2』のラスボス。『激闘!』では偽主人公が自律機動型ロボとして所持している。
- ジャンプの速度が遅くなり滞空時間が延長されたほか、空中ダッシュが多段ジャンプに変更されているなど、空中性能が強化されている。なお、地上性能に変化はない。
- アタックは回避タイプで、アニーと同一のモーションで蹴り上げた後、そのまま上空へ大ジャンプする。動作後は遥か上空にいる状態になる。ヒットした相手は真上へ非常に高く吹き飛ぶ。
- ベイオネット(V2)
- [6/6/6/5]
- ランスとスピアを「ロボ・リジェネレータ」で合体させて開発した違法合体型ロボ。シナリオではヤイバ・ツルギ兄弟がデュアルダイブで操るが、プレイヤーが使用する際はデュアルダイブを行う必要はなく、1人で使用可能。
- 外見はランスとスピアを掛け合わせたような姿で、灰色と黒を基調としたボディをベースに右半分がスピア(水色)、左半分がランス(オレンジ色)の配色となっている鎧のような装甲を肩部と腰部にそれぞれ身に付けており、専属の違法パーツであるツインズガン・ツインズボムの配色もそれに準じている(ツインズポッド・ツインズレッグはボディに合わせて灰色と黒を基調としている)。また、目の色も左右で異なるオッドアイ(青・赤)となっている。
- 性能はベースである同型機に比べて素早さ・ジャンプ高度・速度が向上しており、ステルスダッシュは最大5回まで可能となっている。しかし頭身が伸びたため結果的に当たり判定が大きくなり、被弾しやすくなっているという欠点もある。
- アタックは攻撃タイプ。ジャベリンのアタックに無敵時間が付加されたものであり、動作前後の硬直が非常に短く使いやすいが、相変わらず攻撃力は低めで、手数で補う必要がある。
- ストライクバニッシャー型がベースのため、名前も武器に因んでいる。「ベイオネット」は「銃剣」の意で、「刃物よりさらに強い」イメージから。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではフィギュア、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではスピリットとして登場している。
- ジェイムスン(V2, 激闘!)
- [10+/10+/1/1]
- 激闘!:[10+/10+/1/2]
- 「自律機動型のロボは人間の操るロボの動きには敵わない。ならば、代わりに最強の攻撃力と防御力を与えてはどうか」というコンセプトのもとに、ゴライアスが最終兵器的なものとして開発した違法巨大自律機動型ロボ。両腕はアタック時を除いて常に正面に構えられており、排夾動作が存在しない(隙そのものは変わらず存在するため、攻撃が有利になるわけではない)。
- カスタムロボの枠を超えるほどの規格外の巨体と極限まで高められた圧倒的な防御力を誇るほか、全くダウンしない・攻撃を受けても怯まない(ただし、アタックを受けた場合のみ若干後退する)・一部のガン・ボム・ポッドの性質による挙動の影響を受けない(例えば、スナイパーガンやボムの爆風がヒットしても吹き飛ばない、スタンガンやフリーズ系の爆風がヒットしても停止することなく動く事が出来る)という特性を持つ。その反面、機動力を大幅に犠牲にしており、地上・空中共に移動速度は非常に遅い上、巨体ゆえに当たり判定も非常に大きい。
- 『V2』ではプレイヤーが唯一入手不可能な機体であり、ゲーム内の説明によると空中ダッシュが1回まで可能のようであるが、バトル中にジェイムスンが空中ダッシュを使用することは無い。挙動そのものは存在しており、改造でプレイヤーが使用することで確認することができ、後のライトニングスカイヤー型に通ずる、非常に遅く長い空中ダッシュを行う。なお、サイズが大きすぎてキャノボットが使用できないため、ゲーム中でジェイムスンと戦闘を行う際は必ず既に変形を完了し、直立状態から開始する(改造でプレイヤーが使用するとキャノボットに入れられるが、小さなロボキューブから突如巨大な手足が出現する、という異常な光景が起こる)。
- 『激闘!』ではプレイヤーも入手可能となり、DSステーションからロクドウ系パーツ一式とセットで期間限定配布されていたが、現在ではWi-Fi対戦時にのみ低確率で入手可能。『V2』からロクドウ系パーツ一式を含め、若干デザインが変更されている。地面から数センチ上を常時浮遊しているため、一部ホロセウムの床に存在するダメージトラップの上を通過してもダメージを受けることは無い。しかし装備した武器の攻撃力は低下する。空中では変形を行いスカイヤーダッシュが1回使用可能。そのため大まかにはライトニングスカイヤー型に分類される。なお、キャノボットが使用できるようになっており、他のロボよりもロボキューブやキャノボットの砲台が大型化した状態で射出が行われる。
- 専用の違法パーツであるロクドウガン、ロクドウボム、ロクドウポッド、ロクドウレッグを装備しており、ロクドウ系パーツはジェイムスンの体躯に合わせて巨大なサイズで作られているため、ロクドウ系パーツ以外の一般的なサイズのパーツを装備させると、ジェイムスンは極端に小ぢんまりした姿になってしまう。
- アタックは回避タイプで、その場で両腕を広げて回転する。ヒットした相手は前方へ大きく高速で吹き飛ぶ。攻撃後の隙が大きいものの、『V2』ではメタルベアーと同等の極めて高い攻撃力を誇る。
- 非人間型の巨大ロボということで、名はSF小説「ジェイムスン教授シリーズ」に由来するが、別の姿になったとのこと。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』では後述のA.I.R.Sと共にフィギュアとして登場している。
- ダークサム(GX)
- シャイニングファイター型の違法ロボ。外見は基本的にソルMk-IIの色違いである。攻撃力、防御力、ダッシュ能力が少しずつ強化されている。闇バトル場にてカンザキが使用する。
- メシエ(GX)
- エアリアルビューティー型の違法ロボ。外見は基本的にプルートの色違いである。ダッシュ速度が向上している。闇バトル場にてアカネが使用する。
- デビルレックス(GX)
- メタルグラップラー型の違法ロボ。外見は基本的にアイアンレオの色違いである。当ゲーム中最大のがまん力を誇る。闇バトル場にてロバートが使用する。
- ヘルファイア(GX)
- ライトニングスカイヤー型の違法ロボ。外見は基本的にパトリオットの色違いである。当ゲーム中最大の攻撃力を誇る。ニカイドウグループのリュウジンが使用する。
- 「ヘルファイア」はミサイルの名。
- クレイモア(GX)
- ストライクバニッシャー型の違法ロボ。外見は基本的にクナイの色違いである。ステルスダッシュの距離が延長されている。ニカイドウグループのメンバーでマユズミの姉と思わしき人物、カミーラが使用する。
- 「クレイモア」はスコットランド人が用いた大剣の名であるとともに、対人用地雷の名でもある。
- ビッグフット(GX)
- メタルグラップラー型の違法ロボ。外見は基本的にタイガーグレアの色違いである。当ゲーム中最大の防御力を誇る。ニカイドウグループのガイオウが使用する。
- 「ビッグフット」はインディアンの伝承に登場する雪山に住む巨人の名であり、このロボが入手できるパスワードもそれに因んだものとなっている。
- デモンブレイズ(GX)
- ミスティミラージュ型の違法ロボ。外見は基本的にデッドフェイスの色違いである。ダッシュ速度が向上している。闇バトル場の案内人でありニカイドウグループのヤナイが使用する。
- ラカンセン(BR)
- [5/5/8/6/8]
- ストライクバニッシャー型の違法ロボ。オボロの愛機。外見は黒を基調とした忍者のような姿で、大きな肩パッドとボディに凝らした炎状の模様が特徴的。同型機に比べて地上での移動速度が向上し、ジャンプ力も高くなっている。僅かに上昇するステルスダッシュが5回まで可能。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場。
- アタックは後方に浅い角度で上昇した後、前方に向かって下降する体当たりを仕掛ける。ヒットした相手は僅かに前方に吹き飛ぶ。
- ルヒエル(BR)
- [4/5/5/9/8]
- ライトニングスカイヤー型の違法ロボ。セルゲイの愛機。同型機に比べて地上での移動速度が向上したほか、ジャンプ力が高くなり、空中ダッシュの移動距離・旋回力も向上している。なお、彼はポリス隊に復帰した後もこの機体を使用している(ロボ以外のパーツは合法のものを使用する場合もある)。
- アタックはその場で真上に上昇した後、前方に長距離突進する。動作後は空中にいる状態となり、硬直も短いため空中ダッシュに繋ぎやすいが、移動用であり、地上の相手にはほとんど当たらない。
- アルテミス(BR)
- [5/5/5/10/8]
- エアリアルビューティ型の違法ロボ。イライザ、イザベラ姉妹の愛機。同型機に比べて空中旋回力、ジャンプ力が向上したほか、多段ジャンプが6回まで可能。
- アタックは前方に一歩踏み出した直後、真上に高く上昇する。移動用ではあるが、ヒットした相手は非常に高く吹き飛ぶ。
- 「アルテミス」は小惑星の名であるとともに、カスタマイズされた違法パーツが名を冠するディアナとも同一視される月の女神の名でもある。また、もう一方の「ルナ」も同じ月の女神の名前である。
- レイレジェンド(BR)
- [1/4/10/10/6]
- ゼクスのボス(主人公の父)の愛機であったシャイニングファイター型の違法ロボ。外見は『初代』のレイに近いデザインとなっている。全ロボ中最強の攻撃力を誇り、高速の空中ダッシュが6回まで可能であるなど機動力も非常に高い反面、防御力は全ロボ中最低というバランス重視のシャイニングファイター型とはかけ離れた極端な性能を持つ。また、ガン発射後の硬直が若干短縮される。なお、(そもそもダウンしないアール第3形態を除いて)ダウン時間が最も短くなっている(アール第2形態よりも短い)ため、追撃を受けにくい。
- アタックは後方へ山形に飛び跳ねるというトリッキーなモーションで、相手の攻撃を回避するのに有効。
- レイウォーリア(BR)
- [9/9/5/5/10]
- 主人公機・レイ01の意匠を受け継ぐシャイニングファイター型の違法ロボ。レイ01に比べて攻撃力が+10%、防御力が+15%、がまん力が+50%に強化されている上に空中ダッシュの速度も向上しており、それに対する代償が一切無いため、弱点らしい弱点は見当たらない。勝利時のアクションはレイ01と同様だが、左右が反転している。
- なお、劇中にこのロボを使用するコマンダーは登場しない。
- アタックはその場で一旦立ち止まった後、前方へ高速で突進する。ヒットした相手は前方へ大きく高速で吹き飛ぶ。
- スナイプ(激闘!)
- [4/3/9/2]
- リトルレイダー型の違法ロボ。ラミュの愛機。丸い白地に一つ目のシンプルな顔が特徴。ボディにはグレイバムのエンブレムが刻まれている。装備した武器の攻撃力が同型機のパワースタイル以上に増加するほか、防御力・がまん力も若干強化されている。
- アタックは回避タイプで、その場で立ち止まり、発動地点に残像を残した状態で本体は姿を消しつつ短距離にゆっくりと後退する。攻撃判定は残像に発生する。なお、状況によっては残像が巨大化することがある。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。
- 「スナイプ」はタシギの英名であり、その射撃難度から、「タシギをも撃ち落とす射撃の名手」としてスナイパーの名の由来となった。
- フリーダ(激闘!)
- [5/5/5/7]
- セクシースタンナー型の違法ロボ。イグニアの愛機。白とピンクを基調としたボディに、同型機に比べて機械的な顔が特徴。装備した武器の攻撃力が同型機のパワースタイル以上に増加するほか、ダウン時間が短縮されており、ダウン中に受けるダメージも軽減される。空中ダッシュが5回まで可能。
- アタックは攻撃タイプで、その場で姿を消し、5キャラ分ほど前方へ瞬間移動する。攻撃判定は姿を消した瞬間にのみ発生する。ヒットした相手は吹き飛ばず、その場でダウンする。
- バイオレントボア(激闘!)
- [7/8/4/4]
- メタルグラップラー型の違法ロボ。ザバルの愛機。名前に反して黄色と黄緑色を基調としたボディに丸い目をしたコミカルな外見で、違法ロボの割にはあまり邪悪さは感じられないが、その反面装備した武器の攻撃力が同型機のパワースタイル以上に大幅に増加する攻撃力重視のロボで、空中性能も若干強化されている。
- アタックは攻撃タイプで、超高速で前進しつつ左ストレートを放つ。攻撃判定はストレートの部分にのみ発生し、相手との距離が近すぎるとヒットせずに突進ですり抜けてしまうため、ある程度間合いを離して使う必要がある。ヒットした相手は真上へ高く吹き飛ぶ。
- ナガミツ(激闘!)
- [5/5/5/7]
- ストライクバニッシャー型の違法ロボ。モルグの愛機。黒と紫色を基調とした武士のような姿をしており、顔面には狐の顔を模したパーツを付けている。装備した武器の攻撃力が同型機のパワースタイル以上に増加するほか、ステルスダッシュが3回まで可能。
- アタックは対空タイプで、4キャラ分ほど前方に姿を消しつつ突進した後、手足を組んだ状態で横回転しながら地面すれすれの空中を移動して5キャラ分ほど後退する。ヒットした相手は手前側へ小さく吹き飛ぶ。
- 「ナガミツ」は日本刀の名であり、中には国宝級の一振りも存在する。
- ハドロン(激闘!)
- [9/8/7/6]
- ライトニングスカイヤー型の違法ロボ。『激闘!』におけるラスボスに相当する。グレイバムがネオブレインを利用して開発した究極のカスタムロボで、「自律機動型の判断力」と「ダイブ型の戦闘力」の両方の長所を併せ持つ。カスタマイズ画面では、立ちポーズが悠然とした独自のものとなっている。
- 金色と焦げ茶色を基調としており、最終ボスとしては比較的スリムな体躯が特徴。専用の違法パーツであるハドロンガン、ハドロンボム、ハドロンポッド、ハドロンレッグを装備しているが、パーツ自体はジェイムスンのような大掛かりなものとは対照的に、いずれもコンパクトなサイズに纏められている。
- 全体的な性能が高い上に装備した武器の攻撃力が増加するほか、ダウン時間が短縮されているため追撃を受けにくい。しかし、ボム、ポッドを使用する際に特殊なアクションを行うため、隙が増大しているという欠点も存在する。空中ではスカイヤーダッシュが1回使用可能で、その際は変形せずに体を直接寝かせた状態で飛行する。
- アタックは攻撃タイプで、全ロボ中唯一空中でも使用可能となっており、地上では前方への高速突進後、上空へ向けて垂直にアッパーを放ちながら跳び上がり、空中ではその場で一旦停滞した後、斜め下方向へ高速で飛び蹴りを放つ。ヒットした相手はいずれも前方へ小さく吹き飛ぶ。
- 「ハドロン」はギリシャ語の「強い」に由来する強い相互作用で結びついた複合粒子の名。
軍用型
- A.I.R.S(エアーズ)(GX, 激闘!)
- [6/6/3/10]
- 激闘!:[3/3/5/9]
- 主人公から一時回収したレイスカイヤーのデータをもとに、軍事用に改造されたレイスカイヤー。「A.I.R.S」と書いて「エアーズ」と読む。対ダークキメラ戦の切り札として、ポリス隊が極秘に開発していた。外見はレイスカイヤーの色違いで、全身が金色を基調とした配色に変更されている。『GX』では全能力が強化されており、レイスカイヤーの純粋な上位互換機に相当する。
- 『激闘!』ではストーリーには一切関わらず、激闘編にて条件を満たすと、ムソウが使用ロボを本来のロボからA.I.R.Sに変更する。スカイヤーダッシュが2回まで可能な上、装備した武器の攻撃力が全ロボ中最も大きく増加するが、その代償として防御面が大きく低下している。
- A.I.R.Sという名前ではあるが、何らかの言葉の略語なのかどうかなどは、ゲーム中では語られず不明。
- アタックは回避タイプで、逆立ち状態で高速突進を仕掛けた後、真上へ大ジャンプする。動作後は遥か上空にいる状態となる。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- ダークキメラ(GX)
- [10/10/10/10]
- 『GX』における最終ボスに相当する。ニカイドウグループが最終兵器的なものとして開発していたロボで、薬を飲んで身体能力を3倍に強化したニカイドウが操作する。銀色を基調とした規格外の巨体と極限まで高められた圧倒的な性能を誇るが、ヤナイによると戦う時点では未完成の段階であったらしい。そのためか移動速度はパラメータに反して遅く、ダッシュも使用してこない(ジェイムスンと同様挙動自体は存在しており、改造でプレイヤーが使用することで、後述するライジングキメラと同じダッシュを行うことが確認できる)。バトル中は常にプレイヤーに近付くように移動する。
- 専用パーツであるダークプラズマ、ダークボム、ダークガンナー、ダークスライドを装備している。なお、いずれのパーツも説明は「Unknown」と表記されており、詳細は不明となっている。劇中では入手不可。
- ライジングキメラ(GX)
- [10/10/10/10]
- かつてトイザらスで開催されていたチャレンジイベントで戦うことができた隠しボス。現在では『BR』との連動により、挑戦出来るようになる。外見はダークキメラの色違いで、金色を基調としている。また未完成のダークキメラにはなかった足が追加されている。ダークキメラとは攻撃力や攻撃パターンに違いが見られる。ダッシュが使用できるようになっており、移動能力が高められているが、通常の移動速度は相変わらず遅い。
- 専用パーツであるライジングプラズマ、ライジングボム、ライジングガンナー、ライジングスライドを装備している。なお、いずれのパーツも説明は「Unknown」と表記されており、詳細は不明となっている。劇中では入手不可。
正体不明
- アール第1形態(BR)
- [6/5/5/8/9]
- 正体不明の生命体とカスタムロボ(ライトニングスカイヤー型)が融合した姿。体躯はシャイニングファイター型に近いが、銀色のボディをベースに赤と青色の血管のようなものが張り巡らされた機械と生物が混ざったような異様な外見をしている。後頭部にツインテールのような装飾がある。
- アールと同様に、正体不明の生命体と融合したパーツであるラグナロク1stガン、グランドクロスボム、カタストロフィ1stポッド、アルティメットレッグを装備している。
- シャイニングファイター型とライトニングスカイヤー型が統合されたような性能をしており、平均的な防御力・機動力を持ちながら空中性能も高く、ライトニングスカイヤー型とは対照的にスカイヤーダッシュ時は徐々に上昇する。また、その際には変形せず連続でダッシュを行うモーションを取るため、まるで空中を疾走しているように見える。
- アタックは両手を広げて横回転しながらまっすぐ突撃するもの。モーションは独特だが性能自体は攻撃タイプの最も基本的な形である。
- アール第2形態(BR)
- [6/7/5/9/10]
- アール第1形態が進化した姿。オボロがダイブをして操作する。左右非対称で、中途半端に装甲が追加されているため、第1形態よりもグロテスクな外見をしている。劇中のシナリオでは2対1の2人掛かりで戦う相手だが、アーケードモードでは1対1で戦う場合もある。
- 第1形態に比べて更にがまん力・空中性能が強化されたほか、ダウン時間が短縮されているため追撃を受けにくくなっている。また、ガンとポッドが強化され、それぞれ新たにラグナロク2ndガンとカタストロフィ2ndポッドを使用する。なお、ボムとレッグには強化版が存在しないため、第1形態と同じパーツを使用する。
- アタックはラカンセンに似た軌道をとるが、こちらの方が動作後の硬直が短いため連発することが出来る。
- アール第3形態(BR)
- [10+/10+/4/10/10]
- アール第2形態が更に進化した姿。全身に装甲が追加され、更に重厚な外見となった。頭部の形状が大きく変わり、人型よりも怪物といった印象を受ける。
- 第2形態に比べて素早さこそ低下しているものの、防御性能・空中性能が大幅に強化された上、ジェイムスン同様に全くダウンせず、攻撃を受けても怯まない上、相手のガン・ボム・ポッドの性質による挙動の影響も受けなくなっている。しかしがまん力自体は設定されており、一定のダメージを受けることでダウン扱いになり無敵時間だけが発生するという驚異的な特性を備えているため反撃にも強く、接近戦では無類の強さを誇る。ボムとレッグに変化は無いが、ガンとポッドは新たに更なる強化版となるラグナロク3rdガンとカタストロフィ3rdポッドを使用する。
- また、シャイニングファイター型より少し大きい程度の体躯であるにも関わらずジェイムスンと同等の圧倒的な防御力を誇る(ジェイムスンには無いダウンによる無敵時間があるため、場合によってはジェイムスンよりも上である)ほか、機動力は地上・空中共にジェイムスンよりも遥かに優れている。特に空中でのスカイヤーダッシュは2回まで可能となり、攻撃力・防御力・機動力のあらゆる面で非の打ちどころがない。欠点は、ボディが巨大化した影響で攻撃の当たり判定が大きくなり、地上での移動速度が低下した(と言っても前述どおりジェイムスンよりははるかに上)という点が挙げられる。劇中のシナリオでは、3対1の3人掛かりでようやく倒すことの出来るラスボスに相応しい強さを誇る。その驚異的な性能から、シリーズ中でも一二を争う違法ロボと言える。
- アタックは前の2つの形態とは性能が大きく変わり、両腕を広げて回転しながらゆっくり前進した後、後方へ低速で上昇する。どちらかというと回避タイプに分類される挙動を取る。動作後の硬直が長く前進する距離も短くなっている為、第2形態に比べて使い勝手が悪いものの、攻撃力は高い。
試作機
- カラット(激闘!)
- [6/5/8/4]
- リトルスプリンター型の試作機。黄色いボディにピンク色の髪、そして頭部に付属している宝石のような帽子が特徴的。専用パーツであるカラットガン、カラットボム、カラットポッド、カラットレッグを装備している。同型機の弱点であった防御力・がまん力が大幅に強化されており、圧倒的に使いやすくなっている。違法型ではないが、同型機に比べて遥かに性能が高いため違法ロボとして扱われる。劇中ではカトレアが使用する。
- アタックは攻撃タイプで、その場で真上に跳び上がりつつ地面に向けて超高速で頭部から滑りこむように長距離突進し、直後に高速で大きく後退する。攻撃と回避を兼ねている上、突進は移動速度の割にホーミング力が高く非常に強力。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。
- 「カラット」は宝石の質量単位及び金の純度単位の名。
最弱ロボ
以下の3機は、意図的に能力を低く設計されたロボである。腕試しや、ハンデとしての意味合いで使用することもできる。違法ロボではないため、違法型の使用が禁止されている状況でも使用可能。スコアの減点対象にもならないが、逆に使用したからといってボーナス点が得られるわけではない。
- ヒヨコロボ(V2, 激闘!)
- [3/1/5/5]
- 激闘!:[2/1/4/3]
- ヒヨコリーダー型。カスタマイズ画面では、パーツ名の横にヒヨコのマークが付いている。名前通りヒヨコのような外見を持つ、全体的な能力が低い最弱のロボ。劇中ではピータロウが使用する。外見・性能はリトルレイダー型に近いが、素早さは前者よりも劣り、『激闘!』では更にパラメータが軒並低く設定されている。『V2』では歩行・空中ダッシュ時に、常にピヨピヨとヒヨコの鳴き声のような効果音が鳴るのが特徴。『V2』では空中ダッシュが、『激闘!』では多段ジャンプがそれぞれ2回まで可能。
- ヒヨコロボ同様に最弱のパーツであるヒヨコガン、ヒヨコボム、ヒヨコポッド、ヒヨコレッグを装備しており、それらをヒヨコパーツと総称している。
- アタックは攻撃タイプで、前方に啄むような動作で突進する。ヒットした相手は前方へ吹き飛ぶ。意外にも攻撃力は高め。
- また、グラフィックが存在するわけではないが、『GX』でのセリフ中には「ヒヨコロボジェット」というロボの名前が登場する。
- ガラポン(GX)
- [5/3/1/5]
- ガラクタ型。名前通りガラクタを組み合わせて作ったような、左右非対称で非常に貧弱な姿をしている。カスタマイズ画面では、パーツ名の横にガラクタを表す「G」のマークが付いている。ヒヨコロボと同じく、全体的な能力が低い最弱のロボ。
- 劇中ではシンサクが使用し、ロボを買うお金がなかった彼が実際にガラクタから作った物だという説明もなされる。性能が低い原因は使用している部品がスクラップ工場で手に入れたガラクタを再利用したものであることと、シンサクにロボを制作するのに十分な技術や知識が無く最低限動ける程度にしか組み上げられていないため。「激闘編」ではガラポンガン、ガラポンボム、ガラポンポッドといったパーツも登場し、これをガラポンに装備して挑むバトルも用意されている。
- ドラムカンロボ(BR)
- [3/1/5/5/8]
- ドラムカン型。カスタマイズ画面では、パーツ名の横にドラムカンのマークが付いている。名前通りドラムカンに手足が生えたような外見を持つ、全体的な能力が低い(ただし、アタックの攻撃力だけは高い)最弱のロボ。腹部には「DANGER」の文字が書かれている。ベースはシャイニングファイター型。
- なお、劇中にこのロボを使用するコマンダーは登場しない。
- アタックは攻撃タイプで、両腕を振り回しながら突進する。前述通り攻撃力は高いが、ダウンしている相手には当たらない。