フィジー・エアウェイズ (Fiji Airways) は、フィジーのナンディ国際空港を本拠地にしているフィジーの国営航空会社である。
歴史
フィジー・エアウェイズの設立は、オーストラリアの飛行家でフィジーのヤシ農園主だったハロルド・ガッティの手による。デ・ハビランド・ドローバー(en)などの小型機を使用して、ナウソリ空港を拠点にバヌアレブ島、タベウニ島間の定期便を開始した。
1958年にはカンタス航空(フィジー)と合併。1960年頃から、ニュージーランド航空・英国海外航空・フィジー政府・トンガ政府などが株主になるが、1978年までにフィジー政府が筆頭株主となった。1972年に、「エア・パシフィック航空」に社名変更。2013年6月27日に1958年から1970年まで使用していた「フィジー・エアウェイズ」に社名を戻した[1][2]。
2018年12月からは航空連合であるワンワールドへ「ワンワールド・コネクト」として加盟した。ワンワールド・コネクトは新たな加盟制度であり、加盟にはスポンサーとして最低3社のワンワールド加盟航空会社を必要とする。フィジー・エアウェイズはその第一号となり、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイ・パシフィック航空、カンタス航空の4社がスポンサーとなった。
フィジー・エアウェイズとワンワールド加盟航空会社間での、マイレージやラウンジの相互利用は全加盟社でなく一部の加盟社間との利用となっている。優先搭乗とビジネスクラスチェックインカウンターでの搭乗手続きは全加盟社の会員が利用できる。
運航路線
日本へは1998年10月30日より成田国際空港へ就航し関西国際空港にも乗り入れていた。その後のフィジーの政変や競合リゾート地との競争激化などによるここ数年間の需要低迷を受けて2009年3月28日の便を最後に日本路線から撤退したが、2018年7月3日より成田線を週3便で復活させた[5]。
オセアニア
アジア
北アメリカ
国内線
機材
運行中
- エアバスA330-200 : 3機
- エアバスA330-300 : 1機
- エアバスA350-900 : 2機
- ボーイング737-700 : 1機
- ボーイング737-800 : 4機
- エアバスA330-200
- エアバスA330-300
- ボーイング737-700
- ボーイング737-800
退役
- ボーイング747-200B
- ボーイング747-400
- ボーイング747-200B
- ボーイング747-400
- ボーイング747-400(特別塗装)
関連項目
脚注
外部リンク
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