1000ギニーステークス

ウィキペディアから

1000ギニーステークスOne Thousand Guineas Stakes)は、イギリス競馬クラシック競走として、毎年4月下旬か5月初旬にニューマーケット競馬場の芝の直線1マイル(約1609メートル)で開催されている3歳牝馬限定戦である。

概要 1000ギニーステークス, 開催国 ...
1000ギニーステークス
1000 Guineas Stakes
開催国 イギリス
競馬場 ニューマーケット競馬場
ローリーマイルコース
創設 1814年4月14日
2014年の情報
距離 芝直線1マイル
(8ハロン・約1609メートル
格付け G1(1971年 - )
賞金 1着賞金28万3550ポンド [1]
賞金総額41万ポンド[2]
出走条件 サラブレッド系3歳牝馬
負担重量 定量・9ストーン=126ポンド
(≒57.15キログラム
テンプレートを表示
閉じる

世界各地に同競走を模範とした「…1000ギニー」と名付けられた(または別称にもつ)競走が存在、多くはイギリス同様にクラシック競走として施行されている。日本では桜花賞が同競走を模範として創設された競走であり、このため国際的には“Japanese 1,000 Guineas”とも紹介されている。

歴史

このレースは、1814年4月28日に最初に施行された。これは、牡馬と牝馬の両方が出走できる2000ギニーの第1回レースから5年後のことであった。 これらのレースは、ダービーステークスを共同創設したイギリスジョッキークラブ会長のチャールズ・バンベリー準男爵によって創設された。レース名は第1回レースの優勝賞金(ギニーは21シリング、つまり1.05ポンド)に由来する。

1860年代半ばまでに、1000ギニーは3歳牝馬にとってイギリスで最も権威のあるレースの1つになった。

1000ギニーのヨーロッパ版には、アイリッシュ1000ギニープール・デッセ・デ・プーリッシュなどがある。 1000ギニーのトライアルレースは、ネルグウィンステークスフレッドダーリンステークスなどがあるが、一部の馬にとっては3歳シーズンの最初のレースとなる。1000ギニー自体がオークスのトライアルレースとして機能しており、2016年にMindingが1000ギニーとオークスの2冠を達成した。

  • 1814年 - ニューマーケット競馬場で第1回競走が施行される。
  • 2010年 - 1位入線のイギリスのJacqueline Quest(ジャクラインクエスト)が進路妨害により2着に降着。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月に順延開催。

記録

最多勝利 騎手 (7勝):

  • George Fordham – Mayonaise (1859), Nemesis (1861), Siberia (1865), Formosa (1868), Scottish Queen (1869), Thebais (1881), Hauteur (1883)

最多勝利 調教師 (9勝):

  • Robert Robson – Corinne (1818), Catgut (1819), Rowena (1820), Zeal (1821), Whizgig (1822), Zinc (1823), Tontine (1825), Problem (1826), Arab (1827)

最多勝利馬主 (8勝):

  • 4th Duke of Grafton – Catgut (1819), Rowena (1820), Zeal (1821), Whizgig (1822), Zinc (1823), Tontine (1825), Problem (1826), Arab (1827)

レースレコード:

最大着差:

  • Mayonaise (1859), 20馬身

最多出走数:

  • 29頭(1926年)

歴代優勝馬

関連項目

外部リンク

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.