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フィンシャルベオまたはフィンスケールビオ(Finsceal Beo、2004年 - )とはアイルランドの競走馬である。主な勝ち鞍は2007年の1000ギニーと愛1000ギニー、2006年マルセルブサック賞。2006年カルティエ賞最優秀2歳牝馬。主戦騎手はケヴィン・マニング。
2006年4月にデビュー。デビュー戦は飾るもしばらくは下級戦を走っていたうえ勝てなかった。そのため初重賞となる10月にフランスで出走したマルセルブサック賞は13頭中重賞馬が1頭のみというさびしいメンバーの中でも11番人気に過ぎなかった。しかし低評価を覆し、それまでのタイムを1秒以上短縮するレースレコードで5馬身差圧勝。さらに次走のロックフェルステークスも楽勝し、この年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選出された。
2007年は1000ギニーから始動。ここも2馬身半差で優勝。勝ちタイム1分34秒94はそれまでのレコードを1秒以上短縮するもので、2000ギニーのレコードをも上回るものだった。1000ギニー前に既にオークスを回避することは決まっており、この後は愛1000ギニーに向かうことが予定されていたが、1000ギニー後突如連闘でプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)に向かうことが表明された。英仏愛の1000ギニー3連覇となれば史上初の快挙であり、期待されたが、抜け出したところ最後ダルジナに頭差だけ交わされてしまった。その後愛1000ギニーは順当勝ちしたが続くコロネーションステークスでは8着と大敗。休養を挟んで出走したアイリッシュチャンピオンステークスでは最下位の6着に敗れ、続くオペラ賞でも5着に敗れた。
2008年初戦はドバイデューティーフリーに出走。16頭中5着とまずまずの結果であったが、ダルジナやウオッカといった有力牝馬に先着を許した。その後はタタソールズゴールドカップでデュークオブマーマレードの2着、クイーンアンステークスでは1番人気に推されるもハラダサンの3着と善戦するものの勝ちきれていなかった。続くプリティーポリーステークスでは9着、ファルマスステークスでは7着、準重賞のダンスデザインステークスでは3着に終わった。その後競走馬を引退、繁殖牝馬となった。
2006年(5戦3勝)カルティエ賞最優秀2歳牝馬
2007年(6戦2勝)
2008年(6戦0勝)
フィンシャルベオの血統(ミスタープロスペクター系/Bold Ruler4×5=9.38%、Native Dancer5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Mr. Greeley 1992 栗毛 |
父の父 Gone West1984 鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise A Native | |
Gold Digger | ||||
Secrettame | Secretariat | |||
Tamerett | ||||
父の母 Long Legend1978 栗毛 |
Reviewer | Bold Ruler | ||
Broadway | ||||
Lianga | *Dancer's Image | |||
Leven Ones | ||||
母 Musical Treat 1996 栗毛 |
*Royal Academy II 1987 鹿毛 |
Nijinsky II | Northern Dancer | |
Flaming Page | ||||
Crimson Saint | Crimson Satan | |||
Bolero Rose | ||||
母の母 Mountain Ash1989 鹿毛 |
Dominion | Derring-Do | ||
Picture Palace | ||||
Red Berry | Great Nephew | |||
Big Berry F-No.22-d |
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