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『アーマード・コア3』(ARMORED CORE3)は、フロム・ソフトウェアから発売されたPlayStation 2用ロボットアクションゲーム。アーマード・コアシリーズの6作目であり、前作『アナザーエイジ』とは異なる世界での物語が展開される。
本作では左腕用の銃器が初登場し、以後のシリーズにおいて作品を経るごとにブレードに取って代わる存在となっていく。また、コアの新機能として自律兵器を射出するイクシードオービット(EO)が本作より初登場した。
また、特定のミッションでのみ、僚機を伴っての出撃や連続ミッションの受諾が可能となった。
映像面においてもグラフィックエンジンの進化により、『アナザーエイジ』よりも画質が改善されている。
前々作『AC2』と同様にミッションとアリーナの構成となっている。本作では上位ランクのアリーナ対戦では評価システムの条件を満たす必要がある。
人類は、地球全体に及ぶ災害「大破壊」によって荒廃した地上から地下へと移住していた。そして地下世界の秩序を維持するために管理者と呼ばれる巨大な人工知能を作り出して管理を任せ、数百年が経過した。
人類が居住する地下都市レイヤードは、自然が再現され一般人が住まう第一層、全域の自然の環境制御区の第二層、産業区と貧困層が住まう廃棄された都市区がある第三層、全域を支えるエネルギー生成区がある第四層、そしてそれら全てを支配する管理者の本体がある中枢部に分かれている。数百年の時間の経過により、管理者が存在する中枢部の場所は既に忘れ去られていた。
この世界では政府の代わりに企業が力を持ち、管理者からの支配を逃れようと目論むミラージュ、逆に管理者による秩序を望むクレスト、管理者に関心を持たないキサラギの三社が絶えず争いを続けていたが、その争い自体も管理者によって計画された事象だった。
ほぼ全ての事象が管理されている地下世界で、唯一管理者が完全には管理できない存在が人型兵器アーマード・コアを駆る傭兵・レイヴン達である。そして、たった一人のレイヴンによって、後に地下世界の秩序は大きく変わることになる。
本項では、主にミッションに登場するキャラクターを記述する。
声は依頼文で再生されるメッセージのもの。
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