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アメリカ合衆国の競走馬(1947-1971) ウィキペディアから
アルマームード(Almahmoud、1947年 - 1971年)とは、アメリカ合衆国の競走馬・繁殖牝馬である。繁殖牝馬として成功し大牝系を築いた。ノーザンダンサー、ヘイローの祖母としても知られ、現代競馬において多大なる貢献をした名牝の一頭に数えられる。
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父はエプソムダービー馬マームードである。現役時代は11戦して4勝、2歳時のコリーンステークスと3歳時のヴァインランドハンデキャップに勝った程度で、はまれば強いが安定しないという評価だった。
繁殖牝馬としては8頭の産駒を送り出した。直仔のうちコスマーがステークス競走で勝つなどの活躍を見せたが、むしろこの馬の重要性は3頭の牝駒(ナタルマ、コスマー、バブリングビューティ)がそれぞれ繁殖牝馬として成功したことにある。いずれも歴史上重要な馬たちの祖先となり、今日のサラブレッド世界に大きな影響を残した。
初仔のコスマーは父ティムタムの牝馬トスマー、父ヘイルトゥリーズンの牡馬ヘイローの母として知られている。前者は後にアメリカ競馬殿堂入りを果たし、後者は種牡馬としてサンデーサイレンスなどを輩出してアメリカのリーディングサイアーに2度輝いた。
ナタルマは父ニアークティックの牡馬ノーザンダンサーの母となった。ノーザンダンサーは競走馬としても種牡馬としても世界を席巻し、20世紀を代表する種牡馬の一頭となった。
バブリングビューティは父シーバードの牡馬アークティックターンの母となった。アークティックターンは競走馬としてもガネー賞勝ちなどの好成績を収め、種牡馬としてベーリングなどを出してシーバードの血統を後世に残している。
また、これらの馬を介したアルマームードの牝系はなおも続いており、特にコスマー・ナタルマの2頭から続く牝系には多数の名馬が連なっている。
アルマームードは1971年に舟状骨炎を発症、それが元で死亡した。
牝系図の主要な部分(太字はGI級競走優勝馬)は以下の通り。*印は日本に輸入された馬
牝系図の出典:Galopp-Sieger
アルマームードの血統(ブランドフォード系/The Tetrarch4×5=9.38%) | (血統表の出典) | |||
父 Mahmoud 1933 芦毛 |
父の父 Blenheim1927 黒鹿毛 |
Blandford | Swynford | |
Blanche | ||||
Malva | Charles o'Malley | |||
Wild Arum | ||||
父の母 Mah Mahal1928 芦毛 |
Gainsborough | Bayardo | ||
Rosedrop | ||||
Mumtaz Mahal | The Tetrarch | |||
Lady Josephine | ||||
母 Arbitrator 1937 |
Peace Change 1931 鹿毛 |
Change Shot | Fair Play | |
Quelle Chance | ||||
Peace | Stefan the Great | |||
Memories | ||||
母の母 Mother Goose1922 鹿毛 |
Chicle | Spearmint | ||
Lady Hamburg | ||||
Flying Witch | Broomstick | |||
Fly By Night F-No.2-d |
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