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日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』(きどうせんしガンダムがいでん コロニーのおちたちで)は、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』の一つで、1999年8月26日にバンダイから発売されたドリームキャスト用の3Dシューティングゲーム。
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… | |
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ゲーム | |
ゲームジャンル | 3Dシューティングゲーム |
対応機種 | ドリームキャスト |
開発元 | ベック(チームホワイトディンゴ) |
発売元 | バンダイ |
監督 | 徳島雅彦 |
プロデューサー | 稲垣浩文 |
キャラクターデザイン | 小林源文 |
メディア | GD-ROM |
発売日 | 1999年8月26日 |
売上本数 | 118,813本[1] |
ゲーム:特別版(BANDAI the Best) | |
対応機種 | ドリームキャスト |
発売日 | 2001年6月28日 |
その他 | 機能・データが 追加された特別版 |
小説:機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で・・・ | |
著者 | 林譲治 |
出版社 | 角川書店 |
レーベル | 角川スニーカー文庫 |
発売日 | 1999年11月 |
巻数 | 全2巻 |
漫画:マガジンZ版 | |
原作・原案など | 矢立肇、富野由悠季 |
作画 | 連邦編 祭丘ヒデユキ ジオン編 木下ともたけ |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊マガジンZ |
発表号 | 1999年9月号 - 2000年4月号 |
その他 | 単行本未発売 |
漫画:機動戦士ガンダム GROUND ZERO コロニーの落ちた地で | |
原作・原案など | 矢立肇、富野由悠季 |
作画 | 才谷ウメタロウ |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | ガンダムエース |
レーベル | 角川コミックス・エース |
テンプレート - ノート |
バンダイのドリームキャスト参入第1弾ソフト。一年戦争末期、コロニー落としの被災地となったオーストラリアを舞台として、主人公マスター・ピース・レイヤー率いる地球連邦軍のモビルスーツ(MS)小隊「ホワイト・ディンゴ[2]隊」の活躍を描いた作品。
本作品ではジムが主役機に設定されている。ワンオフの高性能試作機であるRX-78と違い、敵機に対して圧倒的優位に立つほどの性能差は持たないため、1機で敵部隊を次々と撃破することは出来ない。したがってブリーフィング後は機体と武装を念入りに選択する必要がある。作戦開始後は音紋索敵能力を持つ簡易移動指揮ホバートラック・ブラッドハウンドによって情報を収集し、敵機の配置や作戦目標から戦略を練り、攻撃時は僚機と常に多対一になるよう連携をとらなければ勝利は難しい。反面、ジオン側は特に個々の兵士の技量に優れるものの、情報収集能力の低さや、チームプレーを軽視する傾向が強いためか機体間の連携があまり無く、先制攻撃を受けたり、個別撃破されることが多かった。これがそのまま連邦がジオンに反攻できた理由となっており、このゲームによってジムに対する疑念が晴れると同時に、ジムの性能・戦闘能力が再評価される契機を招くこととなった(小説版は特にこの点が描写されている)。
モビルスーツのカラーリングを派手さを抑えたものにしたり、キャラクターを小林源文デザインによる劇画調にするなどでケレン味を極力取り除き、自らも特務部隊の指揮官とはいえ、量産機に乗る一介のMS小隊長に過ぎないことや、部下や整備兵との会話なども「リアルな戦場臭さ」を重視した演出をしている。シナリオや世界設定を『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』との繋がりを意識したものとなっている[3]。
ゲームシステム等は「機動戦士ガンダム外伝」シリーズの前作であるセガサターンのゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』の直系にあたるが、ドリームキャストのアナログ入力が可能であることを活かし[4]、戦闘機動中でも手動での照準合わせや細かいブーストの出力調整が可能になっている。また僚機に指令(移動コースと索敵・攻撃などのモード)を出すことが可能になり、前作では僚機が勝手に行動し、気がつけばいつの間にか撃破されているという状況が多かったのに対し、本作ではプレイヤーが僚機に直接指示を出すことによって状況に応じた行動をさせることが可能となり、戦力として頼れる存在になっている。反面、的確な作戦と指示によって、僚機とうまく連携が取れないとクリアは難しくなっている。
当ゲーム本編の登場人物は小林源文の原画を基にした3DCGで描かれるが、『GGENERATION』や『ギレンの野望』では新たにアニメ調に描き直され、以降の派生作品においてもこれを踏襲している。
ゲームは基本的にホワイトディンゴ隊(=地球連邦軍)の視点で進むため、ジオン側の登場人物の中で名前が登場するのはヴィッシュ・ドナヒューとウォルター・カーティスのみである(他の人物は、小説版で設定された)。
ホワイト・ディンゴ隊が使用するモビルスーツは、明灰色・暗灰色に塗り分けられている(これがパーソナルカラーであるかオーストラリア方面軍制式カラーかは明示されていない)。
作中で登場するザクとグフには頭部と肩のスパイク、ブレードアンテナに白いラインが入っている。
著:林譲治、原作:富野由悠季、矢立肇、編集協力:スタジオ・オルフェ
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