ゆめタウン光の森
熊本県菊陽町にあるショッピングセンター ウィキペディアから
熊本県菊陽町にあるショッピングセンター ウィキペディアから
ゆめタウン光の森(ゆめタウンひかりのもり)は、熊本県菊池郡菊陽町光の森7丁目に位置し、株式会社イズミが運営するショッピングセンター(以下SC)。
熊本県は2002年 (平成14年)、県住宅供給公社[注 2]が開発を行う予定の団地である「光の森」に於ける核となるSCの出店について、当時SCを展開していた各社に打診した所、イメージが合うとして株式会社イズミによるゆめタウンに決定し、2004年(平成16年)6月3日(6月1日プレオープン)にオープンした。イズミが手掛ける商業施設としては初となる映画館(シネマコンプレックス、以下「シネコン」)を南館に併設した。
オープン後しばらくは光の森全体を含め家電量販店が皆無であったことから、イズミ側は光の森駅前の土地を取得して誘致を行いたいとする意向を示し[7]、2007年(平成19年)9月21日にベスト電器が南館隣接地にオープンした。ベスト電器光の森店はゆめタウン光の森の別館という扱いとなっている[注 3]。その為、ゆめカードだけでなくゆめタウンの商品券やレシート割引券が使用でき、逆にベスト電器のポイント値引券も発行当日のみゆめタウン光の森で使用することが可能である。
当初はバス路線が1日数便と殆ど皆無で、最寄駅となる三里木駅及び武蔵塚駅から徒歩10分以上の所にあり、自家用車以外でのアクセスが困難となっていた。その後、熊本電鉄によるバス路線新設及び光の森駅の開業によりアクセスは格段に良くなっている。
光の森には、2003年(平成15年)に住宅地を分譲開始してから県道316号住吉熊本線沿いを中心として店が次々とオープンしていたが、ゆめタウン光の森の開業後はそれまでを上回るペースでオープンが相次ぎそれに伴い人口も大幅に増加して、県が狙っていた大型SCを核とした商業圏と住宅地の展開は成功を収めている。
ゆめタウンが掲げていた初年度目標の売上210億円(専門店含む)は程なく達成しており、更に2005年(平成17年)は、ダイヤモンドシティ・クレア(現・イオンモール熊本=嘉島町)やゆめタウンはません(熊本市)などの大型SCが勢いを伸ばす中、163億円を売り上げた。
2010年(平成22年)時点で、ゆめタウンの店舗としては高松店、広島店、久留米店、佐賀店に続く5位の売上であり、県内のゆめタウンでは最大の売上を誇る。これは、シネコンやアミューズメント施設を備えている事からファミリー層を中心として固定客を獲得したことや、熊本県北部[注 4]及び熊本市北部地域における最大の商業施設であり、これらの幅広い地域から客を獲得しているからである[注 5][9]2015年(平成27年)にはゆめタウンでベスト3に入るまでの高収益店舗に成長しており、4月25日には南館を光の森駅方面へ増床している[10]。将来的には光の森駅と高架通路で接続する構想もある[11]。
2006年(平成18年)[12]より駐車場を利用して熊本県と共同でパークアンドライドを光の森駅で行っており、申込者が多い[13][14]。
この駐車場は、ゆめタウン光の森がロアッソ熊本のホームスタジアムであるえがお健康スタジアムに比較的近い事から、公式戦等が開催される時に臨時駐車場としても利用されている。こういった縁などからロアッソ熊本のピッチボードスポンサー[15]となっており、店内にはロアッソ熊本のフラッグを掲げるなど応援体制を取っている。
ここでは特筆すべきテナントを述べる。
なお、一部のテナントではTOHOシネマズの映画鑑賞券の半券を提示すると割引などのサービスが受けられる。
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