Loading AI tools
ウィキペディアから
『ふなっしー探偵 無差別爆破テロ発生! 1300万人の命を守れ! スカッと事件を解決せよ!』(ふなっしーたんていむさべつばくはテロはっせいせんさんびゃくまんにんのいのちをまもれスカッとじけんをかいけつせよ)は、フジテレビ系列で2016年1月7日(木曜日)19:57 - 21:54(JST)に放送された単発スペシャルのテレビドラマ。
ふなっしーの初主演ドラマ[1][2]であり、実在のふなっしーにフィクションの設定を加えた物語が描かれる。また、フジテレビアナウンサーの永島優美は、これがドラマ初出演となる[3]。
特異なキャラクターで日本中の人気者のゆるキャラ・ふなっしーには、別の顔があった。それは「探偵」。警視庁刑事の平塚平八郎に秘かに協力し、数々の事件を解決に導いてきたのだった。
ある日、都内各所で連続爆破事件が発生、芝臨海警察署宛てに犯行声明が送られてくるが、犯人が名乗った名前「地獄のスノーマン」を聞いた刑事の平塚平助は驚く。
「地獄のスノーマン」とは、30年前に都内で連続爆破事件を起こしながら未だ検挙されていない爆弾魔で、平助の亡き父で警視庁きっての名刑事と呼ばれた平八郎が唯一犯人を捕まえられなかった事件だったからだ。
その後、「地獄のスノーマン」から「爆弾を都内に仕掛け、東京都民1300万人を人質にとった」という内容の爆破予告と共に、爆弾を仕掛けた場所を示した暗号が次々と送り付けられてくる。
平八郎と「地獄のスノーマン」を必ず捕まえると約束した特別な思いを持つふなっしーは、平助と共に暗号を1つずつ解読し、FNS(ふなっしーネットワークシステム)の協力も仰ぎながら、事件の核心に迫っていく。
日本の治安と子供たちの笑顔を見守るために結成されたネットワークシステムで、ご当地キャラクター・ゆるキャラたちによって構成されている。しかしその存在は公にできないため、密かに平塚家内に本部が設置されている。
ドラマは「もしふなっしーが裏で警察とつながっていたら、日本にはもっと笑顔があふれるのでは?」というアイデアから企画された[7]。スタッフはバラエティー番組とドラマ番組の混合チームとなっており、「一番は、とにかくワクワクしていただき、存分に楽しんでいただくこと」を掲げて制作された。なお、作中の暗号解読についてはクイズ番組の作家が参加している[12]。
撮影は2015年12月に集中して行われ、同月における児嶋のスケジュールは本作に20日間取られた[13]。また、格闘シーンに際してふなっしーは跳び蹴りや回し蹴りを練習させられ[14]、暗号解読のシーンは児島とふなっしーのアドリブが多く採用されている[12]。
2016年6月28日にはチバテレで放送された『白黒アンジャッシュ』にふなっしーが出演し、本作の裏話を明かした。それによれば、企画初期の段階ではふなっしーが探偵役という設定こそそのままだったものの相棒にはコラムニストのマツコ・デラックスが予定されており、タイトルも『マツコ・デラックス殺人事件』だったがマツコのNGを経て児島が相棒となったため、この時点でふなっしーは本作のことを「ドッキリだな、と思った」という[15]。なお、マツコは以前からふなっしーに対して温かいコメントを数々出している[16]うえ、同年10月25日には日本テレビで放送された『月曜から夜ふかし』で初共演を果たし、ふなっしーの活躍に一目置いていることを明かしている[17]。
視聴率は6.8%と同時間帯での民放最下位だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)ことから、インターネット上では低視聴率に絡めて酷評された[18][19]。しかし、その一方で奇抜な設定や(刑事ドラマとしては)王道の物語は「意外と見応えがある」などとも話題になった[11]ほか、作中で子供に接するふなっしーの自然さや児嶋の演技には称賛が寄せられた[20]。
扶桑社より2016年8月23日発売。百瀬しのぶ(小説)、なかおけいこ (イラスト) 。ISBN 9784594075385
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.