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ちゅ~かな雀士てんほー牌娘(ちゅーかなじゃんしてんほーぱいにゃん)は、PlayStation 2用の脱衣麻雀ゲーム。2004年12月28日発売、発売元はジェネックス。CEROレーティング15歳以上対象。コレクターズエディションにはボーカルCDとドラマCDが付属している。
Windows移植版『ちゅ~かな雀士てんほー牌娘special』2005年12月22日発売。R指定。
またジャレコよりニンテンドーDSとPlayStation Portableで、移植版『ちゅ~かな雀士てんほー牌娘Remix』が2007年6月28日に発売された。
1893年、西太后の命を受けた「鈴 鈴鈴(リン・リンリン)」は、白面金毛九尾狐(はくめんこんもうきゅうびのきつね)の霊力が封じられた「殺生石」のかけらを全て集めて持ち帰るため、清国から日本へと渡った。 リンは「ちゅ~かな雀士てんほー牌娘」へと変身して、殺生石の持ち主に麻雀勝負を挑み、勝利して石を奪わなくてはならない。
本ゲームは、ストーリーパートと麻雀パートが交互に進行する。まずはリンが日本で最初に出会う人物を、協力者として選択する。麻雀パートでは通常の脱衣麻雀と異なり、持ち点制ではなく設定された耐久力を麻雀の上がり点で攻撃して奪いあう、というシステムになっている。そのため、ダメージを受けた後に和了しても、耐久度は上がり点ほどには回復せず、耐久度の上限を超えて回復することもない。
プレイヤーが和了した場合、あがり役の翻数に応じてスロットマッチを行うことができ、イカサマ技や覚醒ポイントを入手することができる。 相手の耐久度を全て奪うと勝利となり、パイニャンの仙術が炸裂して大爆発が起き、相手の衣服がぼろぼろになる。ここで場面は殺生石探索の画面となり、倒れている相手の身体をカーソルでまさぐり、殺生石を奪うと次のストーリーモードに移る。
ここで特筆されるのが、本ゲームは他の脱衣麻雀と異なって、対戦相手に男性のキャラクターが存在するという部分である。倒した相手が男性の場合、最初に表示されるのは警告文を載せた画面であり、ゲーム自体はその画面のままでも進行可能である。
倒した相手は協力者として加わり、協力者が持っていた殺生石を覚醒させると、所有者に応じた協力技を使用できるようになる。 すべての対戦を終えるまでに殺生石を全部覚醒させたかどうかで、ストーリーが分岐する。
園田健一デザインのキャラクター。
あかつきごもくデザインのキャラクター。ストーリーの合間に語り部として登場。
主要な開発者とキャストは『アイドル雀士スーチーパイ』と同一であり、PS2版発売の当初は発売元の関係上明示こそされないものの、スーチーパイと同じ世界の物語であることが、本編中やコレクターズエディション付属のドラマCDにおけるいくつかの場面で匂わされていた。PSPおよびDSへの移植に際して発売元がジャレコに移ったため、正式にスーチーパイの前史的な位置づけであることがスタッフより公表された。
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