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さよりめしとは、岐阜県中濃地方、東濃地方に伝わる郷土料理の一つである。
ここでのさよりはサヨリではなくサンマのことである。中濃地方(可児郡御嵩町、可児市、美濃加茂市)、東濃地方(恵那市東野)などでは細長い体の魚を「さより」と呼んでいたためである[1][2][3][4][5]。岐阜県内でも美濃市や飛騨地方などでは「さんまご飯」「さんまめし」と呼ぶ[1]。
主な材料はサンマ、白米である[3][13]。地域によってはショウガ、サトイモ、サンショウ、ゴボウなども使用する[13]。調味料は、酒、しょう油、塩などを使用する。サンマは余すことなく使用され、サンマは輪切りやぶつ切りにし、骨、内臓も味付けのためそのまま使用する(予め、頭、尾、内臓を取り除いたサンマを使用する地域もある[3])。
調理法は地域によって異なる。ご飯が炊き上がる寸前に輪切りしたサンマと塩を入れ、蒸らしてからご飯とかき混ぜる調理法[3]。水につけた白米に調味料を加え、その上にサンマ(塩漬けまたは生)を置いて炊き、炊き上がった後にサンマの頭、骨、内臓を取り除いて身をほぐしかき混ぜる調理法[13]。水につけた白米に調味料を加え、その上に焼いたサンマを置いて炊き、炊き上がった後にサンマの頭、骨、内臓を取り除いて身をほぐしかき混ぜる調理法[13]などがある。
東濃実業高校商品開発コースの生徒による「サヨリ飯復活プロジェクト」で開発された缶詰では、具材としてサンマ以外に、ゴボウ、ショウガ、ニンジン、シイタケ、油揚げ、ゴマなどが加えられている[14]。
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