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永井豪による日本の漫画作品 ウィキペディアから
『あばしり一家』(あばしりいっか)は永井豪による日本の漫画作品。
あばしり一家 | |
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ジャンル | ギャグ漫画 |
漫画 | |
作者 | 永井豪 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオンコミックス 秋田コミックス・セレクト 秋田漫画文庫 角川文庫 |
発表号 | 1969年 - 1973年 |
巻数 | 全15巻(少年チャンピオンコミックス) 全4巻(秋田コミックス・セレクト) 全15巻(秋田漫画文庫) 全5巻(角川文庫) |
OVA | |
原作 | 永井豪 |
監督 | 渡部高志 |
脚本 | 渡部高志 |
キャラクターデザイン | 粟井重紀 |
音楽 | 見良津健夫 |
アニメーション制作 | スタジオぴえろ、東京キッズ |
製作 | ダイナミック企画、スタジオぴえろ 創映新社、ネクスタート |
発売日 | 1992年 |
話数 | 全4話 |
その他 | 学習研究社『レンタマン』内の コンテンツとして発表 |
映画:あばしり一家 THE MOVIE | |
監督 | 石井てるよし |
制作 | 「あばしり一家」製作委員会 |
封切日 | 2009年11月21日 |
上映時間 | 70分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載(1969年-1973年)。
「悪馬尻(あばしり)」という苗字の一家全員犯罪者という、とんでもない家族が織り成すギャグ・エロ・暴力のドタバタを描くピカレスク・ギャグ・アクション。映画のように良く練られたストーリーが特徴。アクションシーンでは血が飛び散り、腕が飛び、木っ端微塵に爆殺など、従来の漫画表現では控えられていたリアリティ、エロ、猟奇すらギャグとして笑い飛ばす豪放磊落さ、主人公が極悪人であるためモラルの壁が存在しない自由なストーリー展開など、やりたい放題描いたらどれほど面白くなるか、という挑戦的な作品でもあった。
作風はとても能天気で明るく、陰惨さが微塵もない快作に仕上がっており、現在でも永井豪作品の中でも非常に人気の高い作品である。基本的にギャグ漫画であるが、血生臭い殺傷・暴力シーンや少年誌の範囲を超えるようなエロティックな場面が多数現れ、ジャンルの分類しにくい漫画である。
数回分の中篇で一つのまとまった形で話を完結させ、連載を続けていく方式をとり、「読み切り」と「続き物」との中間に位置する(現在で言う所のシリーズ連載)形式と言える。あばしり一家が出演すれば「なんでもあり」といった作風で、西部劇風、SF風、怪談、悪人オリンピック編など、様々なエピソードが存在する。『ゴーモン族』の巻では、同じ作者の『デビルマン』のセルフパロディを行った他、『キッカイくん』のドクター・ゲルペゾルテが登場した。
以下の5種類が発売されている。現在はeBookJapan他の電子書籍版がダウンロード可能。
この他、別冊少年チャンピオン(現・月刊少年チャンピオン)1971年7月号に掲載された単行本未収録の外伝「下肥一家の巻」(作画・石川賢)「大子ちゃんだよーの巻」(岩沢友高)「血と汗と涙の巻」(風忍)、グランドジャンプ2016年17号に掲載された「あばしり一家 21st century」(細野不二彦)が存在する。
学習研究社が発売していたビデオマガジン『レンタマン』内のコンテンツとして製作され、1992年にポニーキャニオンより発売された。全4話。
2009年11月21日公開。外岡えりかの映画初主演作品である。
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