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日本の社会人野球チーム ウィキペディアから
JR西日本硬式野球部(ジェイアールにしにほんこうしきやきゅうぶ)は、広島県広島市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである。6つあるJR本社チームのうち、唯一本社所在地と本拠地が同一都道府県にないチームである(JR東日本東北は、JR東日本の営業エリアが広く、東北地方で活動していた鉄道管理局チームが多かったことから、他地区と分離の上本社支援としたもの)。
チーム名(通称) | JR西、JR西日本 |
---|---|
加盟団体 | 日本野球連盟 |
加盟区分 | 企業チーム |
創部 | 1935年 |
チーム名の遍歴 |
広島鉄道局(1935年 - 1950年)→ 広島鉄道管理局(1950年 - 1987年)→ JR西日本(1987年 - ) |
本拠地自治体 | 広島県広島市 |
チームカラー | 青色 |
監督 | 田村亮 |
都市対抗野球大会 | |
出場回数 | 7回 |
最近の出場 | 2024年 |
最高成績 | ベスト8 |
社会人野球日本選手権大会 | |
出場回数 | 8回 |
最近の出場 | 2022年 |
最高成績 | 2回戦進出 |
全日本クラブ野球選手権大会 | |
出場回数 | ※出場資格なし |
1935年に創部した「広島鉄道局」が前身。当時は全国各地に強豪鉄道局チームが存在し、全国大会への出場は果たせなかった。1950年の組織改正で「広島鉄道管理局」に改称。さらに国鉄民営化で「JR西日本」に改称した。1999年に全国大会初出場、2004年の日本選手権1回戦で七十七銀行を相手に2大大会初のタイブレークが適用される激戦を制し、全国大会初勝利を挙げた。
2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故を受ける形で活動自粛、同年7月8日に活動休止の届出を行った。休部後、主力選手は活動の場を求めて他チームに移籍している。
以後長らく活動を休止していたが、2013年度に活動再開を目指す方針が報じられ[1]、2013年1月に広島県野球連盟に活動再開届を提出した[2]。その年の都市対抗野球大会予選には出場しなかったが、秋の日本選手権大会予選に出場し、計3勝を挙げた。そして翌2014年、第85回都市対抗野球大会の中国地区予選では伯和ビクトリーズとの第2代表決定戦に勝利し、創部80年目にして本大会初出場を決めた。[3]さらに同年の日本選手権大会にも9大会ぶりに出場したが、両大会とも初戦敗退となった。
2015年のドラフト会議では、高野圭佑(ロッテ7位)・杉本裕太郎(オリックス10位)の二人が所属選手として18年ぶりに指名された。
選手は全員が中国統括本部(経営企画部など)および広島支社管内の現業機関(広島駅・横川駅・広島車掌区など)に勤務しながら練習を行っている。練習拠点はかつてNTT中国の練習場として使用されていた「JR西日本広島総合グラウンド」(広島市安佐北区安佐町)。
2016年からは広島東洋カープで内野手・外野手・コーチ・二軍監督を歴任した山崎隆造(中国放送野球解説者)が臨時コーチを務めている。
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