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ソーシャルVR ウィキペディアから
cluster(クラスター)は、クラスター株式会社が開発・運営するソーシャルVRサービスである[2]。
アプリケーションはデスクトップ版、VR版、スマートフォン版の3種類のプラットフォーム向けに提供されており、Windows、macOS、iOS、Androidなど、さまざまな環境で使用することが出来る[3]。VR版では、PCを介さずOculus Quest 2単体でのプレイも可能[4]。
2016年2月にcluster.のα版がリリースされ、2017年6月に正式版がリリースされた[5]。
ソーシャルVRと呼ばれる3DCG空間上でアバターを介してコミュニケーションをとることができるサービスの一つである。VR機器がなくてもPCやスマートフォンから利用することが可能である。
誰でも手軽にイベントや会議を開催するための機能(イベント作成機能、参加者の権限設定、PDF・画像等を表示するスクリーン、テキストチャット、ギフトなど)が標準で提供されている点がこのサービスの特徴である。
2020年6月11日に大型アップデートによりcluster上でマルチプレイゲームを制作・公開できる新機能がリリースされた。それに伴いゲームワールドコンテストが開催されるなど、クリエイター向けのイベントも充実している。
イベントはclusterの公式Webサイトから作成することが可能である。
イベント作成時には以下の内容を設定することが可能である。
公開範囲が公開の際は最長4時間のイベントが開催可能であり、500人まで同時にアクセス可能である。それに対して、限定公開の際はイベント時間が最長40分、同時アクセス数も50人までとなるので注意が必要である。
会場は、予め用意されたいくつかのワールドまたは自身がclusterにアップロードしたワールドを使用可能である。
スタッフは、イベントの運営を行うユーザーを予め指定して追加することが可能である。スタッフ内で管理者を設定することが可能である。管理者として設定されたユーザーはイベント情報や運営に必要なすべての権限が付与される。スタッフとして追加するメンバーも管理者のみが設定できる。また、スタッフ向け機能の中にゲスト権限の付与という項目があり、ユーザーIDを追加することで一般参加者であってもマイクの使用権限等を付与することが可能である。ゲスト権限は一般参加者が登壇するような場面で使用する[6]。
clusterのイベントではVアイテムと呼ばれるギフトをイベントの運営者に贈ることが可能である。クラスターコインというcluster内で利用可能な通貨で、Vアイテムを購入できる。贈られたVアイテムはVポイントという形で受け取ることが可能である。1ポイント1円として払い出しが可能である[7]。
clusterでは、自分自身でモデリングしたアバターや購入したアバターをカスタムアバターとしてアップロードして使用できる。カスタムアバターはVRMというファイル形式のものが使用できる。カスタムアバターで使用する3Dモデルは、2022年1月6日よりファイルサイズなどの制限がなくなった。ただし、常識的な範囲での利用を促す内部制限はある[8]。
制限撤廃以前の3Dモデルは、以下の要件を満たす必要があった。
項目 | 上限 |
---|---|
GameObjectの数 | 256 |
ポリゴン数 | 32,000 |
メッシュの数 | 16 |
メッシュ数の合計 | 32 |
ブレンドシェイプの数 | 64 |
ボーン数(Humanoid必須ボーンを含む) | 128 |
マテリアル数 | 8 |
テクスチャ画像形式 | png |
テクスチャサイズ | 2048x2048 |
画像枚数 | 16 |
カスタムアバターは公式Webサイトからアップロード可能である。
2020年6月10日~はREALITYで制作したアバターが利用可能となった。[9]
ワールドはclusterアプリ内から使用できるワールドクラフト機能または、Unityにclusterが配布するCreator Kitのパッケージを追加することで、制作・アップロードできる。最新の情報はCLUSTER CREATOR KITのドキュメントページを参照。
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