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アメリカの映画作品 ウィキペディアから
『7つの贈り物』(原題: Seven Pounds)は、2008年にアメリカ合衆国で製作・公開された映画。監督はガブリエレ・ムッチーノ。ウィル・スミス演じる主人公は、7人の人生を変えようとする。ロザリオ・ドーソン、ウディ・ハレルソンそしてバリー・ペッパーも出演。アメリカ合衆国とカナダでは2008年12月19日、日本では2009年2月21日に公開された。
7つの贈り物 | |
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Seven Pounds | |
監督 | ガブリエレ・ムッチーノ |
脚本 | グラント・ニーポート |
製作 |
トッド・ブラック ジェイソン・ブルーメンソル ジェイムス・ラシター ウィル・スミス スティーヴ・ティッシュ |
製作総指揮 |
デヴィッド・クロケット デヴィッド・ブルームフィールド ケン・ストヴィッツ ドメニコ・プロカッチ |
出演者 |
ウィル・スミス ロザリオ・ドーソン ウディ・ハレルソン マイケル・イーリー バリー・ペッパー |
音楽 | アンジェロ・ミィリ |
撮影 | フィリップ・ル・スール |
編集 | ヒューズ・ウィンボーン A.C.E |
製作会社 |
コロンビア・ピクチャーズ レラティビティ・メディア オーバーブック・エンターテインメント エスケイプ・アーティスツ |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ リリーシング ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
公開 |
2008年12月19日 2009年2月21日 |
上映時間 | 123分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $55,000,000[1] |
興行収入 | $168,482,448[1] |
日本公開時のキャッチコピーは「あなたなら、受け取れますか?」。
トーマス(ウィル・スミス)は運転中に携帯電話に気をとられ、事故を起こす。その事故で見知らぬ6人と婚約者のサラ・ジェンソン(ロビン・リー)を死なせてしまった。
事故の翌年、トーマスは航空学エンジニアの仕事をやめ、アメリカ合衆国内国歳入庁で働く弟のベン(マイケル・イーリー)のドナー(臓器提供者)となって肺を提供する。さらに6ヶ月後、彼は自分の肝臓をチャイルド・サービスで働くホリー(ジュディアン・エルダー)に提供する。その後も、トーマスは臓器提供を受けるに値する良い人を探し続ける。そしてジュニア・ホッケー・チームのコーチをするジョージ(ビル・スミトロヴィッチ)に腎臓を提供し、男の子のニコラス(クインティン・ケリー)には骨髄を提供する。
トーマスはホリーに「助けが必要なのに求めない人はいないか?」とたずねる。ホリーは同居する男から日々DVを受けているコニー・テポス(エルピディア・カリーロ)を紹介する。トーマスはコニーと2人の子供を海岸沿いにある自分の豪邸によび、家の鍵をあげる。そして、彼はペットのハブクラゲと一緒にモーテルに引っ越すのだった。
トーマスは弟の資格証明書を盗んで、弟の名前であるベンと名乗り、歳入庁のデーターベースを利用してドナーから提供を受けるにふさわしい最後の2人を探す。1人目は盲目でピアノも弾く肉のセールスマンのエズラ・ターナー(ウディ・ハレルソン)。トーマスはエズラ・ターナーの性格を調べるために電話し、目の見えないことを侮辱してわざと怒らせようとするが、エズラは怒るどころか穏やかだった。またエズラ自身の生活も堅実なものであり、トーマスはエズラの人柄を認め、ドナーとして臓器を提供しようと決める。
次にトーマスは、心臓病をもち、グリーティング・カードの印刷業を営むエミリー・ポサ(ロザリオ・ドーソン)と会う。トーマスは彼女と過ごしている間に庭の草刈りをしたり、草原にエミリーの飼っている犬を連れてデートをしたり、壊れてしまった印刷機を直したりする。そうしている内に互いに惹かれ合って恋が芽生え、ドナーとなって心臓を提供しようと決める。
弟のベンが自分のアメリカ合衆国内国歳入庁のIDカードを取り返しに、エミリーの家へやって来る。トーマスはカードを返し、車の中で待つと言う弟を残して家に入るが、裏から逃げ出す。そして常宿のモーテルに帰り、救急へ電話して「この部屋に自殺者がいる」と通報したうえ、氷水を入れた浴槽に毒を持つクラゲとともに沈み、自ら脳死状態になろうとするのだった。
※括弧内は日本語吹替
『7つの贈り物』はコロンビア ピクチャーズの下、グラント・ニーポートが書いた脚本を基に製作された。2007年9月にガブリエレ・ムッチーノ監督は、同じくウィル・スミス主演の2006年の映画『幸せのちから』のスタッフで製作することを決めた。
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