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2000年のオールスターゲームは、2000年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
PJ:BASE#NPBポストシーズンに準じた対応をとるべき記事であるため、ランニングスコアの記載等ご遠慮ください。(2022年5月) |
2000年のNPBオールスターゲーム | |||
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2000サンヨーオールスターゲーム | |||
ゲームデータ | |||
スポンサー | 三洋電機 | ||
セ監督 | 星野仙一 | ||
パ監督 | 王貞治 | ||
セ投票最多 | 松井秀喜 | ||
パ投票最多 | イチロー | ||
第1戦 | |||
日程 | 7月22日 | ||
開催地 | 東京ドーム | ||
スコア | パリーグ | 4-5 | セリーグ |
MVP | ロベルト・ペタジーニ | ||
第2戦 | |||
日程 | 7月23日 | ||
開催地 | グリーンスタジアム神戸 | ||
スコア | セリーグ | 12-4 | パリーグ |
MVP | 山﨑武司 | ||
第3戦 | |||
日程 | 7月26日 | ||
開催地 | 長崎ビッグNスタジアム | ||
スコア | セリーグ | 9-3 | パリーグ |
MVP | 清原和博 | ||
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20世紀最後のオールスターゲームは前年日本一に輝いた福岡ダイエーホークスの王貞治監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率い、セ・リーグ優勝の中日ドラゴンズの星野仙一監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率いて戦った。第3戦は当初、7月25日に行われる予定だったが、6月16日に崩御した皇太后良子の斂葬の儀が行われたため試合を中止し、7月26日に順延となった。
このオールスターで全セのコーチを務めたのは長嶋茂雄(読売ジャイアンツ監督)と権藤博(横浜ベイスターズ監督)だった。全パ監督王と長嶋のONコンビがオールスターにユニフォームを着て同時に登場したのは1979年以来のことである。
全セの負けなし3連勝となった。これで全セは1997年の第2戦以来の8連勝を達成(オールスター記録)した。オールスターにおける2年連続3連勝は初めてのことだった。
ドミンゴ・マルティネス(読売ジャイアンツ)、レオ・ゴメス(中日ドラゴンズ)、ロバート・ローズ(横浜ベイスターズ)の3選手が全セの外国人出場選手登録されたために前半戦大活躍したヤクルトスワローズの大砲・ロベルト・ペタジーニが選考から洩れてしまったが、マルティネスが故障によって出場辞退したことでペタジーニが補充された。マルティネス辞退はもう一人の大砲・清原和博(巨人)をも一塁手として補充させる結果になった。しかも補充要員のペタジーニと清原はそれぞれ第1戦、第3戦でMVPを獲る椿事を巻き起こした。
オールスター史に残る記録としては第2戦全パが1イニング7失点をしてしまったことと復活した「お祭り男」清原の前人未到の7度目のMVP受賞である。また、中日ドラゴンズからエディ・ギャラード、メルビン・バンチ、レオ・ゴメスの3人の外国人選手がいずれも初出場しているが、同一球団から3名の外国人選手が同時に初出場を果たしたのは、この年のみである(2011年10月現在)。
なお、第2戦の開催球場となったグリーンスタジアム神戸(現:ほっともっとフィールド神戸)は翌年以降はオールスターゲームは開催されていない。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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監督 | 星野仙一 | 中日 | 監督 | 王貞治 | ダイエー | ||
コーチ | 長嶋茂雄 | 巨人 | コーチ | 東尾修 | 西武 | ||
権藤博 | 横浜 | 仰木彬 | オリックス | ||||
投手 | 投手 | 松坂大輔 | 西武 | 2 | |||
岩瀬仁紀 | 中日 | 初 | 吉田修司 | ダイエー | 初 | ||
バンチ | 中日 | 初 | ペドラザ | ダイエー | 2 | ||
ギャラード | 中日 | 初 | 石井貴 | 西武 | 3 | ||
メイ | 巨人 | 初 | 森慎二 | 西武 | 2 | ||
工藤公康 | 巨人 | 8 | 小倉恒 | オリックス | 初 | ||
小宮山悟 | 横浜 | 7 | |||||
川崎憲次郎 | ヤクルト | 4 | 小林雅英 | ロッテ | 初 | ||
高津臣吾 | ヤクルト | 4 | 小野晋吾 | ロッテ | 初 | ||
五十嵐亮太 | ヤクルト | 初 | 岩本ツトム | 日本ハム | 3 | ||
建山義紀 | 日本ハム | 初 | |||||
高橋建 | 広島 | 初 | 前川勝彦 | 近鉄 | 初 | ||
藪恵壹 | 阪神 | 6 | 山村宏樹 | 近鉄 | 初 | ||
岡島秀樹 | 巨人 | 初 | 戎信行▲ | オリックス | 初 | ||
遠山奬志▲ | 阪神 | 初 | |||||
捕手 | 古田敦也 | ヤクルト | 11 | 捕手 | 城島健司 | ダイエー | 4 |
谷繁元信 | 横浜 | 5 | 日高剛 | オリックス | 初 | ||
野口寿浩 | 日本ハム | 2 | |||||
一塁手 | 一塁手 | ||||||
二塁手 | 仁志敏久 | 巨人 | 2 | 二塁手 | 大島公一 | オリックス | 初 |
三塁手 | 三塁手 | 中村紀洋 | 近鉄 | 4 | |||
遊撃手 | 二岡智宏 | 巨人 | 2 | 遊撃手 | 松井稼頭央 | 西武 | 4 |
内野手 | 立浪和義 | 中日 | 8 | 内野手 | 小久保裕紀 | ダイエー | 5 |
ゴメス | 中日 | 初 | 小坂誠 | ロッテ | 3 | ||
山﨑武司 | 中日 | 2 | 福浦和也 | ロッテ | 初 | ||
石井琢朗 | 横浜 | 5 | 小笠原道大 | 日本ハム | 2 | ||
ローズ | 横浜 | 4 | 片岡篤史 | 日本ハム | 5 | ||
ペタジーニ▲ | ヤクルト | 2 | 松中信彦▲ | ダイエー | 2 | ||
清原和博▲ | 巨人 | 15 | |||||
外野手 | 松井秀喜 | 巨人 | 7 | 外野手 | イチロー | オリックス | 7 |
高橋由伸 | 巨人 | 3 | 秋山幸二 | ダイエー | 16 | ||
新庄剛志 | 阪神 | 4 | ローズ | 近鉄 | 4 | ||
木村拓也 | 広島 | 初 | 柴原洋 | ダイエー | 初 | ||
金本知憲 | 広島 | 4 | |||||
坪井智哉 | 阪神 | 初 | |||||
指名打者 | ボーリック | ロッテ | 初 |
7月22日 東京ドーム 開始18:31(試合時間:2時間58分) 観衆数/40,917人
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7月23日 グリーンスタジアム神戸 開始18:37(試合時間:2時間52分) 観衆数/28,538人
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7月26日 長崎ビッグNスタジアム 開始18:31(試合時間:2時間52分) 観衆数/17,929人
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