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2002年のバー・スティアーズ監督によるアメリカ映画 ウィキペディアから
『17歳の処方箋』(じゅうななさいのしょほうせん、Igby Goes Down)は、2002年のアメリカ合衆国の青春映画。 バー・スティアーズの初監督作品で[2]、出演はキーラン・カルキンとクレア・デインズなど。 裕福なエリート家庭に育ちながら、偽善的な周囲の人々や社会に対して怒りをぶつける1人の少年の成長を描いている[3]。
17歳の処方箋 | |
---|---|
Igby Goes Down | |
監督 | バー・スティアーズ |
脚本 | バー・スティアーズ |
製作 |
マルコ・ウェバー リサ・トーネル |
製作総指揮 |
フラン・ルッチ デヴィッド・ルービン リー・ソロモン ヘレン・ビードルストン |
出演者 |
キーラン・カルキン クレア・デインズ ジェフ・ゴールドブラム ビル・プルマン スーザン・サランドン |
音楽 | ウヴェ・ファーレンクロッグ=ピーターソン |
撮影 | ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ |
編集 | ウィリアム・エム・アンダーソン |
製作会社 |
ユナイテッド・アーティスツ Atlantic Streamline |
配給 |
MGM エスピーオー |
公開 |
2002年9月13日 2004年9月11日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $9,000,000[1] |
興行収入 |
$4,777,465[1] $6,919,198[1] |
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
17歳のイグビーは、裕福な家庭に育ったものの、モンスターのように強圧的な母・ミミ、プレッシャーから精神を病んでしまった父・ジェイソン、そしてコロンビア大学に通うエリートだが何を考えているのか分からない冷酷で女たらしの兄・オリヴァーに囲まれた窮屈な生活にほとほと嫌気がさしていた。通っていた名門校でトラブルを起こして放校になると、怒った母から士官学校に入れられてしまうが、そこでも問題を起こしてしまう。
イグビーは夏の間だけ名付け親のDHの下で働くことになる。そこで女子大生のスーキーと、DHの愛人であるレイチェル、そしてレイチェルの友人ラッセルと出会い、これまで味わったことのない自由な生活を満喫する。
※括弧内は日本語吹替
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『ライ麦畑でつかまえて』の血脈にある『17歳の処方箋』は痛烈な機知に富み、鋭い観察力を持っている。」であり、135件の評論のうち高評価は76%に当たる102件で、平均して10点満点中6.94を得ている[4]。 Metacriticによれば、30件の評論のうち、高評価は23件、賛否混在は4件、低評価は3件で、平均して100点満点中72点を得ている[5]。
第60回ゴールデングローブ賞でキーラン・カルキンとスーザン・サランドンがそれぞれ主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)と助演女優賞にノミネートされたが、受賞はならなかった。
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