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平安時代後期の貴族。正四位下・備中守。白河上皇の近臣、藤原師実の家司 ウィキペディアから
高階 為家(たかしな の ためいえ)は、平安時代後期の貴族。正三位・高階成章の子。官位は正四位下・備中守。白河上皇の近臣としてだけでなく、関白藤原師実の家司としても仕えた。
白河朝初頭の延久4年(1072年)ごろ美作守任ぜられたのち、播磨守・伊予守・近江守と富裕な大国・上国の国司を歴任する一方で、白河院の近臣や関白・藤原師実の家司も務め、承暦元年(1077年)には正四位下に叙せられている。しかし、寛治7年(1093年)春日神人を暴行したとして興福寺衆徒から訴えられ、為家は近江守を解かれて土佐国に配流となった。
のち許されて、承徳3年(1099年)丹後守に任ぜられて官界へ復帰し、康和4年(1102年)越前守、長治元年(1104年)備中守と引き続き受領を歴任した。
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