Loading AI tools
ウィキペディアから
青山ブックセンター(あおやまブックセンター、略称ABC)は、ブックオフコーポレーション株式会社が東京都内に店舗展開する書店チェーンである。
東京・六本木で創業した書店で、写真・デザイン・建築関連書や洋書、主に新刊書の取り扱いが多いが、絵画一般・彫刻関連書や、初版から経年した書籍の在庫は少ない。
看板広告などを手掛けていた広告代理店の株式会社ボード[1]が、1980年に六本木へ1号店[2]を開店し、1984年に広尾店、1992年に新宿店開店とともに株式会社青山ブックセンターが組織されている。
グループ会社により運営されていた書店チェーンで、東京都内に合計7店舗を構えグループ全体で年商約40億円以上の時期もあるが、消費低迷と競争激化に加えて店舗拡張費用が財務を圧迫し[3]、2004年7月16日に主帳合取次会社の栗田出版販売が株式会社ボードほか運営会社計3社へ破産の債権者申立て、突如全店が営業中止になる。
2004年7月30日に運営会社3社と日本洋書販売(洋販)が民事再生の申立てを行い、破産手続を中止して運営会社3社の株式80%を洋販へ譲渡する。洋販の支援を受けて同年9月29日に青山本店と六本木店が営業再開し、広尾店は9月11日に流水書房として再出発する。2005年9月に自由が丘への再出店と、福岡店を関東地方以外で初の新規出店、2006年11月にHMV渋谷店を出店するも、福岡店は2007年8月、HMV渋谷店は2007年9月に閉店している。
2004年から2008年まで洋販子会社の洋販ブックサービス株式会社が運営するも、2008年7月31日に親会社の「日本洋書販売」が破産法に基づく破産手続開始を申請し、同社債務の連帯保証を負う洋販ブックサービス株式会社も民事再生法に基づく再生手続開始を申請し[4]、店舗営業は継続しながら再建[5]を図ることになる。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | ABC |
本社所在地 |
日本 〒252-0344 神奈川県相模原市南区古淵二丁目14番20号 |
本店所在地 |
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア地下2階 |
設立 | 2008年11月20日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 書籍・雑誌・事務用機器・文房具・CD・DVDなどの販売、カルチャースクールの経営 |
代表者 | 代表取締役社長 土橋武 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 51名 |
主要株主 | ブックオフコーポレーション株式会社 100% |
外部リンク | http://www.aoyamabc.jp/ |
特記事項:2012年4月1日にブラスメディアコーポレーション(株)に吸収合併[6]。屋号としての青山ブックセンターはそのまま。 |
新古書店チェーン「BOOK OFF」を運営するブックオフコーポレーションが再生スポンサー企業に名乗りを上げ、同社傘下で2度目の再建を図る。2008年11月中にブックオフコーポレーション100%出資子会社として「青山ブックセンター株式会社」を設立し、11月末を目途に青山ブックセンターと流水書房が2億5000万円で事業譲渡[7][8]される。2012年4月1日にブックオフグループのブラスメディアコーポレーション株式会社(後の株式会社B&H)が青山ブックセンター株式会社を吸収合併し、青山ブックセンターおよび流水書房の事業を承継。さらに2016年1月18日に株式会社B&Hがブックオフコーポレーションに吸収合併され、現在は同社の直営となっている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.