福島県道55号郡山矢吹線(ふくしまけんどう55ごう こおりやまやぶきせん)は、福島県郡山市から西白河郡矢吹町に至る県道(主要地方道)である。
路線データ
概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...
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- 起点 : 郡山市喜久田町卸1丁目
- 終点 : 西白河郡矢吹町滝八幡(国道4号交点 柿ノ内交差点)
- 総延長:32.293㎞
バイパス・新道
- 大久保工区
- 起点 - 須賀川市矢沢字池ノ下
- 終点 - 須賀川市大久保字後田
- 全長 - 1,460m
- 幅員 - 10.0m(車道部6.0m)
- 須賀川市立白江小学校付近の集落内では当路線が幅員狭小であり、また屈曲部が有ることから車両、歩行者の安全な通行の支障となっていた。また白江小学校の児童の通学の安全を確保するために車両通行の分散化が求められていたことから集落の北西側を迂回するバイパスの建設が2005年度に事業化され、2018年度の完成を目標にしている[4]。
- 高林工区
- 起点 - 岩瀬郡天栄村高林字上野
- 終点 - 岩瀬郡天栄村高林字南
- 延長 - 1014.9m
- 高林地区の集落内の幅員狭小でクランク上に屈曲する安全な通行の支障となる区間をバイパスするために集落の東へ迂回する形で建設された。2018年2月27日に供用され、旧道は村道へ移管された[5]。
道路施設
- 沢布沢橋
- 郡山市片平町字柳作、字西柳作から字ドロブ沢、字東瓜坪に至る。
- 馬場川橋
- 全長:18.8m
- 幅員:7.5m
- 竣工:1977年[6]
- 郡山市片平町字ドロブ沢、字東瓜坪から字北廟サ場、字樋口に至り、一級水系阿武隈川水系馬場川を渡る。
- 逢瀬川橋
- 全長:34.9m
- 幅員:6.0m
- 竣工:1965年[6]
- 郡山市片平町字清水から字元大谷地に至り、一級水系阿武隈川水系逢瀬川を渡る。
- 南川橋
- 郡山市大槻町字衛門田から字愛宕北に跨り、一級水系阿武隈川水系南川を渡る。1986年に発生した8.5水害を契機に南川の河川改修が行われたのに伴い総合流域防災事業として架け替えられた。総工費は6500万円[7]。
- 崖原橋
- 全長:41.4m
- 幅員:6.5m
- 竣工:1972年[8]
- 須賀川市舘ケ岡字来迎寺にて一級水系阿武隈川水系滑川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、歩道は設置されていない。
- 田中橋
- 全長:22.6m
- 幅員:8.5m
- 竣工:1976年[8]
- 須賀川市矢沢字田中から字新田中、字新木曽前に跨り、一級水系阿武隈川水系滑川支流岩根川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、下り線側に歩道が設置されている。
- 富入橋
- 全長:69.8m
- 幅員:6.0m
- 竣工:1968年[6]
- 須賀川市木之崎字下沖から矢田野字藤原、字中大川原に至り、一級水系阿武隈川水系江花川を渡る。
- 柿ノ内橋
- 全長:42.7m
- 幅員:7.5(10.0)m
- 形式:単径間単純合成鋼鈑桁橋
- 竣工:1986年度
- 別名飽度橋。西白河郡矢吹町南町から滝八幡に跨がり、一級水系阿武隈川水系隈戸川を渡る。1930年にかけられ老朽化し、幅員4.9mと狭隘であった旧橋梁の架替のため、1983年度より地方道橋梁整備事業により建設された。総事業費は2億3000万円[9]。