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韓国のサッカークラブ ウィキペディアから
江原FC(カンウォンFC、朝鮮語: 강원 FC、英語: Gangwon Football Club)は、韓国北東部の江原特別自治道をホームタウンとするプロサッカークラブ。韓国プロサッカーリーグ・Kリーグ1所属。
2008年12月18日創設。2009年シーズンよりKリーグに参加する。2013年、Kリーグクラシックで12位となり、尚州尚武と入れ替え戦を行い、2戦合計2-4で敗れKリーグチャレンジ降格となった。2016年、Kリーグチャレンジで3位となり昇降プレーオフを勝ち抜き、2017年からKリーグクラシックに所属する。
Kリーグ(クラシック・チャレンジ)の全参加クラブを通して、唯一江原特別自治道全域をホームタウンに制定しており、特に江原特別自治道の3大都市にあたる江陵市・春川市・原州市を重点ホームタウンと位置付けた。当初のクラブ事務所所在地は春川市であったが、2010年に江陵市にクラブハウスが完成してからは、ここを拠点として活動するようになった。2012年までは主に江陵総合運動場(21,171人収容)[1] をメイン、春川総合運動場(18,370人収容)[2] を準本拠としていたが、2013年から原州総合運動場(14,757人収容))[3] も準本拠地に加え、トリプルスタジアム制を敷いた。しかし2014年から江陵が全面改修を行う関係で使用できなくなり、2015年は1試合も開催されなくなった。その代わりとして束草市にある束草総合運動場(25,000人収容)[4] にメインを移転して過半数を開催した。また2016年にホームゲームを2018年平昌オリンピックの会場となるアルペンシアリゾート内のスキージャンプ場で開催したことで、2017年は同スキージャンプ場を主なホームスタジアムとして利用した。2018年からは春川総合運動場でホームゲームを開催する。
2021年に若手選手の育成を目的としてリザーブチームの江原FC Bを新設し、K4リーグに参戦させた。
2018年に署名偽装・偽造パスポート・裏契約・パワハラなど数々の不正と不祥事が発覚して、昇格への賛美が180度変化した。江原FCは2016年に外国人選手を獲得する際、該当国のサッカー協会が国際移籍同意書(ITC)に署名や前所属チームの移籍合意書のチーム署名を偽装していたことが判明した。2018年に兵役中の選手とは移籍合意禁止する規定に違反する裏契約が発覚した。朝鮮日報はFIFAによる懲戒処分、最悪の場合は一定期間の選手移籍禁止処分になるとした[5]。
シーズン | ディビジョン | 韓国FAカップ | ||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | ||
2009 | Kリーグ | 28 | 7 | 7 | 14 | 42 | 57 | 28 | 13位 | ベスト16 |
2010 | Kリーグ | 28 | 8 | 6 | 14 | 36 | 50 | 30 | 12位 | ベスト32 |
2011 | Kリーグ | 30 | 3 | 6 | 21 | 14 | 45 | 15 | 16位 | 準々決勝敗退 |
2012 | Kリーグ | 44 | 14 | 7 | 23 | 57 | 68 | 49 | 14位 | ベスト16 |
2013 | Kクラシック | 38 | 8 | 12 | 18 | 37 | 64 | 36 | 12位 | ベスト16 |
2014 | Kチャレンジ | 36 | 16 | 6 | 14 | 48 | 50 | 54 | 3位 | 準々決勝敗退 |
2015 | Kチャレンジ | 40 | 13 | 12 | 15 | 64 | 56 | 51 | 7位 | ベスト16 |
2016 | Kチャレンジ | 40 | 19 | 9 | 12 | 50 | 33 | 66 | 4位 | ベスト32 |
2017 | Kクラシック | 38 | 13 | 10 | 15 | 59 | 65 | 49 | 6位 | ベスト16 |
2018 | Kリーグ1 | 38 | 12 | 10 | 16 | 56 | 60 | 46 | 8位 | ベスト32 |
2019 | Kリーグ1 | 38 | 14 | 8 | 16 | 56 | 58 | 50 | 6位 | 準々決勝敗退 |
2020 | Kリーグ1 | 27 | 9 | 7 | 11 | 36 | 41 | 34 | 7位 | 準々決勝敗退 |
2021 | Kリーグ1 |
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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