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九州電力初の海外炭を用いる大型火力発電所として開発が行われ、1989年6月に1号機が運転を開始した。隣接する電源開発松浦火力発電所と併せ「東洋一の石炭火力」と称されたこともある(2001年、2002年に中部電力碧南火力発電所4号機100万kW、5号機100万kWが運転開始したことにより、同発電所の出力は410万kWに達したため、以降はこちらが日本一の石炭火力発電所である)。
2001年4月には2号機の建設が開始されたが[1]、2004年6月に工事を中断した。その後、2016年1月に工事を再開、運用開始時期は2020年6月(当初は2012年3月)とした[2]。
その後2016年4月28日発表の平成28年度経営計画で予定よりも半年前倒しして2019年12月運転開始に変更された。 [3]
2019年6月に試運転を開始し12月20日に営業運転を開始した。
2020年12月29日、2号機のボイラー付属設備で不具合が発生、出力を50%に落としての運転を余儀なくされた。一方、この時期、異例の寒波が襲来して九州電力管内の需要量が過去最高を記録。2号機の不具合が、電力価格やLNGの調達価格が高騰した引き金の一つとなった[4]。
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