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日本のアニメ映画興行 ウィキペディアから
東映アニメフェア(とうえいアニメフェア)は、東映が1990年から2002年7月までアニメーション映画を数本まとめて春休み、夏休みの時期に合わせて劇場公開した時のタイトル。
1969年3月から1989年7月まで展開された「東映まんがまつり」から移行する形で公開開始[1]。同シリーズから実写作品を外し、東映動画制作によるテレビアニメの劇場新作のみによる興行形態となった[1]。1990年3月の興行のみ「東映アニメまつり」であった[1]。後に本企画に倣って特撮作品の劇場版を3本まとめて公開する「東映スーパーヒーローフェア」が1993年から1995年まで展開された[1]。
さらに最近でも復活しており、主におしりたんていシリーズと、サバイバルシリーズをメインとして公開している。
2001年春の『ONE PIECE ねじまき島の冒険』他では、東映アニメフェア歴代最高額の興行収入30億円の大ヒットを記録したものの、翌2002年夏の『デジモンフロンティア 古代デジモン(オニスモン)復活!!』他では興行収入4億円にまで低下してしまう。2003年春に『ONE PIECE』の単独長編映画(『デッドエンドの冒険』)を公開するのはこの時点で決定していたが、本企画は興行収入の低下の影響を受けて終了する事になった。
2003年以降も東映が配給するアニメ映画の制作・公開は行われているが、多くが単独映画として制作されている。「アニメフェア」のような同時上映形式は2006年12月の『映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!』+『デジモンセイバーズ THE MOVIE 究極パワー! バーストモード発動!!』と2009年10月3日の新作1本+旧作3本の3D映画を集めた「とびだす!3D東映アニメまつり」で採られているが、前者の興行収入は3億円と不振であった。2019年4月からは旧称の「東映まんがまつり」名義での興行が復活している[2]。
アニメフェア枠ではないが1994年8月20日には『東映アニメスペシャル』として『GS美神 極楽大作戦!!』『らんま1/2 超無差別決戦! 乱馬チームVS伝説の鳳凰』『平成イヌ物語バウ 原始イヌ物語バウ』3本同時上映[注 1]。1998年は「東映アニメフェア」の公開がなかったが、その代替として3月に『長靴をはいた猫』のニュープリント版と『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』を併映形式で公開。配給収入は2億円程度。7月に『新生トイレの花子さん』、『ズッコケ三人組 怪盗X物語』(フジテレビ共同製作)の実写作品を併映形式で公開。
特記する作品以外は東映動画→東映アニメーションが制作。
2019年以降は東映まんがまつりを参照
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