山下秀明

山下 秀明（やました ひであき、1910年（明治43年）1月1日 - 1995年（平成7年）5月7日^[1]）は、日本の実業家。旭硝子（現AGC）社長や、同社会長、旭硝子財団理事長等を務めた。

人物・経歴

長野県上伊那郡箕輪町生まれ^[2][3]。1932年東京商科大学（現一橋大学）附属商学専門部卒業、旭硝子入社。経理部長等を経て、1959年取締役に昇格。1967年常務取締役。1971年専務取締役。1973年社長^[4][2]。1981年会長^[5]。1987年取締役相談役。1989年旭硝子工業技術奨励会理事長。1990年から旭硝子財団理事長を務め^[2]、1992年にはブループラネット賞を創設した^[6]。ファインセラミックス技術研究組合理事長等も務めた^[7]。1995年5月7日、腎不全のため死去^[1]。

1990年勲二等旭日重光章受章^[1]。

脚注

1. 『現代物故者事典 1994-1996』（日外アソシエーツ、1997年）p.590
2. 「財団60年のあゆみ」旭硝子財団
3. いま活躍中のわが郷土名士 100人＋α週刊読売-1981.05.17
4. 旭硝子第48期有価証券報告書 東京大学
5. 「旭硝子(株)『旭硝子100年の歩み : 伝統・創造・革新. 資料編』(2007.09)」渋沢社史データベース
6. 「特別講演 「真の豊かさを享受できる社会を目指して」 石村 和彦 旭硝子財団理事長／ＡＧＣ旭硝子 代表取締役兼会長」朝日新聞デジタル
7. Untitled -金属系材料研究開発センター

先代 倉田元治

旭硝子社長 1973年 - 1981年

次代 坂部武夫