古賀悠聖
日本将棋連盟の棋士 ウィキペディアから
日本将棋連盟の棋士 ウィキペディアから
古賀 悠聖(こが ゆうせい、2001年1月1日 - )は、日本将棋連盟の棋士[1]。棋士番号は326。中田功門下。福岡県福岡市出身。
3、4歳のときに祖父に将棋を教わる。2011年、小学5年生のときに第10回全国小学生倉敷王将戦の高学年の部で全国優勝[2]。同年9月に奨励会入りした[1]。奨励会三段リーグは第62回(2017年度下期)より参加。第65回(2019年度上期)にて13勝5敗の成績でリーグ3位となり、次点を獲得。2020年9月26日に第67回三段リーグで13勝5敗の3位となり[3]、規定の次点2回獲得によるフリークラス編入権を行使し、四段昇段を内定させた[4]。
2021年9月8日、第52期新人王戦準決勝で梶浦宏孝七段に勝ち、「良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること」を満たして順位戦フリークラスからC級2組への昇級が決まった[5]。
2021年10月11日に行われた第52期新人王戦の決勝三番勝負まで勝ち進んだが、プロ入り同期の伊藤匠に2連敗を喫して準優勝に終わった[6]。
2021年が初開催となったSUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦(準公式戦)の関西予選を勝ち上がり、東西各5人で構成される決勝戦へと進出した[7]。12月26日に行われた東西対抗決勝戦では第3局で東の代表・永瀬拓矢王座を下し、西軍の5戦全勝での勝利に貢献した[8]。
2022年度、順位戦初参加となった第81期順位戦C級2組では9勝1敗の成績でリーグ3位となり、1期抜けでC級1組に昇級すると共に規定により五段へと昇段した。フリークラス編入によりプロ入りした棋士がC級1組へと昇級するのは史上初めてとなる。
2023年度、第82期順位戦C級1組では9勝1敗の成績でリーグ2位となり、1期抜けでB級2組に昇級すると共に規定により六段へと昇段した。フリークラス編入によりプロ入りした棋士がB級2組へと昇級するのも史上初めてとなった。また、順位戦初参加からの2期連続昇級は、1982年度の南芳一と中村修以来、41年ぶりの記録となった。
昇段規定は、将棋の段級 を参照。
開始 年度 |
順位戦 出典[14] |
竜王戦 出典[15] | ||||||||||||||||
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期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
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1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
2019 | 78 | 四段昇段前 | 33 | 6組三段 | -- | 2-1 | ||||||||||||
2020 | 79 | 四段昇段前 | 34 | 6組 | -- | 3-2 | ||||||||||||
2021 | 80 | F編 | 35 | 6組 | -- | 3-2 | ||||||||||||
2022 | 81 | C252 | 9-1 | 36 | 6組 | -- | 5-2 | |||||||||||
2023 | 82 | C126 | 9-1 | 37 | 6組 | -- | 1-2 | |||||||||||
2024 | 83 | B223 | 38 | 6組 | -- | |||||||||||||
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 第33期竜王戦は奨励会員(三段)として出場 |
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